2018 年 2 巻 1 号 p. 117-120
介護福祉士資格を取得すれば日本での在留資格を得られるようになり、全国の介護福祉士養成施設を目指す外国人留学生が急増している。日本福祉教育専門学校においても数年前から本格的に留学生の受け入れが始まったが、今後、留学生の支援や教育の体制を構築するにあたって、まず彼らの生活実態やニーズを把握し、現在介護現場でも問題となっている異文化間摩擦の問題についての意識を知るためにインタビュー調査を実施した。留学生の求める支援は大きくは経済的支援と専門用語などの日本語学習支援であった。また日本の文化や習慣に関心を持ち、馴染むことが出来るかどうかが、養成校での学校生活の質にも関わっていることが明らかとなった。それらの結果も踏まえ、いま日本福祉教育専門学校で実践している留学生の生活支援策や異文化理解教育の一端について報告した。