2009 年 75 巻 3 号 p. 451-452
ブリ属魚類由来ランスフィールド C 群レンサ球菌症原因細菌 Streptococcus dysgalactiae のエリスロマイシン(EM),リンコマイシン(LCM),フロルフェニコール(FF),オキシテトラサイクリン(OTC)およびアンピシリン(ABPC)に対する薬剤感受性を調査した。調査の結果,EM, LCM, FF および ABPC に対して耐性と考えられる株は検出されなかった。OTC には,多くの株が耐性化しており,耐性遺伝子 tet(M)が耐性株から検出された。