方法:都内の調査協力校81校(中学校45校,高校36校)のそれぞれ3年生の生徒14,879名を対象に,2018年6月(受験期前)と同年11月(受験期)の計2回,国際標準化身体活動質問紙日本語版尺度(短縮版)を用いた身体活動量および座位時間の調査を実施した。分析は,学年(中学生,高校生),性別(男性,女性),受験の有無(外部受験,内部進学,非進学)により対象者を12群に分類し,各群の受験期前から受験期にかけてのmoderate to vigorous physical activity(MVPA)と座位時間の変化をMann-WhitneyのU検定にて比較した。有意水準は5%とした。