大手企業はコスト競争力維持のため簡単にリストラをやって, 系列取引をやめ, 世界最適調達と称して, 人件費の安い東南アジアや中国に開発輸入という形で, 売上げは伸びない中で利益をあげている.
その分, 地域に密着している中小企業は, 大手企業の国際化, 多国籍化の中で売上げが大幅に減少している.
ベンチャーとして頑張れる企業はほんの一握りと言える.大手企業は組織で動くが, 中小企業は人が原点であると言える.どんな経営環境下にあっても企業の進むべき方向を明確にし, 自社の個有技術を深耕化し, 全社一丸の体制で臨むオンリーワン企業を目指すことが中小企業の生き残りの一つである.
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