EUS,IDUSは胆道癌診療ガイドライン(改訂第3版)において,Third stepに位置付けられている.胆管癌,胆嚢癌,乳頭部癌ではEUS,ERCP,生検,細胞診断,PETを行う.それらに加えて,胆管癌ではPOCSおよびIDUS,胆嚢癌ではPOCS,乳頭部癌ではIDUSを行う.胆管癌では,EUSは質的診断,壁内進展度診断に,IDUSは深達度診断,血管浸潤(門脈,右肝動脈),壁内進展に有用である.胆嚢癌では,胆嚢隆起性病変の局在診断,質的診断,進展度診断に有用である.乳頭部癌では,EUSは膵浸潤,IDUS十二指腸・膵浸潤,膵胆管内進展の診断に優れている.深達度診断については,壁構造の超音波画像と病理組織の解釈を理解することが重要である.EUS-FNAは,切除不能胆管癌,切除不能胆嚢癌に対して,必要に応じて十分に注意して行うことを推奨している.EUS,IDUSは胆道癌の診療に重要な位置を占める.