廃棄物学会誌
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PCリサイクルのマテリアルフローについて
関 敏範
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2003 年 14 巻 3 号 p. 129-135

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抄録
近年, 情報化社会が進展しIT機器が急速に普及されており, 特にパーソナルコンピューターについては法人や一般家庭において必須のアイテムとなってきている。それに伴い, 使用済みとなるパソコンも今後増加すると予想される。
パソコン各メーカは, 従来から情報通信機器の回収を積極的に行っている。また日本国内では特に金属類に関するリサイクルインフラが整備されていることもあり, 各メーカはそれらのインフラを効率的に活用し, 回収した使用済み製品のリサイクルを行っている。だが反面, リサイクルの項目によっては今後改善していく必要がある課題点も多い。
ここでは, メーカが行っているパソコンのリサイクルの現状 (方法, リサイクル率等) および課題や今後の計画についてまとめた。
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© 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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