胆道
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症例報告
外傷性胆管狭窄の1例
松田 信介永井 盛太鈴木 英明
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2008 年 22 巻 4 号 p. 530-535

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抄録
症例 : 39歳, 男性. 交通事故で腹部を打撲し, 他院に肝挫傷の診断で10日間入院した. 受傷後20日目, 黄疸が出現, 入院となった. 入院時, 黄疸 (T-Bil ; 6.6mg/dl) と肝機能異常がみられた. 腹部CT, USでは肝門部に大きさ3cmの嚢胞性病変がみられ, 肝内胆管は軽度拡張し, 胆嚢も腫大していた. MRCPでも肝門部に嚢胞性病変があり, 三管合流部直下に胆管狭窄がみられたため, PTBDを施行した. PTBD造影では三管合流部直下から2.5cmにわたって総胆管に狭窄がみられたため, 狭窄部を越えて下部胆管内にチューブ先端を留置した. 胆汁細胞診では悪性所見はなく, 外傷性胆管狭窄の診断で胆管チューブを12Frまで太くし, 内瘻化後退院した. 内瘻化チューブを16Frとした後, PTCSを施行したが, 炎症所見のみであった. PTBD後6カ月でチューブを抜去した. 抜去後1年目のMRCPでも再狭窄はみられなかった.
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© 2008 日本胆道学会
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