東北森林科学会誌
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ナラ枯れ被害終息後の林分における鳥類群集の推移
斉藤 正一 八木橋 勉高橋 文柴田 銃江中静 透
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2016 年 21 巻 1 号 p. 11-17

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抄録
ナラ枯れによる被害程度が大きい場合は,森林の高木層に林冠疎開をもたらす。高木層の植被率と鳥類群集の個体数との相関は高く,ナラ枯れ被害により林冠疎開した林分には多くの鳥類が生息していた。また,鳥類群集は林冠疎開の程度に応じて生息する構成種が類似していた。出現種を林内と林外にグループ分けした場合,林縁や疎開地を好む林外グループの鳥類は激害林に多く,被害により疎開した森林空間を利用していると考えられた。
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© 2016東北森林科学会
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