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日本水産学会誌
Vol. 77 (2011) No. 1 P 53-60

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http://doi.org/10.2331/suisan.77.53

報文

夜間のイカ釣り操業では船上灯光により船底下に陰影部が形成される。この陰影部の機能を知るため,操業時にスルメイカが集群した段階で船底下に垂下した水中灯を点灯・消灯して陰影部を消失・出現させ,この時のイカの行動を魚群探知機とソナーで観察した。水中灯を点灯すると水中灯より上に分布していたイカが船底下から逃避して釣獲尾数は減少した。水中灯を消灯すると水中灯より下に分散していたイカが陰影部に集群して釣獲尾数は増加した。この結果は,陰影部にはイカを船底下に誘導して釣獲に結び付ける機能があることを示している。

Copyright © 2011 公益社団法人 日本水産学会

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