抄録
看護記録は、動物看護において重要な位置を占める。本研究では、2011年8月から12月にかけて本学付属動物医療センターに入院した20事例を対象に、独自に作成した監査項目を用いて看護計画と経過記録の監査を行った。1回目の監査後に問題点の検討や記入用紙の変更、関連資料の配布などを行った結果、2回目の監査では用紙の記入方法と看護計画の具体性について改善が見られた。一方、看護目標の設定や計画と記録の一致性については改善は見られなかった。患者動物のケアの向上には、看護の質の向上が必須である。動物のケアの向上に結びつく具体的な方法について今後検討が必要である。