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Veterinary Nursing
Online ISSN : 2435-5011
Print ISSN : 2188-8108
ISSN-L : 2188-8108
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29 巻 (2024)
1 号 p. A1-
28 巻 (2023)
2 号 p. M1-
1 号 p. A1-
27 巻 (2022)
2 号 p. A1-
1 号 p. O1-
26 巻 (2021)
2 号 p. A1-
1 号 p. 1-
25 巻 (2020)
2 号 p. 1-
1 号 p. 1-
24 巻 (2019)
2 号 p. 1-
1 号 p. 15-
23 巻 (2018)
2 号 p. 1-
1 号 p. 11-
22 巻 (2017)
2 号 p. 1-
1 号 p. 1-
21 巻 (2016)
2 号 p. 1-
1 号 p. 17-
20 巻 (2015)
2 号 p. 1-
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19 巻 (2014)
1 号 p. 1-
19 巻, 1 号
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在宅看護への統合医療導入の有用性
―看護計画の検討と動物看護師のかかわり方―
花田 道子, 宮野 のり子
2014 年 19 巻 1 号 p. 1-8
発行日: 2014年
公開日: 2021/04/23
DOI
https://doi.org/10.34452/veterinarynursing.19.2_1
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我々は動物医療に現代西洋医学と補完代替医療双方の良い部分を駆使し、動物にとって最良のチーム医療となりうる統合医療を取り入れてきた。統合医療では、病気の予知・予防や健康維持に力を入れ、罹患した場合には全体を診て自然治癒力を促す事を目標に、検査データも考慮しながら栄養療法、食事療法、温灸、マッサージを中心に行っている。近年、飼い主の動物医療への関心の増加、動物および飼い主の高齢化、ライフスタイルの複雑化に伴い、在宅看護の必要性と重要性も増してきた。アンケートによる飼い主の在宅での看護やターミナルケアへの関心度を参考に、啓蒙活動と個別指導に統合医療を導入することで、動物医療に動物看護師自らが関われる仕事の範囲も広がった。本稿は飼い主の要望に沿い、動物にも負担の少ない我々の在宅看護の実例からその有用性を報告し、看護行為と医療行為の法的な範囲の確立を提案するものである。
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(2061K)
6本の市販歯ブラシの形状と使用感の検討
~新型イヌ用歯ブラシの提案に向けて~
蒔田 成美, 竹本 貴子, 小林 真歩, 左向 敏紀, 松原 孝子
2014 年 19 巻 1 号 p. 9-14
発行日: 2014年
公開日: 2021/04/23
DOI
https://doi.org/10.34452/veterinarynursing.19.2_9
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イヌのデンタルケアは、ヒトとは異なり、飼主により行われる。そのため、動物看護師の役割として、飼主が歯磨きを長期的に行えるような支援と使いやすい歯ブラシの選択への援助があげられる。これまでの研究から、歯科予防は中高齢犬からの需要があり、歯ブラシに不慣れなイヌおよび飼主を対象とした、使いやすい形状をもつ新たな歯ブラシの必要性が求められて来た。そこで、特徴的な形状をもつ市販歯ブラシ6本とイヌ4頭を用いて、形状における操作上の特徴を明確化し、そこから新たな歯ブラシの提案を行った。歯磨きは日本獣医生命科学大学獣医保健看護学科生3名が、各々の方法で行った。3名は各歯ブラシの形状の特徴を生かした使用方法を行っており、歯ブラシごとに使いやすい部位も異なる結果となった。さらに中高齢犬を対象とした歯磨きにおいて、細やかなブラシ動作は困難であることが推測される。これらを踏まえ、最適と思われる歯ブラシを検討することができた。また、型が異なることで適する歯磨き方法が考えられたことから、飼い主にはその歯ブラシに合わせた歯磨き指導の必要性が示唆された。
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(1392K)
犬における脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO)実 施後リハビリテーション効果の検討
古家 恵, 神野 信夫, 一戸 登夢, 原 康, 左向 敏紀, 石岡 克己, 牧野 ゆき
2014 年 19 巻 1 号 p. 15-21
発行日: 2014年
公開日: 2021/04/23
DOI
https://doi.org/10.34452/veterinarynursing.19.2_15
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近年、動物医療においてもリハビリテーションの重要性が認識され、治療行為のひとつとして注目を集めつつある。本研究では前十字靭帯断裂に馬尾症候群を併発した一事例を対象に術後リハビリテーションを行い、その有用性について検討した。術後早期からアイシングや他動的関節可動域運動(PROM運動)、マッサージ療法、温熱療法、水治療法を実施したところ、対照群と比べて膝関節の関節可動域の減少が小さく、筋肉量の減少は見られなかった。また、フォースプレートで解析した歩様回復までの期間は、対照群の3ヶ月に対し2ヶ月と短かった。これらの結果より、TPLO実施後早期からのリハビリテーションの効果は高く、術後回復の促進に有用であることが示唆された。日本の獣医療においてリハビリテーションがより広く普及し、麻痺や痛みを抱える患者動物とそのオーナーの苦しみを、少しでも減らす手助けとなることを期待する。
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(1549K)
全身麻酔下において仰臥位固定されたビーグル犬の体圧の比較
長澤 優紀, 小暮 友香, 中山 萌, 左向 敏紀, 松原 孝子
2014 年 19 巻 1 号 p. 23-27
発行日: 2014年
公開日: 2021/04/23
DOI
https://doi.org/10.34452/veterinarynursing.19.2_23
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全身麻酔は、言語的な協力や理解が求められない動物に対して、安全かつ痛みも伴わず獣医療を受けられる状況をつくるために有益である。反面、鎮静効果が生じるため自らの安全を確保できない状況であるともいえる。なかでも、手術体位は、長時間の同一姿勢や非生理的な姿勢になることから、皮膚障害の一つである褥瘡リスクを高めてしまう。そのため、全身麻酔下で手術を受ける患者に対する褥瘡の予防は、ヒトの手術室看護の重要課題の一つと言われている。しかし、これまで全身麻酔下における犬の体圧に関する報告はない。そこで本研究では、全身麻酔下仰臥位のビーグル犬において体圧の比較を行った。体圧高値部位は、頭部、肩甲骨部、腸骨部の3ヵ所だった。この結果より、全身麻酔下仰臥位のビーグル犬には、術中褥瘡の発生リスクがあることが推測された。
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(1681K)
看護記録監査から考える看護の質の向上の検討
伊奈 求, 武内 皇子, 北原 美帆, 石岡 克己, 左向 敏紀, 松原 孝子
2014 年 19 巻 1 号 p. 29-32
発行日: 2014年
公開日: 2021/04/23
DOI
https://doi.org/10.34452/veterinarynursing.19.2_29
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看護記録は、動物看護において重要な位置を占める。本研究では、2011年8月から12月にかけて本学付属動物医療センターに入院した20事例を対象に、独自に作成した監査項目を用いて看護計画と経過記録の監査を行った。1回目の監査後に問題点の検討や記入用紙の変更、関連資料の配布などを行った結果、2回目の監査では用紙の記入方法と看護計画の具体性について改善が見られた。一方、看護目標の設定や計画と記録の一致性については改善は見られなかった。患者動物のケアの向上には、看護の質の向上が必須である。動物のケアの向上に結びつく具体的な方法について今後検討が必要である。
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当院における獣医師および動物看護師の動物看護料に対する意識調査
森田 寛子, 森 尚志, 左向 敏紀, 松原 孝子
2014 年 19 巻 1 号 p. 33-35
発行日: 2014年
公開日: 2021/04/23
DOI
https://doi.org/10.34452/veterinarynursing.19.2_33
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近年、動物看護職が専門職としての確立を目指すなかで、動物医療の現場で動物看護料を設ける施設が散見される。しかし、そのような動物病院においてでさえ、その看護の対価に対する院内スタッフの認識や考え方、ならびにその影響について調査された報告はみられない。この度、2012年1月より動物看護料を設定、開始した当院において、獣医師および動物看護師、各職域から、その事に対する認識およびその影響についての意識調査を実施した。その結果、動物看護料の導入は動物看護の専門性を再認識させたが、各職域における職業意識の相違が示唆された。
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