令和4年・5年と2年に渡り文部科学省基礎研究(C)「ウエルネス概念からみたアルザス地方のガストロノミーウォーキングに関する研究」を目的に、フランス東部グラン・テスト地域圏、バ=ラン県のコミューンバール村にて開催されたガストロノミーウォーキングに調査に赴きました。アルザス地方のガストロノミーツーリズムは、食べることだけでなく食材生産の場も対象とする幅広い観光であり、農山漁村の活性化に有効な手段となりうる。またフランスでは、食の現場を健康的な運動と結びつけた観光が地方で展開されている。(西村・高根沢・傍嶋2023)その結果を踏まえ筆者は、日本国内で「温泉・飲食」の観光精度を高めて、ウェルネスツーリズムの視点で温泉地・ワイナリー圃場の景観及びワイン(酒)・食事から身体にどの様な影響を与えるかについて、2019年度からコロナ禍の影響を強く影響を受ける旅館・ホテル等観光産業の再生も含めて実験的な事業を展開した。開催地については、フランスアルザス地方とテロワールが類似している千曲川ワインバレー東地区の上田市丸子地区シャトーメルシャン椀子ワイナリー、温泉地については、日本遺産にも認定されている上田市塩田地区別所温泉(日帰り入浴施設「あいそめの湯」、宿泊施設「上松や旅館」)を選定した。今回は、日帰りモニター客4回を基本とし、その内東海圏名古屋からの宿泊モニター客1回を開催、昼食会場には「あいそめの湯」を設定して食事には、和食の大家(四条流包丁式家元・黄綬褒章受章者)入口修三先生の監修で「縁高弁当」を作製頂いた。
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