胆道
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症例報告
原発巣術後に卵巣転移を切除した胆嚢癌の1例
森本 守清水 泰博佐野 力千田 嘉毅小森 康司原 和生肱岡 範今岡 大谷田部 恭山雄 健次
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2014 年 28 巻 2 号 p. 234-241

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抄録
症例は63歳,女性で2006年6月黄疸を認め当院受診となった.腹部CTで胆嚢頚部に径2.5 cm大の腫瘍を認め,十二指腸と右肝動脈への浸潤が疑われた.胆道造影で左右肝管分岐部の狭小化を認めた.胆嚢癌,胆管・右肝動脈・十二指腸浸潤と診断し,2006年7月肝右葉・尾状葉切除,肝外胆管切除を施行した.2009年3月経過観察中の腹部CTで骨盤内に17×10×19 cm大の嚢胞性腫瘤と腹水の貯留を認めた.卵巣癌・腹膜転移の疑いで2009年4月拡大子宮全摘,両側付属器切除,大網切除術を施行した.病理検査にて胆嚢癌の卵巣転移と診断した.術後Gemcitabineを投与し2013年7月の時点で無再発生存が得られている.消化管腫瘍の卵巣転移のうち胆嚢癌由来は比較的まれである.
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© 2014 日本胆道学会
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