胆道
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総説
肝門部悪性胆道閉塞に対する transpapillary & transluminal drainage
髙橋 翔伊佐山 浩通
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2023 年 37 巻 2 号 p. 185-193

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抄録

化学療法の発達により担癌患者の生命予後は格段に改善している.そのため悪性肝門部胆道閉塞(MHBO)を治療する際にはステント閉塞時のre-interventionを見据えて治療戦略を立てる必要がある.しかし,MHBOにおいては病変の進展範囲やドレナージすべき肝領域の評価が比較的難しく,ドレナージに使用可能なステントの種類や留置形態も多岐にわたるため,その治療戦略は一定ではなく,個々の症例によって治療法が異なることが珍しくない.MHBOの治療戦略は,re-interventionを考慮して交換可能なステントが主流になってくると考えており,患者の病悩期間全体のQOLを考慮した治療戦略の再検討が必要である.本稿では切除不能例を中心にMHBOに対する経乳頭,経消化管ドレナージについて最新の知見を交えて解説したが,確立されていない事項が多いため,今後のさらなるエビデンスの集積が期待される.

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© 2023 日本胆道学会
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