含有物のない炭素鋼(0-18C)に被覆棒を以て施工した衝接熔接の、深さの最中から削つて造つた、直徑0.300"の磨いた試験片の耐火限度(endurance limit)は、温度20°及200℃では35,000lbs/_□″、300℃では41,000lbs/_□″であつた。500℃の時の耐久限度は分らなかつたが、36,000lbs/_□″より左程低くなかつた。最大應力の平面が熔接の中心を通過する不變型の疲れ試験が使用された。概して疲れの缺陷は嵌接の附近に生じた。熔接金属は母材より高い靜的擴張力を持つものである。
抄録全体を表示