兵庫県立農林水産技術総合センター但馬水産技術センター
広島大学大学院生物圏科学研究科
2007 年 73 巻 5 号 p. 891-896
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日本海西部で漁獲されたニギスの体成分の季節変動を調査した。肥満度や腹腔内脂肪,魚体の脂質含量は 5 月に顕著な上昇が確認され,これは本種の加工品(焼きす)の好原料とされる時期と一致していた。魚体脂質や腹腔内脂肪と主餌料であるツノナシオキアミの脂肪酸組成を分析した結果,筋肉脂肪酸組成とツノナシオキアミには組成の類似性が認められたが,腹腔内脂肪との関連性を結論づけるには至らなかった。
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