敬心・研究ジャーナル
Online ISSN : 2434-1223
Print ISSN : 2432-6240
即時効果を特色とした介護予防運動プログラムの有効性
―膝痛予防・改善希望者の数値評価スケール(Numerical Rating Scale)に焦点をあてて―
包國 友幸
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2017 年 1 巻 2 号 p. 93-101

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抄録

促通コンセプトを応用した即座に効果を実感することができる運動プログラムは1997年に開発され大手スポーツクラブA をはじめ様々な組織で展開され現在も実施継続されている。本研究の目的はその運動プログラムの効果を検証することであり、対象者は千葉県のB 市主催の「膝痛予防改善セミナー」に参加した42名(男性14名、女性28名)の中高年者であった。質問紙による調査項目とその結果は次のようである。①NRS 調査では膝に対する主観的な感覚が運動後に有意に改善し(p<0.01)、②状態不安調査では運動後に有意に低下した(p<0.05)。③年齢区分では60歳・70歳代が約80%、④参加動機では「現在痛みはないが痛みに悩まされたことがある」が43%であった。⑤運動後の膝の感覚では「とてもすっきりした」が52%・「ややすっきりした」が41%、⑥セミナーの内容についてでは「大変良い」が74%、⑦自由記述では肯定的内容がほとんどであった。

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© 2017 学校法人敬心学園 職業教育研究開発センター
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