東京未来大学こども心理学部非常勤講師
2019 年 13 巻 p. 157-164
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本稿では、雑誌『婦人世界』(大正11(1922)年9月号)を中心に、小野訓導殉職の反響とその意味を探った。『婦人世界』で公募された追悼唱歌(歌詞)には、1週間の募集期間で6000通を超える応募があった。
自分の命と引き換えに2人の教え子の命を救ったこと、なお1人を救えなかったこと、そして1人の訓導に責任を負わせたという事実は今日になお問題を投げかけている。本稿は、「その時代時代における価値観」によって「変化する評価」という問題を検討する。
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