トレーニング科学
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実践研究
直径を狭めたリングを用いてのシュートトレーニングがフリースローのパフォーマンスに及ぼす影響
北 哲也粟国 尚子櫻木 規美子岡崎 寛前田 明
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2011 年 23 巻 1 号 p. 39-43

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抄録

本研究では,直径を狭めたリングを用いてのシュートトレーニングがフリースローのパフォーマンスに及ぼす影響を明らかにした.被検者は大学バスケットボール選手12 名とし,トレーニング群(6 名)は直径を狭めたリング(35cm)でのシュートトレーニングを1 回30 球,週5 日,計4 週間行った.その結果,トレーニング後のシュート成功本数の比較で,失敗試技数において,トレーニング群がコントロール群に比べ有意に低くなった(p<0.05).また,トレーニングによって投射角度のばらつきが小さくなった(p<0.01).リングの直径を狭めてトレーニングすることで,リングのより中心に目標を定めることができ,安定したシュートが打てるようになった可能性が示唆された.

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© 2011 日本トレーニング科学会
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