胆道
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原著
硬化性胆管炎の全国調査
田中 篤田妻 進岡崎 和一坪内 博仁乾 和郎滝川 一
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2013 年 27 巻 2 号 p. 176-187

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抄録
要旨:われわれは今回,2005年以降に診断されたPSC並びに自己免疫性膵炎を合併していないIgG4関連硬化性胆管炎(IgG4-related sclerosing cholangitis;IgG4-SC)を対象として,アンケートによる全国調査を行った.PSC 197例,IgG4-SC 43例が集計された.PSCと比較してIgG4-SCは有意に男性,高齢者に多かった.PSCの年齢分布は前回全国調査同様若年者・高齢者に2つのピークがあった.IgG4-SCの診断に対する血清IgG4値の感度・特異度は89.5%・87.6%であった.病変部位はPSCでは「肝内外」,IgG4-SCでは「肝内のみ」が最も多かった.PSCにおける炎症性腸疾患の合併は34%にとどまっており,前回全国調査同様比較的低率であった.PSCの3年生存率は85.0%,IgG4-SCの3年生存率は90.0%で,IgG4-SCの方が予後良好であった.
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© 2013 日本胆道学会
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