抄録
若狭湾西部海域で採集されたヤナギムシガレイ 1776 個体の耳石を用いて,本種の年齢と成長について明らかにした。輪紋は年 1 回形成されると推察され,von Bertalanffy の成長式は,雄:Lt=206.8(1-exp(-0.335(t+0.129)));雌:Lt=238.5(1-exp(-0.297(t+0.157))) で,雌の成長が雄を上回った。また,年齢群成熟率の推定を行うとともに,年齢—体長相関表を作成して小型底曳網漁業における 2 種類の目合による漁獲物の年齢組成を推定した。