糖尿病
Online ISSN : 1881-588X
Print ISSN : 0021-437X
ISSN-L : 0021-437X
診断・治療(食事・運動・薬物)
イメグリミンの血糖降下作用についての検討(KDDS24)
土井 賢李 源台福元 良英猪口 哲彰田中 弘吉田中 篤利横溝 由史
著者情報
ジャーナル 認証あり

2025 年 68 巻 12 号 p. 433-439

詳細
抄録

イメグリミンはインスリン分泌促進・抵抗性改善作用を有する.内科診療所におけるイメグリミンの処方実態及び有効性について検討した.2型糖尿病151例を対象に,イメグリミン投与前および3か月,6か月後のHbA1c,BMI,血圧,eGFR,脂質,肝機能を評価した.イメグリミン投与量は主治医の判断により77例(51 %)が2000 mg,74例(49 %)が1000 mgで開始され,1000 mg開始群は有意に高齢でBMIが低値であった.開始前,3か月後,6か月後HbA1cはそれぞれ8.05 %,7.61 %,7.49 %へと改善した(p<0.01,一般線形モデル).イメグリミン2000 mg開始群では1000 mg群よりも強い効果がみられた.副作用で内服の中止・減量を要した例では投与開始時のeGFR(58.0 vs 74.1 mL/min)が有意に低下していた.

著者関連情報
© 2025 一般社団法人 日本糖尿病学会
次の記事
feedback
Top