胆道
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第2回 発生
第2回 発生 先天性胆道拡張症・膵胆管合流異常の発生論
安藤 久實
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2011 年 25 巻 2 号 p. 239-244

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抄録
要旨:胆管,膵および十二指腸の発生や,膵胆管合流異常の形態的特徴を基にして膵胆管合流異常の発生を推論した.十二指腸の発生段階における再開通時において,胆管は十二指腸との間において2カ所と交通し,この2本の導管周辺は十二指腸閉鎖や狭窄の好発部位となっている.これと同様に,胆管と主膵管ならびに膵管分枝との間に癒合が生じると,胆管と膵管とは2カ所で交通することになる.この2カ所の間の胆管が再開通しなかった場合には,胆管は離断された状態となり,主膵管ならびに膵管分枝は閉鎖した胆管断端にそれぞれ開口し,膵胆管合流異常となる.他方,主膵管のみの癒合で空胞化が不十分となった場合には,胆管は狭窄して主膵管は狭窄部近傍に開口し,胆管の拡張程度の少ない膵胆管合流異常となる.他方,胆管と主膵管との癒合は生じたものの,胆管の再開通に障害をもたらさなかった場合には,胆管非拡張型膵胆管合流異常となる.
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© 2011 日本胆道学会
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