日本養豚研究会誌
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畜舎における細菌相に関する研究
第2報 豚舎内の細菌分布状況について
渡邊 忠男鈴木 伸一霜島 正人近江 弘明
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1984 年 21 巻 2 号 p. 70-75

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抄録
豚舎 (繁殖および肥育) 内における細菌の分布状況について検討し, 次の結果を得た。
1. 付着細菌数は, 肥育豚舎の方が繁殖豚舎より多い傾向を示していた。
2. 付着細菌数が最も多かったのは, 豚床であり, 次いで出入口, 飼槽および給水器に多く認められた。
3. 付着細菌数は, 温度20℃, 湿度70%, 炭酸ガス濃度0.1%およびアンモニアガス濃度10ppm以上の場合に増加が認められる。
4. 豚床, 飼槽および給水器においては, 豚舎内環境条件にはほとんど影響を受けずに, 常に多数の細菌が存在していた。
5. 出入口, 消毒槽, 飼槽および給水器では桿菌が多く存在したが, 一方, 天井および豚床においては球菌の方がより多く認められた。
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