2016 年 9 巻 p. 63-73
本研究では、小学校外国語活動において使用されている副教材『Hi, friends! 1・2』のデジタル教材に収録されている対話のコンテクストの特定化および構造について発話当事者の国籍、発話場所、対話内のターンと発話について調べた。その結果、発話当事者の国籍、発話場所については不明なものが多くコンテクストが特定化されているとは言えなかった。また、対話においては単純な構造のものが多く、自然なコミュニケーションを促すためのインプットを提供しているとは言い難いが、『Hi, friends! 1』と『Hi, friends! 2』が段階的に複雑な対話を収録している教材であることが分かった。