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クエリ検索: "あんドーナツ"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 金光 秀子, 縄田 敬子, 富松 理恵子, 石田 裕美
    栄養学雑誌
    2017年 75 巻 1 号 29-38
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    【目的】高齢者施設入居者における血清セレン(Se)濃度とSe摂取量の関係を調べ,高齢者の栄養管理を適切に行うための給食管理上の課題を明らかにすることを目的とした。
    【方法】特別養護老人ホームに入居している女性9名を対象に3日間の食事調査を実施した。Seの摂取量は給食および自由摂取した食品を陰膳法にて採取し,化学分析による実測と同時に,食品成分表および「食品の微量元素含量表」を用いて計算した。また,対象者の血清Se濃度を測定し,Se摂取量との関係を調べた。
    【結果】調査対象者のSe摂取量の平均値は,実測値 51 μg,計算値 94 μgで,全員が推奨量以上であった。Se摂取量は,給食の提供量と有意な正の相関を示した。対象者の血清Se濃度は平均 76 μg/lであり,Se摂取量(実測値)と有意な正の相関が認められた(r=0.70 p=0.035)。Se摂取量(実測値)に最も寄与するのは魚料理(寄与率37.9%)であり,次いで肉料理(寄与率27.6%)であった。
    【結論】高齢者施設入所者の血清Se濃度は低値ではあるが,Seの栄養状態として欠乏状態にはないと予想された。また,Se摂取量は給食の提供量と関係するため,エネルギー,たんぱく質を最優先し,魚介類,肉類を主要な食品群と位置づけた食品構成表に則って献立作成をすることによってSeの不足を回避できることにつながると考えられた。
  • 江利川 滋
    マーケティングジャーナル
    2012年 31 巻 3 号 14-28
    発行日: 2012/01/15
    公開日: 2021/01/26
    ジャーナル フリー
  • 岡田 克己
    小児の精神と神経
    2020年 60 巻 1 号 38-49
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル 認証あり
    横浜市は,2017年度より文部科学省の研究委託を受け,新たな通級指導教室「コラボ教室」を小学校に開設した.本教室は,発達障害等により学校生活への適応が困難である児童に対し,障害による学習上や生活上の困難の改善・克服を目標とする従来の自立活動の指導の視点に加え,子どもたちの強み(興味関心や認知的強み)を生かす教育という新たな視点に立つ.平成30年度は小学校3~6学年までの男女全18名.全児童のIQの値による知能評価の基準は,平均の上から平均より非常に高いまでの範囲にある.本教室では,「専門分野」「社会性」「自己理解」の3つを柱に指導内容を構成した.また,各児童に対し,「通級型指導」「専門分野の特別指導」「巡回型指導」「本人参加型会議」の4つの指導形態を併用し,指導を展開した.これらに取り組むことで,全体的に社会性・適応行動面に肯定的な変化がみられ,自己理解の深まりが得られた.
  • 中村 努, 西島 文香, 深山 誠也, 執印 太郎, 宮野 伊知郎, 玉里 恵美子, 下村 珠美
    E-journal GEO
    2021年 16 巻 2 号 201-218
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/08/03
    ジャーナル フリー

    本稿では,中山間地域における生活支援ニーズと,社会福祉協議会による地域福祉活動の特徴を明らかにした.高知県いの町吾北地区では,生活支援ニーズが存在するにもかかわらず,市町村合併を背景として,見守りが必要な在宅生活を支援するための人材が不足している.この問題に対して,行政の事業を受託した社会福祉協議会は町内出身者を中心とする人材を確保して,送迎付きの集いを実施し,介護保険や共助によってカバーされない生活支援ニーズに対応していた.サービス利用者への聞取り調査によると,利用者同士の会話や行事といった活動自体に楽しみを見出すととともに,サービス利用の合間や送迎途中における小売店や金融機関,医療機関へのアクセスの確保が,重要な生活支援の機能として指摘された.

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