日本温泉気候物理医学会雑誌
Online ISSN : 1884-3697
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早期公開論文
早期公開論文の10件中1~10を表示しています
  • 志和 悟子, 永田 勝太郎, 大槻 千佳, 杉岡 哲也
    論文ID: 2346
    発行日: 2021年
    [早期公開] 公開日: 2021/10/27
    ジャーナル フリー 早期公開

      目的:5日間の温泉治療による糖化反応および酸化バランス防御系を検討した.

      対象:対象は血糖値スパイクを呈した群(S群:5例)と非血糖値スパイク群(Non-S群:6例)であり,比較検討をした.

      方法:犬吠埼温泉「絶景の宿犬吠崎ホテル」に5日間宿泊し1日2回,1回20分,温泉入浴をさせた(温泉療法).その前後で糖化度を測定した.暗視野顕微鏡による赤血球変形を0から5までの6段階に分類し,変形の状態と最終糖化産物(AGEs値)の測定を行った.また,酸化ストレス(d-ROM値),抗酸化力(BAP値),潜在的抗酸化能(BAP/d-ROM比)も同時に測定した.

      結果:温泉療法前の赤血球像は,S群で悪化していたが,AGEs値に有意差はなかった.酸化バランス防御系についても両群に有意差はなかった.温泉療法前後の比較を行うと,赤血球像はS群では3°(3〜3)(median(IQR))から2(1〜2)へと有意に改善した.酸化ストレスもS群で,342 CARR U(334〜362)から314(303〜345)へと有意に改善した.Non-S群では,AGEsが0.52 a.u.(0.48〜0.59)から0.5(0.43〜0.53)へと有意に改善した.他の項目には有意差はなかった.

      考察:赤血球像の変化は,糖化の前期反応の変化と考えられAGEsは糖化の前期〜後期反応全体を表すと評価できる.S群では前期反応の改善があったと考えられ,Non-S群では糖化反応全体に効果があったと考えられた.対象者の血糖値の動態により作用機序は異なるものの,温泉療法は糖化改善に効果があることを窺わせた.

  • 鏡森 定信
    論文ID: 2348
    発行日: 2021年
    [早期公開] 公開日: 2021/10/27
    ジャーナル フリー 早期公開

      富山市角川介護予防センターは2011年に市街中心地に開設されました.高齢者の健康と福祉増進を目的に当センターで汲み上げた温泉水を使用して定期的に身体運動コースを提供してきました.これらの活動は,市全体をカバーするすべての32の地域包括支援センターと連携して行われており,利用者もその全管轄下に広がっています.

      この10年にわたる私たちの活動から得られた主な所見と示唆は,以下の通りでした.

      1.通所者の年間の延べ数は年間約6万から9万に増加しました.そのうちの約4分の1は,地域包括支援センターを介した65歳以上のQOL(Quality of Life)ツアー会員で,3か月を1単位として週に2回,無料送迎バスで利用しており,これ以外の会員は40歳以上で自分に合った頻度と内容で利用しています.QOLツアー会員の70〜80%は75歳以上で徐々に増加しました.その他の会員では,この割合は10年間20〜30%でした.

      2.33〜36°Cの温泉水での身体運動(歩行,ストレッチ&フレックス,関節-筋骨格系の痛みに対する水中運動)に加えて床上運動としてのそれらも行ってきました.これらの運動強度は,体力測定である5 m歩行,30秒チェアスタンドテスト(CS30;30秒間に椅子から立ち上がった回数),タイムアップアンドゴーテスト(TUG;座位でスタートし,無理のない速さで歩き,3 m先の目印で折り返し,スタート前の座位に戻った時間),握力,ファンクショナルリーチ(立位で腕を伸ばし前方へ届く最大距離),長坐体前屈(両膝を曲げずに下肢を伸ばして座り腰関節を前屈させ,指先が届いた距離)そして医師の診察に基づいて最大心拍の30,40,50%の3レベルに決められます.

      3.3か月ごとの体力測定値のフォローアップでは,5 m歩行,握力およびCS30は,定期的な検査としての有用性から妥当な項目であることが分かりました.また,これらの縦断的経過は利用者の状況を知り対処に有用でした.

      この10年間で,利用者を市全域に広げました.しかし,新しい人の割合は毎年数パーセントにとどまり,その増加は,想定以上に少なく利用者は固定化する傾向にあります.健康と福祉の増進サービスを必要とするが,センターをまだ利用したことがない人々の利用拡大を図るため,地域包括支援センターとより緊密なコミュニケーションを取ることが一層重要です.さらに,真の予防のために中年期の人々の当センターの利用の促進も求められます.

  • 上岡 洋晴, 早坂 信哉, 武田 淳史
    論文ID: 2349
    発行日: 2021年
    [早期公開] 公開日: 2021/10/25
    ジャーナル フリー 早期公開

      本研究は,温泉施設や公衆浴場の利用はCOVID-19に感染するリスクは低いというエビデンスの収集を第1の目的とし,さらに入手した報告を中心として温泉医学分野において取り組むべき研究課題の包括整理を行うことを第2の目的とした.

      文献データベースは,CINHAL,Chochrane Library(Clinical Answer, Cochrane Protocol, Cochrane Review, Editrials, Special Collections, Trials),医中誌Web,MEDLINE,Web of Science Core Collectionを用いた.それぞれのデータベースにおいて,開設されてから検索をした2021年7月26日までの結果を採用することとした.介入研究及び実験的研究の場合には,次の変形型のPICOSとした.P(Participant:参加者-疾患の有無にかかわらず制限なし),I(Intervention:介入-普通の呼吸あるいは意図的にくしゃみやせき,会話をする行為),C(Comparison:比較対照-制限なし),O(Outcome:アウトカム-浴室や脱衣室での室内空気の流れや飛沫の動態と飛沫をシミュレートしたマーカー),S(Study design:研究・実験デザイン-コントロール群のない介入研究・実験を含む)を,観察研究の場合には,PECOS,P(参加者:疾患の有無にかかわらず制限なし),E(Exposure:曝露-公衆入浴施設),C(比較対照-制限なし),S(研究デザイン-横断研究,コホート研究,ケース・コントロール研究)とした.

      第1目的において,適格基準に合致した研究は0編で,温泉施設や公衆浴場の利用はCOVID-19に感染するリスクは低いというエビデンスを現時点では示すことができなかった.第2目的に関しては,関連する先行研究が15編あった.COVID-19に強く影響される社会において,チャレンジすべき4つの研究課題をエビデンス・マップの位置づけで提案することができた.「A.温泉施設や公衆浴場の利用はCOVID-19の感染リスクが低いこと」,「B.温泉の泉質や公衆浴場の室温・水温がSARS-CoV-2を不活性化・弱毒化させること」,「C.温泉施設,公衆浴場,家庭での入浴習慣はCOVID-19の予防や症状の軽減につながること」,「D.入浴によってCOVID-19罹患後の患者の多様なリハビリテーションにつながること」であり,それぞれに適合した研究方法論でのアプローチが必要だと考えられた.

  • 岩下 佳弘, 渡 孝輔, 前田 曙, 杉本 和樹, 山田 しょうこ, 飯山 準一
    論文ID: 2345
    発行日: 2021年
    [早期公開] 公開日: 2021/10/14
    ジャーナル フリー 早期公開

      温熱治療によって増加する熱ショックタンパク質(heat shock protein, Hsp)は,アポトーシスを阻害し,尿細管の生存能力を維持し,腎保護に作用する.その一方で,近年,嚢胞性腎疾患においてHspが治療ターゲットとなり得ることが示された.そこで,我々は,多発性嚢胞腎(autosomal dominant polycystic kidney disease, ADPKD)モデル動物を用いて,サウナ介入を反復させたときのADPKDへの影響について調査した.我々は,DBA/2FG-pcy(pcy)マウスを用い,サウナ介入を実施し,脱水予防のために4%スクロース水を摂水させた(TS)群,4%スクロース水のみを摂水させた(SW)群,および,サウナ介入を行わないコントロール群の3群(各n = 3)で実験を行った.熱負荷には遠赤外線サウナ装置を用い,マウス直腸温を約39°Cに上昇させ30分程度維持した.1週間に2回のサウナ介入を4週間実施した.

      実験終了時のクレアチニンやBUN値に有意差は認められなかったが,TS群は他よりもわずかに高い値を示した.しかしながら,TS群とSW群の嚢胞の成長はcontrolに比して軽減しており,Hsp90の発現は有意な減少を示した(p < 0.01 or p < 0.001, vs. control).またTS群では,嚢胞形成や増殖に関与するErkの有意な減少が認められた(p < 0.05, vs. control).Hsp27の発現およびリン酸化はTS群で増加し,caspase-3の発現は減少傾向であったが,活性化に差は認められなかった.

      4週間のサウナ介入は,一時的な脱水とそれに伴う腎機能低下のリスクや熱負荷に伴うHsp27の発現増加による嚢胞形成や増殖を刺激するリスクを示唆するものであった.その一方で,熱負荷直後に適切な水分多量摂取を実施すれば,脱水予防と同時に嚢胞成長の抑制が期待できると考えられた.

  • 中西 亮介, 武内 孝祐, 秋月 千典, 中越 竜馬, 柿花 宏信
    論文ID: 2342
    発行日: 2021年
    [早期公開] 公開日: 2021/03/16
    ジャーナル フリー 早期公開

      背景:神経筋電気刺激(NMES)は,効果的なウォームアップ介入として注目されている.NMESは,筋肉パフォーマンスの指標である発達速度(RFD)の増加を示すが可動域(ROM)を増加させるかどうかはいまだに解明されていない. ROMは,筋腱単位(MTU)の剛性と筋伸展性の許容範囲の変化に起因する. MTU剛性が低下すると,筋肉のパフォーマンスが低下する傾向があることはよく知られている.したがって,ROM増加と筋肉のパフォーマンスを向上させるには,MTUの剛性を変更せずに,筋肉の伸展性に対する耐性を高める必要がある.この研究の目的は,ウォームアップとして使用される5秒間のMVICトルクレベルの20%でのNMESが,MTU剛性を変更せずに筋肉の伸張性に対する耐性の増加に続いてROMを改善するのに有効かどうかを調査することとした.

      方法と結果:13人の健康な男性被験者に対して20%MVICレベルでのNMESを5秒間実施した.NMES前後に最大ROMと標準化されたトルク(30N)を備えたROMを測定した.最大ROMは,NMES介入側での介入前と比較して介入後は増加した.一方でNMES非介入側では有意な変化がみられなかった.さらに,NMES介入側,非介入側において標準化されたトルクを使用したROMに有意差はみられなかった.

      結論:20%MVICで5秒間のNMESは,MTU剛性を変更せずに筋肉の伸張性に対する耐性を高めた後,ROMを増加するのに効果的であることがわかった.

  • 河野 洋志, 近藤 照彦, 日向 裕二, 武田 淳史
    論文ID: 2340
    発行日: 2021年
    [早期公開] 公開日: 2021/02/16
    ジャーナル フリー 早期公開

      水中ウォーキングは,浮力や抵抗,水圧,水温等の水の物理的特性が関与し,関節への負担軽減や筋力向上等に有効とされている.しかし,高齢者の血圧変動に関しては一定の見解が得られず不明確である.そこで,高齢者への水中ウォーキングが血圧に与える影響を探った.対象は介護予防教室に通う女性48名とし,初回の血圧測定値から高血圧の診断基準に沿って,高血圧群27名と対照群21名に分けた.両群とも,準備体操10分間,水中ウォーキング(前歩き,後ろ歩き,横歩き)15分間,休憩を10分間挟み,再び10分間歩いた.これを週1回の頻度で5週間行った.測定項目は収縮期血圧,拡張期血圧,心拍数,平均血圧を測定した.結果として高齢者に対する水中ウォーキングは,高血圧群において1週間後より収縮期血圧が,3週間後より拡張期血圧と平均血圧が有意に低下することが明らかになった.対照群においては有意な変化は認められなかった.一方,水中ウォーキング前後の即時効果の比較では,対照群で水中ウォーキング後に収縮期血圧と拡張期血圧が有意に上昇し,心拍数は低下した.高血圧群においては数値の改善が見られた5週間後に対照群と同様に収縮期血圧と拡張期血圧が有意に上昇し,心拍数は低下した.以上のことより,高齢者に対する水中ウォーキングは高血圧の診断基準に該当する者に対しては継続的に行うことで血圧を低下させるが,高血圧でない者が行う場合は水中ウォーキングを実施すると即時的に血圧が上昇するため,体調等に留意しながら実施することが必要であることが示唆された.

  • 藤本 和弘
    論文ID: 2339
    発行日: 2021年
    [早期公開] 公開日: 2021/01/13
    ジャーナル フリー 早期公開

      環境省が推進する「新・湯治」政策においては,温泉地における長期滞在需要を高めるための滞在プランづくりが求められている.どのようなプランづくりが進められているかを,国民保養温泉地を中心に調査した報告がある.それによれば,温泉地周辺の5つの外部環境資源の活用とその組み合わせが提案されている.すなわち,自然環境を活かす,歴史文化環境を活かす,人工環境や施設を活かす,移動して異環境を活かす,夜の時間帯を活かす,の5つである.本報告では,この5類型の活かし方が妥当かどうかを,休暇村で提案されている滞在のためのプログラムで検証を試みる.また,提案されているプログラムが滞在需要を高めるかどうかも評価した上で,改善点を提案する.

      本報告で取り上げる休暇村は,リトリート安曇野ホテル,乗鞍高原,南伊豆,富士,能登千里浜,越前三国,近江八幡,南淡路,竹野海岸,南紀勝浦,蒜山高原の11休暇村である.

      その結果,5類型には妥当性があり,5つの外部環境資源を活かし組み合わせた滞在のためのプログラムづくりの必要性が検証された.また,プログラムづくりにおいては,ウォーキングコース沿線に存在する外部環境資源の多様性よりも,プログラムを実行する発着地への近接性とプログラムを完遂させる時間である持続性が重要になることも示された.

  • 美和 千尋, 島崎 博也, 水谷 真康, 森 康則, 前田 一範, 中村 毅, 出口 晃
    論文ID: 2335
    発行日: 2020年
    [早期公開] 公開日: 2020/11/18
    ジャーナル フリー 早期公開

      背景:この研究の目的は,入浴直後,入浴中,浴槽から出た後の心血管および心理的反応を夏期と冬期と比較することである.

      方法:10人の若年被験者(29.6±1.5歳)を対象として,夏には40℃,冬は42℃で20分入浴を行った.冬期の室温と湿度は20.1℃,56.7%,夏期は27.0℃,58.3%.鼓膜温(Tty)は,サーミスタにより温度計で,収縮期血圧(SBP)および拡張期血圧(DBP)と心拍数(HR)は自動血圧計で測定し,HRとSBPの積値をダブルプロダクト(DP)とした.心理的な温熱感および快適感は,7点スケールを用いて評価した.

      結果:入浴直後には,両季節においてSBPとDPにおいて有意な増加を示した.他のパラメータには有意差は認められなかった.Tty,HR,DPでは,入浴中の冬期と夏期の間に有意差が認められた.出浴直後のHRとDPは,冬期は夏期に比べて有意な低下が示された.温熱感と快適感は,両季節で有意な負の相関が観察され,その相関の強さは冬期よりも夏期の方が大きかった.

      結論:入浴時の心血管への影響および心理的反応は,42℃の湯温である冬期の方が40℃の湯温である夏期に比べて大きい.しかしながら,冬期は夏期に比べ,湯温の高い入浴が快適感を損なわないため,入浴時間が長くなると考えられる.

  • 西村 典芳, 山中 裕
    論文ID: 2337
    発行日: 2020年
    [早期公開] 公開日: 2020/11/06
    ジャーナル フリー 早期公開

      厚生労働大臣認定の温泉利用型健康増進施設「神戸みなと温泉蓮」において,1泊2日のリラクゼーションを主体にした温泉利用型健康増進宿泊型プログラムを開発し,参加者の介入前後で主観的評価と血圧・自律神経の測定から効果を検証し,短期宿泊による参加者の心身改善に貢献できる温泉利用型健康増進宿泊型プログラムの構築を目指した.調査対象者はプログラムに参加した女性31名(年齢53.4±7.3歳,身長158.5±4.9cm,体重56.3±9.5kg,BMI 22.4±3.4)とした.プログラムは,ベーシックヨガ・水中運動・ヒーリングヨガ・岩盤ホットヨガ・温泉入浴・ウエルネスウォーキング等を実施した.

      介入前後で,収縮期血圧(121.1±13.9mmHg and 114.6±13.3mmHg; p=0.0101)が低下し,拡張期血圧(79.0±16.0mmHg and 72.8±16.6mmHg; p=0.0027)も低下した.ccvTPによる自律神経の変化においては,有意な変化が確認されなかった.主観的調査として,チャルダーの疲労調査の総合疲労(3.07±2.29 and 2.11±2.10; p=0.0080)も減少し,その内訳として,身体的疲労(2.37±1.68 and 1.81±1.66; p=0.0487)は減少したが,精神的疲労(0.70±0.94 and 0.30±0.76; p=0.0459)は増加していた.今回のプログラムは,介入1週間後でも身体的疲労低減効果が高く,精神的疲労低減効果については,プログラムの改善の必要性があると考えられる.今回短期的には,自律神経の変化が確認されなかったが,チャルダーの疲労調査の総合疲労の改善から,長期滞在に対する自律神経改善の可能性が考えられる.しかしながら,この効果については,さらなる調査が必要と思われる.

  • 河野 洋志, 近藤 照彦, 武田 淳史
    論文ID: 2338
    発行日: 2020年
    [早期公開] 公開日: 2020/11/06
    ジャーナル フリー 早期公開

      血流制限を伴う筋力トレーニングは,低負荷強度にて成長ホルモンの分泌が起こり,筋肥大や筋力増加が得られるとされ,高齢者や有疾患者への臨床応用が期待されている.しかし,実施環境は陸上に限られ,水中で行った際の循環動態や成長ホルモン分泌動向については不明確である.そこで,水中での血流制限を伴う筋力トレーニングにおける,循環動態および血漿GHレベルの動向を探った.対象は健常大学生12名とし,利き手上肢のみを浸水させる局所群と剣状突起まで浸水する全身群に分けた.両群とも,上腕基部を加圧し浸水した状態で肩の屈伸運動を10分間行った.加圧量は両群それぞれ0mmHg,50mmHgの2条件にて行った.測定項目は循環動態項目として心拍数,収縮期血圧,拡張期血圧を,採血項目として血漿GHレベルを測定した.結果として水中での血流制限筋力トレーニングは,50mmHg条件にてGHが分泌されることが明らかになった.また,局所的に浸水をさせて筋力トレーニングを行うことで,その部位は圧を加えなくても,GHの分泌が有意に高値を示した.一方,循環動態項目においては,いずれも有意な差は認められなかった.以上のことより,血流制限筋力トレーニングは加圧量に加え,浸水部分の影響を受けることが示唆された.

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