巻号一覧
22 巻, 3 号
選択された号の論文の3件中1～3を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
-
山口 久之助, 堀津 多三郎, 沼尾 秀章1980 年 22 巻 3 号 p. 105-118
発行日: 1980/11/29
公開日: 2012/12/11
ジャーナル フリーVariations in temperature, water level and chemical composition of the Toya hot springs due to the activity of the Usu double volcano in 1977 were investigated. Following results were obtained in 1978.
Temperatures of hot springs investigated increased gradually during a series of the phreatic explosions that followed on the initial explosions.
The water level of them rised more or less in the area keeped relatively high temperature.
By the variation of chemical composition in water, the hot springs in the Toya area can be divided into two groups; one is characterized by the increase in both chloride concentration and water temperature; the othes by the increase in bicarbonate content but the decrease in pH.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4165K) -
江川 良武1980 年 22 巻 3 号 p. 119-128
発行日: 1980/11/29
公開日: 2012/12/11
ジャーナル フリー1978年2月20日,及び6月12日に宮城県沖で馳震が発生したが,著者はこれらの前後における地下水位変化を研究した.用いた資料は建設省が地下水資源保全を目的として,宮城県内に設置した16-18本の井戸である.地下水位には多くの「ノイズ」が含まれているため,自記記録紙上に引いた傾向線の向きを主たる検討対象とした.傾向線は地震に先行する30日,10日,0.5-1日の期間の変化曲線を対象としたが,いずれにも地震の前兆とみなせる「異常」な変化は認められない.変化がある場合にも,その状況は他の期間に普遍的にみられるものである.地震と同時に生ずる地下水位変化は全ての井戸に認められ,その様式は地震時に急激に変化する「急性型」と地震を契機として徐々に変化をみせる「漫性型」の2型に分類できる.地下水位変化の向きは一般に上昇であり,地震波初動の向きから判断した地殻応力場とは一致しない.一方,地下水位の上昇度はストレーナの深度とともに減少する傾向がみられ,地震による推積物の締め固めが推定される.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2756K) -
1980 年 22 巻 3 号 p. 135-
発行日: 1980年
公開日: 2012/12/14
ジャーナル フリー
- |<
- <
- 1
- >
- >|