口腔・咽頭科
Online ISSN : 1884-4316
Print ISSN : 0917-5105
ISSN-L : 0917-5105
睡眠時無呼吸症候群に対する治療の検討
小林 隆一唐木 將行森 望
著者情報
ジャーナル フリー

2005 年 17 巻 3 号 p. 317-322

詳細
抄録

平成15年4月~平成16年5月までの14ヶ月間に終夜睡眠ポリグラフ検査 (PSG) を行った成人100例について検討した.75例がSASと診断された.n-CPAPの継続は47例中43例 (91%) で脱落した4例中2例は扁摘や鼻手術が有効であった.SASに対して集学的治療を行うことはCPAPのコンプライアンスや治療の継続率を高めるためにも重要と思われた.

著者関連情報
© 日本口腔・咽頭科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top