山梨県立あけぼの養護学校
1992 年 29 巻 4 号 p. 111-117
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本研究は、情報発信手段の乏しい脳性まひ児に、コミュニケーション手段を獲得させるための指導実践の記録である。対象児の実態を明らかにする中で、コミュニケーション手段獲得のための指導プログラムを作成し、系統的、段階的な指導を試みた。指導実践の期間は、3年間であった。その結果、平仮名文字を習得し、情報発信手段として、ポインティング動作やトーキングエイドが使用できるようになった。併せて、情報発信に関する動因が高まり、能動的な行動の生起頻度が増加した。
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