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クエリ検索: "ぶどう膜炎"
1,885件中 1-20の結果を表示しています
  • 大黒 伸行
    サルコイドーシス/肉芽腫性疾患
    2008年 28 巻 1 号 108-111
    発行日: 2008/10/01
    公開日: 2010/08/12
    ジャーナル フリー
    サルコイドーシスは全身の肉芽腫性疾患であるが, 眼炎症は慢性化しやすく, 2次的な変化をしばしば来たす. その代表的なものとして, 白内障, 緑内障, 黄斑浮腫, 黄斑前膜がある. 1次病変に対しては保存的治療が基本であるが, これら2次病変の治療では外科的治療の併用が時として必要となってくる.
  • 中野 博人, 坂尻 顕一, 新田 永俊, 長田 敦, 高橋 利幸
    臨床神経学
    2015年 55 巻 10 号 716-721
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/10/16
    [早期公開] 公開日: 2015/08/18
    ジャーナル フリー
    患者は20歳女性.左眼の視力低下で発症し,眼科で左球後視神経炎を伴う両側中間部
    ぶどう膜炎
    を指摘された.MRIで両側側脳室周囲白質や脳梁膨大部,延髄,胸髄に非造影無症候性多発病変を認め,左視神経は腫大しており,当初は両側中間部
    ぶどう膜炎
    を伴った球後視神経炎と診断した.ステロイド治療にて左視力や
    ぶどう膜炎
    は改善し,脳MRIで左視神経の腫大も軽快した.経口プレドニゾロン治療継続約1年後に脳MRIで新規病変を認め,多発性硬化症(multiple sclerosis; MS)と診断した.
    ぶどう膜炎
    を合併したMS症例の報告は少なく,両側中間部
    ぶどう膜炎
    を合併したMSは本例が本邦第1例である.
  • 上甲 覚
    日本ハンセン病学会雑誌
    1996年 65 巻 3 号 170-173
    発行日: 1996/11/30
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    らい(ハンセン病)患者の白内障に超音波水晶体乳化吸引術と眼内レンズ(intraocular lens:IOL)の挿入を同時に行い,
    ぶどう膜炎
    の既往の有無で,その術後成績を検討した。対象は
    ぶどう膜炎
    の既往がある群は14例15眼,既往のない者は8例10眼で,経過観察期間はそれぞれ平均20か月と23か月である。2段階以上の視力改善率は,既往群では14眼(93%),既往のない群では9眼(90%)であった。術後合併症の頻度をみると,
    ぶどう膜炎
    の既往のある群では15眼中14眼(93%),既往のない群は10眼中4眼(40%)であり,既往のある群は,術後合併症の頻度が高かった。しかし,特に重篤な合併症はなかった。
  • 池田 幸雄
    日本老年医学会雑誌
    1994年 31 巻 5 号 415-417
    発行日: 1994/05/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    症例は73歳女性. バセドウ病の治療中に, 右眼の霧視および充血が出現. 近医眼科にて,
    ぶどう膜炎
    の診断を受け, 原因精査の為, 当科へ紹介された. 精査の結果, サルコイドーシス, ベーチェット病, その他の自己免疫疾患を疑わせる所見は認められなかった. 一方, EIAおよび Western blot 法による抗HTLV-I抗体が陽性であり, HTLV-I関連
    ぶどう膜炎
    (HAU) の可能性が考えられた. 近年,バセドウ病の発生におけるHTLV-I関連遺伝子の関与が報告されていることや, 高齢者バセドウ病において抗HTLV-I抗体の陽性率が有意に高いという報告もあり, 本例におけるバセドウ病の発生にHTLV-I感染が関与している可能性が考えられた.
  • 川本 導史, 阿南 隆, 波多野 豊, 片桐 一元, 藤原 作平, 衞藤 崇彦, 片岡 晶志, 高下 光弘
    西日本皮膚科
    2008年 70 巻 1 号 31-36
    発行日: 2008/02/01
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル 認証あり
    47歳の男性。15年間尋常性乾癬に罹患している。急激に皮疹が悪化し,膝関節痛,38℃台の発熱が出現したため,2003年9月来院した。また2年前から両眼に前房蓄膿が出現し,近医眼科で加療されている。体幹,上肢に輪状の紅斑が多発し,全指趾の爪甲の変形を認めた。両下腿遠位部に疣状の角化性局面が形成されていた。皮膚生検像では,錯角化を伴う角質の椀状の表皮への陥入,Munroの微小膿瘍を認めた。真皮乳頭層の毛細血管の増生·拡張,真皮上層の膠原線維の増加がみられた。白血球増加,CRP高値,リウマチ因子,HLA-B 27は陰性。両眼の活動性
    ぶどう膜炎
    を認めた。単純X線像にて左遠位指節間関節の破壊像,仙腸関節の関節裂隙の狭小化と硬化像を認めた。下腿の疣状局面はプロピオン酸クロベタゾール(デルモベート®軟膏)·酸化亜鉛(亜鉛華単®軟膏)の重層療法と,包帯による圧迫により徐々に改善した。体幹の皮疹はジフルプレドナート(マイザー®軟膏)外用により急速に改善したが,四肢末梢の皮疹および関節痛は続いていた。シクロスポリン(ネオーラル®)3mg/kg/日の内服にて関節痛,難治性皮疹,白血球増加,CRP 上昇などの炎症所見は軽快したが,副作用のため中止した。エトレチナート(チガソン®)50mg/日の内服にて皮疹および関節痛は軽快しCRPも低下したが,
    ぶどう膜炎
    と平行して皮疹の寛快増悪が続いている。
  • 石川 珠代, 吉田 忍, 西澤 嘉四郎
    脳と発達
    2023年 55 巻 6 号 433-437
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/12/07
    ジャーナル フリー

     急性散在性脳脊髄炎(acute disseminated encephalomyelitis;ADEM)と診断・加療された後,

    ぶどう膜炎
    を発症した15歳男子例を報告する.けいれんを認め,頭部MRIで皮質下白質にT2強調像,FLAIR画像で多巣性の高信号を認めADEMと診断した.ステロイド療法を行い経過良好で外来で通院加療を行っていた.101病日頃より眼球結膜充血と眼痛,視力低下を認め,汎
    ぶどう膜炎
    の診断となった.若年性慢性虹彩毛様体炎,若年性特発性関節炎,尿細管間質性腎炎
    ぶどう膜炎
    症候群,Behçet病などに伴う
    ぶどう膜炎
    を考慮し各種検査を行ったが有意な所見は認めなかった.また多発性硬化症(multiple sclerosis;MS)の可能性も考え注意深く経過を追ったが再発なく経過し,頭部MRIでも新たな病変は確認されなかった.
    ぶどう膜炎
    に対しステロイド点眼のみで治癒傾向となった.調べえた限り,過去にADEMと
    ぶどう膜炎
    を併発した小児例の報告はなかった.欧米を中心にMSに
    ぶどう膜炎
    を伴った症例は多数報告されている.MSと同じ後天性脱髄性疾患であるADEMも,
    ぶどう膜炎
    と共通の免疫学的基盤を持つ可能性がある.現時点では,ADEMと考えているが後に他の脱髄性疾患と確定診断される可能性もあり,今後も定期的な経過観察を行う必要があると思われた.

  • 上甲 覚, 沼賀 二郎, 藤野 雄次郎, 増田 寛次郎, 平田 蘭子, 前田 平生
    日本らい学会雑誌
    1995年 64 巻 2 号 112-118
    発行日: 1995/07/20
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    らい患者における
    ぶどう膜炎
    の発症に対するHLAの関与を検討した。対象は,らい患者65例と,正常対照の健康成人138例である。患者群の内訳は,
    ぶどう膜炎
    の既往のある者は32例で,
    ぶどう膜炎
    の既往のない者は33例である。HLA-A,-B,-C,-DR, DQ抗原の検索は,対象者の末梢血リンパ球を用い補体依存性リンパ球細胞障害試験を行った。HLA-DRB1対立遺伝子はPCR-SSCP法とPCR-RFLP法を施行し検索した。その結果, HLA-DR2抗原頻度は対照群で138例中49例(35.5%),
    ぶどう膜炎
    のある群で32例中26例(81.3%)で, HLA-DR53の頻度はそれぞれ69.6%と37.5%あった。対照群との比較において,HLA-DR2が
    ぶどう膜炎
    のある群で有意に増加し(Pc<0.0005), HLA-DR53は有意に低下していた(Pc<0.05)。血清学的タイピングでは
    ぶどう膜炎
    のない群と対照群との間に有意差を示すHLA抗原はなかった。HLA-DR2対立遺伝子では,DRB1*1501のみ有意な差を認め,対照群との比較において
    ぶどう膜炎
    のある群でオッズ比7.1(PC<0.000005),
    ぶどう膜炎
    のない群はオッズ比4.1(Pc<0.005)であった。らい患者における
    ぶどう膜炎
    の癸症に.HLA-DRBI*1501の強い相関を認めた.
  • 川島 秀俊
    日本内科学会雑誌
    2013年 102 巻 10 号 2607-2612
    発行日: 2013/10/10
    公開日: 2014/10/10
    ジャーナル フリー
    リウマチ・膠原病疾患において,眼障害/病態が発生する場合があり,眼表面,強膜あるいは眼内における様々な病態を呈する.これらの代表的な病態について述べるとともに,最近の眼科治療の進歩について述べる.特に近年における,点眼,生物学的製剤,レーザー治療,手術治療の進歩についても述べる.
  • 渡邉 裕子, 蒲原 毅, 佐野 沙織, 白田 阿美子, 小野田 雅仁, 池澤 善郎, 相原 道子
    日本皮膚科学会雑誌
    2012年 122 巻 9 号 2321-2327
    発行日: 2012/08/20
    公開日: 2014/11/13
    ジャーナル 認証あり
    58歳,男性.25歳時に尋常性乾癬が発症し,33歳時に霧視の自覚と共に非肉芽腫性前部
    ぶどう膜炎がみられ乾癬性ぶどう膜炎
    と診断された.シクロスポリン内服で加療されたが治療に難渋し,58歳時に膿疱性乾癬が発症した.シクロスポリンを中止しインフリキシマブを開始後,皮膚症状と共に眼症状の著明な改善が得られた.再発性,難治性の乾癬性
    ぶどう膜炎
    に対しインフリキシマブは有効な治療法と考えられた.自験例および本邦における乾癬性
    ぶどう膜炎
    のまとめでは,初発症状は,視力低下が最も多く,次いで霧視,充血,眼痛の順に多くみられた.
    ぶどう膜炎
    発症時の乾癬の臨床病型は,関節症性乾癬が31例中13例(42%)と最も多く,次いで尋常性乾癬が31例中10例(32%),膿疱性乾癬が31例中7例(23%)であった.乾癬性
    ぶどう膜炎
    患者の25例中23例(92%)で関節症状がみられ,23例中22例(96%)でHLA-A2がみられた.
    ぶどう膜炎
    に対し皮疹出現の先行例が約90%にみられ,皮疹出現から長期経過後に
    ぶどう膜炎
    が生じている例が多かった.関節症状とHLA-A2を有する乾癬では,
    ぶどう膜炎
    を合併する危険性があり注意が必要と考えられた.
  • 林 美沙, 中川 幸延, 遠山 知子, 平野 亜由子, 佐藤 彩子, 瀬口 道秀, 杉本 麗子, 東山 真里
    日本皮膚科学会雑誌
    2013年 123 巻 9 号 1787-1796
    発行日: 2013/08/20
    公開日: 2014/10/30
    ジャーナル 認証あり
    インフリキシマブが奏効した乾癬に伴う難治性
    ぶどう膜炎
    の2症例を報告する.54歳,男性.28歳時に乾癬性紅皮症と診断されたが,不十分な治療により皮疹のコントロールは不良であった.38歳時に右眼
    ぶどう膜炎
    を,45歳時に左眼
    ぶどう膜炎
    を発症した.プレドニゾロンの内服で加療されるも難治であり右眼は失明に至った.2010年乾癬の皮疹,及び
    ぶどう膜炎
    のコントロールが不良のため,インフリキシマブを開始した.治療開始後より皮疹,及び
    ぶどう膜炎
    の症状は速やかに改善した.経過中に軽度の眼症状の再燃を認めるも,インフリキシマブを増量することで眼症状は改善した.34歳,女性.19歳時に乾癬を発症し,外用治療にて経過良好であった.2010年,産後より急速に体幹の皮疹の増悪を認め,多発関節炎が出現した.ステロイド軟膏とビタミンD3軟膏の外用,及びメトトレキサートの内服を開始するも難治であり,右眼の
    ぶどう膜炎
    と視神経炎も発症した.インフリキシマブを開始し,皮疹,関節炎,及び
    ぶどう膜炎
    は速やかに改善した.経過中に関節症状と
    ぶどう膜炎
    の再燃を認めたが,インフリキシマブ,及びメトトレキサートを増量することで経過良好である.当院で経験した乾癬に伴う
    ぶどう膜炎
    5例及び過去の報告症例から,
    ぶどう膜炎
    発症の危険因子,及びTNFα阻害剤の有効性につき若干の考察を加えて報告する.乾癬に伴う
    ぶどう膜炎
    は難治で時に失明に至るため,免疫抑制剤に対し効果が得られない症例には,TNFα阻害剤は有効な治療として考慮すべきである.
  • 森 佳幸, 安藤 麻衣子, 中原 英子, 比嘉 慎二, 森島 淳仁, 五十嵐 敢, 栗谷 太郎, 前田 恵治, 赤木 良隆, 水野 仁, 中本 ちさこ, 申 性孝, 福田 全克, 岡本 茂
    臨床リウマチ
    2010年 22 巻 1 号 133-137
    発行日: 2010/03/30
    公開日: 2016/02/26
    ジャーナル フリー
       TINU症候群は
    ぶどう膜炎
    を伴う間質性腎炎を特徴とする.症例は42歳女性で主訴は発熱,頭痛であった.頭痛の出現後,39度台の発熱,霧視が出現した.検査値はCRP9.7mg/dlまで上昇を認め,その後血清クレアチニン値が3.3mg/dlに上昇した.プレドニゾロン40mg/日の投与を開始した.翌日から発熱は改善し,第16病日には血清クレアチニン値,CRPとも正常化した.同時期に霧視も改善を認めた.
  • 木村 泰朗
    日本臨床免疫学会会誌
    1994年 17 巻 6 号 855-859
    発行日: 1994/12/31
    公開日: 2009/02/13
    ジャーナル フリー
  • 望月 學
    日本臨床免疫学会会誌
    1994年 17 巻 6 号 864
    発行日: 1994/12/31
    公開日: 2009/02/13
    ジャーナル フリー
  • 望月 學, 鴨居 功樹, 寺田 裕紀子
    日本内科学会雑誌
    2017年 106 巻 7 号 1410-1416
    発行日: 2017/07/10
    公開日: 2018/07/10
    ジャーナル フリー

    HTLV-1

    ぶどう膜炎
    は無症候キャリアに合併する眼内炎症である.主訴は霧視,飛蚊症,視力低下等で,片眼あるいは両眼に生じる.この
    ぶどう膜炎
    は副腎皮質ステロイド薬によく反応し,視力予後は良好であるが,約30%の患者で
    ぶどう膜炎
    が反復して起こる.全身合併症としてBasedow病の既往,HTLV-1関連脊髄症(HTLV-1-associated myelopathy:HAM)がみられることがあるが,成人T細胞白血病(adult T-cell leukemia:ATL)の合併は極めて稀である.

  • 柴田 直弥, 石川 誠, 松井 孝子, 吉冨 健志
    神経眼科
    2018年 35 巻 4 号 430-435
    発行日: 2018/12/25
    公開日: 2019/01/24
    ジャーナル 認証あり
     片眼に乳頭浮腫を認めたサルコイドーシスの1例を報告する.症例は54歳の女性.左視力低下を自覚し,近医眼科で左うっ血乳頭を疑われ当院紹介受診となった.頭部CTとMRIでは異常所見を指摘されなかった.
    所見:受診時の矯正視力は,右(1.0),左(0.5)であった.右眼底には明らかな異常は認めなかったが,左眼底に発赤を伴う乳頭浮腫を認めた.フルオレセイン蛍光眼底造影検査にて,左視神経乳頭からの蛍光漏出を認めた.全身検索の結果,両側肺門リンパ節腫脹,血清ACE活性高値,血清sIL-2R高値を認めたことから,サルコイドーシスに伴う左乳頭浮腫が考えられた.プレドニゾロン40 mg/日内服を開始したところ,左乳頭浮腫は改善した.
    結論:乳頭浮腫を認めた症例ではサルコイドーシスも鑑別に入れて精査することが重要である.
  • 飯塚 政弘, 千葉 満郎, 荒川 弘道, 正宗 研
    日本大腸肛門病学会雑誌
    1986年 39 巻 2 号 183-186
    発行日: 1986年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    症例は52歳の女性で,主訴は右眼充血,疲労感,霧視感.現病歴1昭和53年全大腸炎型,55年直腸炎型潰瘍性大腸炎で入院した.その後ときどき血便があったが,58年1月両眼球結膜充血と眼の疲労感出現,両眼結膜炎と診断された.59年9月より右上肢のしびれ感,手関節のこわばり,また10,月より右眼球結膜の充血,眼の疲労感,霧視感が出現した.毛様充血,前房内の線維素および多数の細胞,角膜後面沈降物,虹彩後癒着等の所見より非肉芽性前部
    ぶどう膜炎
    と診断された.潰瘍性大腸炎に
    ぶどう膜炎
    の合併頻度は0.7-11.8%とされているが,本邦では稀で症例報告は2例のみである.本症例では眼症状に関連して関節症状,血便がみられたことから,
    ぶどう膜炎
    は潰瘍性大腸炎の病勢と関係あるものと考えられた.
  • 山木 邦比古
    日本臨床免疫学会会誌
    1994年 17 巻 6 号 850
    発行日: 1994/12/31
    公開日: 2009/02/13
    ジャーナル フリー
  • 松井 勇人, 石川 英二, 舩山 華奈子, 福森 あゆみ, 森 睦貴, 渡邉 麻衣子, 野田 真理子, 清水 敦哉
    日本内科学会雑誌
    2023年 112 巻 11 号 2122-2128
    発行日: 2023/11/10
    公開日: 2024/11/10
    ジャーナル フリー

    49歳,女性.6カ月前の健診で軽微な蛋白尿と尿糖を指摘されていた.左眼の飛蚊症を自覚し,眼科で左

    ぶどう膜炎
    と診断された.その際に検尿異常と腎機能障害を指摘され腎臓内科へ紹介となり,腎生検で尿細管間質性腎炎を認め,尿細管間質性腎炎
    ぶどう膜炎
    症候群(tubulointerstitial nephritis and uveitis syndrome:TINU症候群)と診断した.TINU症候群は,経過中に
    ぶどう膜炎
    の再発や慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)へ進行することも多く,内科医と眼科医が連携して診療にあたることが重要である.

  • 中村 聡
    日本臨床免疫学会会誌
    1994年 17 巻 6 号 860-863
    発行日: 1994/12/31
    公開日: 2009/02/13
    ジャーナル フリー
  • 中島 康, 小松 眞史, 星野 孝男, 石田 真一, 後藤 充男, 正宗 研, 那須 宏
    日本消化器病学会雑誌
    1991年 88 巻 10 号 2686-2690
    発行日: 1991年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
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