教科教育学コンソーシアムジャーナル
Online ISSN : 2758-6995
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一般論文
  • 村田 晋太朗, 菊地 英明, 山本 亜紀子
    原稿種別: 一般論文
    2025 年3 巻1 号 p. 1-14
    発行日: 2025/12/01
    公開日: 2025/12/21
    ジャーナル フリー

     中学校家庭科の動画教材は技能習得に偏っており,知識理解の動画教材が不足している。そこで,本研究では中学校家庭科食生活領域において,形成的評価の機能を持つ知識の理解を目標とした動画教材を作成し,その効果を検証することを目的とした。

     中学生の動画教材内の評価課題への取り組み結果として,正答率や生徒のつまずきの要因及びその支援方法の視点で整理することで,全15本の動画教材を4つの群に分類することができた。1つ目は,評価課題への取り組み結果において高い正答率であった群。2つ目は,生徒のつまずき箇所が明確であり,軽微な補足をすることで知識の理解につながる群。3つ目は,生徒の記述する力に依存することとなるため,苦手な生徒への個別の支援が必要となる群。4つ目は,評価課題に取り組む際に用いる知識量の多さから,動画教材全体の改善や活用自体の見直しが求められる群である。扱う知識の性質や動画教材の内容により,形成的評価ができる動画教材や動画教材としての限界性が示唆された。

  • ― 英文読解力向上を目指して ―
    武智 美佳
    原稿種別: 一般論文
    2025 年3 巻1 号 p. 15-27
    発行日: 2025/12/01
    公開日: 2025/12/21
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は,ディクトグロスを採り入れた授業を実践することで,学習者の読解力の向上に効果があるかを検証し,授業活動および自己の学習に対する学習者の肯定的な感情の有無を明らかにすることである。研究対象者は,英検2級の取得を目指す中学生および高校生である。調査の結果から,ディクトグロスを採り入れた授業を実践することは,学習者が英文を全体として捉え,内容理解力の向上に効果的であることが明らかになった。また,ディクトグロスを採り入れた授業を受けることで,学習者は自身が苦手とすることやできないことに気付くことでもっと勉強しようという気持ちになるだけでなく,できることを実感することによっても学習への意欲を高めていることが明らかになった。

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