胆道
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症例報告
大動脈周囲リンパ節転移を認めたDu1α十二指腸乳頭部癌の1例
岡﨑 太郎味木 徹夫松本 逸平福本 巧塩見 英之増田 充弘近藤 武史山崎 隆伊藤 智雄具 英成
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2013 年 27 巻 5 号 p. 811-816

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抄録
症例は80歳の男性.肝機能障害を契機に腹部超音波検査で胆管,膵管の拡張を指摘され,当院を紹介された.CT, MRIにて総胆管,膵管の拡張および乳頭部に30 mm大の隆起性病変を認めた.胆管腔内超音波検査(IDUS)ではOddi筋を一部で越える浸潤が疑われたが,十二指腸壁に及ぶ所見は認めなかった.PETでは乳頭部に一致して限局性の集積像を認めた.以上より,十二指腸乳頭部癌と診断し,幽門輪温存膵頭十二指腸切除術を施行した.病理組織学的にはtub1>tub2, pPanc0, pDu1α, pEM0, n3(No. 13 2/3, No. 14 3/3, No. 16b 1/1),int, INFβ, ly0, v1, pn0, pT2, stage IVaと診断した.本例はDu1αと十二指腸浸潤が軽度にもかかわらず,大動脈周囲を含む広範なリンパ節転移を認めた稀な症例と考え,文献的考察を含め報告する.
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© 2013 日本胆道学会
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