玉川大学大学院工学研究科機械工学専攻
神奈川大学工学部機械工学科
2019 年 36 巻 4 号 p. 283-
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本研究では, 大気圧下での飽和液体窒素へのプール沸騰熱伝達に及ぼす表面被覆層の影響を実験的に検討した.被冷却物体として,直径25 mm の銅球を用いた.銅球表面の被覆層として,氷層および霜層を用い,これらの厚さを変化させた.得られた結果として,冷却曲線と沸騰熱伝達特性に対する氷層の影響が顕著であることが確認できた.また,霜層を被覆層として用いた場合,遷移沸騰領域の熱流束が著しく増加し,核沸騰領域および限界熱流束も増加した.
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