東海大学海洋学部
(独)水産総合研究センター西海区水産研究所石垣支所
2004 年 70 巻 5 号 p. 699-705
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成長速度の変動を表すモデルを探索するための補助的手法について展開した。成長係数の時間変化は一般に特定の周期関数でモデル化されるが, 成長係数の1次階差を確率的に記述する方法を用いた。パラメータ推定とモデル選択は, Bayesの定理と周辺尤度に基づいた。従来の手法との比較のため, サクラマスの体長データを解析した。成長メカニズムの情報が不十分なとき, データに基づくモデルの探索が必要である。Bayes型モデルの補助的利用により, データのもつ特性をより詳細に把握できると思われる。
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