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(国研)水産研究•教育機構 水産資源研究所
秋田県水産振興センター
岩手県水産技術センター
山形県内水面水産研究所
新潟県内水面水産試験場
富山県農林水産総合技術センター水産研究所
青森県産業技術センター内水面研究所
山形県水産研究所
論文ID: 22-00018
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2000年以降のサクラマス沿岸漁獲量は,日本海側で減少傾向,北海道太平洋側およびオホーツク海側で増加傾向,本州太平洋側ではどちらともいえなかった。毎年の沿岸漁獲量には,気候変動など,経年的に変化する自然環境要因が各年級群に与える影響が強いことが示唆された一方,ふ化放流事業の効果は不明瞭であった。したがって,サクラマスの資源管理にはふ化放流事業よりも自然選択を受けながら再生産を続ける野生魚を活用した方がよいと考えられた。
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