胆道
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症例報告
腹腔鏡下に根治切除を行なった胆嚢腺筋腫症を背景に発生したIntracholecystic papillary neoplasmの1例
佐藤 英昭石田 晶玄青木 修一伊関 雅裕三浦 孝之前田 晋平水間 正道村上 圭吾粂 潔古川 徹正宗 淳海野 倫明
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2026 年 40 巻 2 号 p. 184-190

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抄録

背景:胆嚢内乳頭状腫瘍(Intracholecystic papillary neoplasm;ICPN)は胆嚢癌の前癌病変と理解されており,切除が推奨されるが,その具体的な術式に定まった見解はない.我々はICPNに対し,腹腔鏡下胆嚢床切除を行なった症例を経験した.

症例:70代の女性.腹部造影CTで胆嚢腫瘍を指摘された.胆汁細胞診では悪性所見を認められなかったが,胆嚢癌が強く疑われたため,腹腔鏡下にリンパ節切除を伴う胆嚢床切除を施行した.病理学的診断では,胆嚢腺筋腫症を背景に発生したICPN(pTis,N0,M0)と診断された.術後経過は良好で,合併症なく退院となった.

結語:ADMを背景に発生したICPNに対し,腹腔鏡下胆嚢床切除を施行した1例を経験した.

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