廃棄物学会誌
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最新号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 熊田 禎宣
    2008 年 19 巻 6 号 p. 243-245
    発行日: 2008/11/29
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
  • 木田 建次, 森村 茂, 湯 岳琴
    2008 年 19 巻 6 号 p. 246-256
    発行日: 2008/11/29
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    世界やわが国におけるバイオエタノール生産に関して, 原料としてケーンジュースや糖蜜デンプン質系バイオマス, およびセルロース系バイオマスを取り上げ, 実用化技術や開発段階の技術の紹介, および問題点について言及した。その後, われわれが細胞融合により育種した凝集性酵母を用いて取り組んできた糖蜜からの燃料用・工業用バイオエタノール生産技術の研究成果を紹介した。これらの研究成果を発展させるために, 現在, 国のプロジェクトで取り組んだ, あるいは取り組んでいる (1) デンプン質系であり廃棄物系でもあるバイオマス (規格外ジャガイモや家庭系・事業系生ごみ) , (2) 資源作物 (甜菜ジュース) および, (3) セルロース系バイオマス (建築廃材や竹) からのバイオエタノール生産技術を紹介した。さらに地域の活性化のために, エタノール発酵を中核技術とした資源循環型まちづくり構想についても言及した。
  • 羽賀 清典
    2008 年 19 巻 6 号 p. 257-263
    発行日: 2008/11/29
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    家畜ふん尿は日本で最大量の廃棄物バイオマスであり, 堆肥化が主要な処理・利用法となっている。メタン発酵は家畜ふん尿から燃料 (バイオガス) と液肥 (消化液) の両方を生産する方法であり, 社会情勢の変化に応じて何回かの興亡を繰り返し, 研究蓄積も多いことから, 古くて新しい技術と呼ばれてきた。最近, 廃棄物バイオマスの資源循環が重要視され, 家畜ふん尿を含む有機性廃棄物からのバイオガス生産利用が見直され, 新たな実証的研究も多く行われている。消化液の液肥利用が重要だが, ヨーロッパの成功例と比較して, 北海道を除く日本の農家では, 消化液を液肥利用するのに十分な土地面積を持たないことが多い。そのため, 消化液を河川に放流する場合には, 汚水処理をしなければならない。
  • 金子 栄廣, 中崎 清彦
    2008 年 19 巻 6 号 p. 264-270
    発行日: 2008/11/29
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    コンポスト化はバイオマス系廃棄物の処理と資源化を同時に図る技術として古い歴史を持つ。しかし, 反応の複雑さなどの理由から, その反応機構の科学的理解が立ち遅れてきた面がある。理解を深めることはこの技術をさらに改善発展させる上で重要である。また, 製品品質の向上は, この技術の普及促進を図る上で欠かせない。
    本稿では, これら問題の克服を目指した研究に焦点を当て, それぞれの現状と今後の展開について述べた。反応の理解を深めるという観点からは, 反応の数理モデル化とシミュレーション, ならびにコンポスト中微生物系の解析を取り上げた。また, 製品品質向上の観点からは, 生ごみ分別排出の徹底を促進するための生分解性プラスチック製ごみ袋の利用に関する研究, ならびに機能性コンポスト製造などに欠かせない特殊機能を持った種菌の利用と機能維持に関する研究を取り上げた。
  • 大城 麦人, 田代 幸寛, 園元 謙二
    2008 年 19 巻 6 号 p. 271-277
    発行日: 2008/11/29
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    バイオディーゼル燃料 (BDF) ヘブタノールを添加することで, 流動点が下がり, 燃焼効率が向上する。アセトン・ブタノール (ABE) 発酵を用いたバイオブタノール生産は, 基礎から応用まで幅広く研究されている。これまで, 種々のABE生産菌が分離され, 標準株ではその代謝経路が明らかとなっている。サゴデンプン廃液などの生物系廃棄物の利用はコスト面で優位であり, これらを原料としたABE発酵が行われた。また, 抽出剤として植物油脂のBDFを用いた抽出発酵が試みられ, 効率的なブタノール生産と高性能なブタノール添加BDF生産が実現された。さらに, 種々の培養法を用いて, 高速高効率的なブタノール生産システムが開発された。その他, 遺伝子工学的手法を用いた高ブタノール生産菌の分子育種や, バイオインフォマティクスを利用した代謝解析も行われている。
  • 高見澤 一裕
    2008 年 19 巻 6 号 p. 278-285
    発行日: 2008/11/29
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    バイオマス系廃棄物のバイオリファイナリーについて解説した。バイオリファイナリーはバイオマスのカスケード利用による付加価値の高い物質の生産やバイオマスのサーマルリサイクルやマテリアルリサイクルにおけるキー物質の生産について使われる。基本的な技術はバイオテクノロジーと化学反応である。そして, バイオマス中のセルロースやヘミセルロースから様々な反応の出発物質である糖の効率的加水分解抽出方法がキーとなる。そこで, ヘミセルロース分解酵素群による各種植物系廃棄物からのキシロースの抽出例について紹介した。すなわち, 対象バイオマスの化学構造に基づいて, 使用する酵素の種類と使用方法を検討することが大切である。最後に, 日本でのバイオリファイナリーの研究例を述べた。日本では, バイオマス系廃棄物から機能性物質の分離精製に特徴がある。そしてバイオリファイナリーの将来展望を行った。
  • 2008 年 19 巻 6 号 p. 290
    発行日: 2008/11/29
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
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