胆道
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会長講演
胆道学と私~今日までそして明日から~
堀口 明彦
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2020 年 34 巻 1 号 p. 7-13

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抄録

臨床的研究“閉塞性黄疸時のフリーラジカルの変化”が胆道学に興味を抱いたきっかけであった.黄疸時に発生する活性酸素を測定し,減黄不良群の鑑別が可能かどうかを検討した.閉塞性黄疸時には活性酸素産生能の亢進に伴う活性化好中球の末梢血中への流出が促されていた.また,閉塞性黄疸群の過酸化脂質が高値を示し,肝における過酸化脂質生成活性亢進により,肝細胞機能が低下していると考えられた.全国胆道癌登録,胆道癌取扱い規約改定へ関わることができた.登録症例数は35,225例というビッグデータになった.胆道癌登録の研究で,ss胆嚢癌のS4a+5切除術と胆嚢床切除術を比較検討し,予後など有意差は認めなかった.また,全国胆道癌登録とUICC stagingの検討で,胆嚢癌は13aリンパ節は領域リンパ節に入れるべきとの結果であった.胆道癌取扱い規約改定(第7版)とともに胆道癌登録はNCDに移行する予定であり,さらに多くの症例を集積できるよう準備を進めている.

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© 2020 日本胆道学会
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