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クエリ検索: "キク"
18,595件中 1-20の結果を表示しています
  • 山本
    キク
    家政学原論研究会会報
    1969年 1 巻 2-
    発行日: 1969/03/01
    公開日: 2017/10/30
    ジャーナル フリー
  • 山本
    キク
    , 前川 当子
    家政学原論研究会会報
    1969年 2 巻 9-15
    発行日: 1969/10/01
    公開日: 2017/10/30
    ジャーナル フリー
  • 古川 法子, 吉村 剛, 今村 祐嗣
    木材保存
    2009年 35 巻 6 号 260-264
    発行日: 2009年
    公開日: 2012/03/29
    ジャーナル フリー
  • 馬場 庸介, 相奈良 賢治
    木材保存
    2014年 40 巻 2 号 64-69
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/05/02
    ジャーナル フリー
  • 野淵 輝
    木材保存
    1992年 18 巻 4 号 190-200
    発行日: 1992/07/25
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 小川 眞
    環境技術
    1996年 25 巻 10 号 603-611
    発行日: 1996/10/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 二宮 文乃
    耳鼻咽喉科臨床 補冊
    1996年 1996 巻 Supplement89 号 39-40
    発行日: 1996/12/01
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
  • 植え付け装置の開発
    門田 充司, 近藤 直, 秋山 尚文
    農業機械学会誌
    1998年 60 巻 5 号 37-43
    発行日: 1998/09/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    前報までに, 視覚部における挿し穂の把持位置検出アルゴリズムの検討, 挿し穂の整形装置の試作と基礎実験を行ってきた。本報では, 前報で報告した整形装置で処理された挿し穂をセル整形トレイに植え付けるための植え付け装置の試作と実験を行った。植え付け装置は, 整形装置で処理を終えた挿し穂を10本把持するプレートを有し, それらを同時にトレイに植え付けることができる。植え付け実験の結果約95%の成功率で挿し穂をトレイに植え付けることができた。
  • 杉浦 広幸, 藤田 政良
    熱帯農業
    2003年 47 巻 2 号 109-116
    発行日: 2003/06/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    ケニヤで夏秋ギク (Dendranthema grandiflorum (Ramat.) Kitamura) 系大輪ギクの露地無電照栽培技術を開発するため, エセフォン散布と母株の冷蔵処理が生育と開花に及ぼす影響を現地と日本の夏季でケニヤを想定して検討した.供試したいずれの品種も, 無処理区に対してエセフォンの散布区は開花要日数が長くなり, 葉数が増加し, 切り花長の長い切り花が得られた.200mg/lのエセフォン散布回数と開花要日数, 切り花品質の関係では, 開花要日数は‘精雲’の3回散布, ‘サマーイエロー’で5回散布が最も長く, 葉数は‘精雲’および‘サマーイエロー’とも4回散布が最も多かったが, 切り花長は‘精雲’が3回散布, ‘サマーイエロー’で4回散布が最も伸長した.両品種とも, エセフォン200mg/l散布回数3回~4回が, 0回~2回に比べ切り花重と茎径は大きく, 節間長は短かった.いずれの品種もエセフォン散布に母株冷蔵を組み合わせると, 開花要日数と葉数が増加すると共に, 切り花長もより長くなり無処理区より約60%伸長した.またケニヤを想定して日本の夏季に‘精雲’のエセフォン3回散布, ‘サマーイエロー’および‘スーパーイエロー’の4回散布区における最終散布濃度を0~1, 000mg/lとして検討したところ, 切り花長は‘精雲’は200mg/l, ‘サマーイエロー’は600mg/lそして‘スーパーイエロー’は800mg/l区で最も長かった.これらの切り花の長さは, 日本市場における
    キク
    切り花一級品に必要な80cmに達しなかった.
  • 放射線照射による木材害虫の防除 (第3報)
    吉田 忠晴, 深見 順一, 福永 一夫, 松山 晃
    Journal of Pesticide Science
    1977年 2 巻 4 号 413-420
    発行日: 1977/11/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    インドネシア, フィリピン, マレーシア産のフィリッピンザイノ
    キク
    イムシ, および日本国内だけでなく, インドネシア, フィリピン, ボルネオなどに分布しているクワノ
    キク
    イムシ, サカクレノ
    キク
    イムシについて, 60Coγ線に対する放射線感受性を測定した結果, (1) クワノ
    キクイムシはフィリッピンザイノキク
    イムシと同じラワンのこ屑を基材とした人工培地で, またサカクレノ
    キクイムシはフィリッピンザイノキク
    イムシの人工培地を改良した培地で飼育が可能であった. (2) 羽化3~4日以内のフィリッピンザイノ
    キク
    イムシ雌成虫に対する照射後12日目の殺虫線量LD50とLD99は, それぞれ57krad, 90kradであり, ハンノキ
    キク
    イムシと同程度であった. (3) 羽化2~3日前のフィリッピンザイノ
    キク
    イムシ雌雄蛹に対する羽化阻止線量は8krad以上で, その羽化成虫について, 照射, 非照射の組合わせを行なった結果, 蛹照射における不妊化線量は3~5kradであった. (4) フィリッピンザイノ
    キク
    イムシ蛹に不妊化線量レベルの3~5kradを照射した結果, 1♂×U♀区では雄成虫だけの羽化がみられ, 照射による精子の不活性化を認めた. (5) 既交尾のフィリッピンザイノ
    キク
    イムシ雌成虫の不妊化線量は4kradであり, 5~10krad照射では雄成虫だけの羽化がみられ, 雌成虫を生ずる受精卵の感受性が高いことが認められた. (6) クワノ
    キク
    イムシ雌成虫の不妊化線量は4kradであり, サカクレノ
    キク
    イムシは今までの結果と同様に2kradであった. (7) 蛹照射における照射雌および既交尾雌成虫照射では, 線量の増加に伴ってアンブロシア菌の繁殖は抑制されることが認められ, これは放射線の穿入阻止効果にもとづくものと思われる. (8) フィリッピンザイノ
    キク
    イムシ, クワノ
    キク
    イムシ, サカクレノ
    キク
    イムシの3種は, ハンノキ
    キク
    イムシ, シイノコ
    キク
    イムシと同程度の放射線感受性であった.
  • 吉行 瑞子
    哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan
    1970年 5 巻 2 号 58-61
    発行日: 1970/11/30
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    Variations of relative length of the third, fourth and fifth metacarpals in two small local populations of Rhinolophus cornutus TEMMINCK, 1835, from the Tsushima Is., Japan, were studied. The samples of populations employed in this study were collected from abandoned mines of Sago, Kamiagata-machi, Kamiagata-gun, and Mitoshima, Mitoshima-machi, Shimoagata-gun. The Sago population was represented by 41 males and 24 females and Mitoshima population by 65 females.
    The third was always shortest among the metacarpals, but fourth and fifth were variable in the samples examined. Three types in comparative length of the fourth and fifth metacarpals were recognized. They were classified as follows ; type I: fourth and fifth subequal, type II: fourth evidentyly longer than fifth, and type III: fourth evidently shorter than fifth.
    The differences between the ratios of appearance of each type were examined basal on the formulae, Sp1-p2=√Sp12+Sp22, Z=p1-p2/Sp1-p2.As the result it became clear that type III was always highest in the ratio among them. No differences were observed in the ratios of these types between different relative age classes or males and females. The ratios of types I and II were not different between samples of Sago and Mitoshima populations, however those of type III were evidently different between them. Therefore, the ratios of type III must be treated carefully in the course of taxonomic study in species level, because they may different considerably every small populations.
  • 野淵 輝
    木材保存
    1986年 12 巻 3 号 237-241
    発行日: 1986/09/25
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    Recently, the writer examined the specimens of Dinoderus befoueolatus (WOLLASTON) from imported rattan desk and chair in Tokyo and Heterobostrychus aequalis (WATERHOUSE) from seasoned wood of imported lauan timber in Naha, Okinawa. These two tropical bostrychid beetles are firstly founded in Japan. Now, Japanese bostrychid fauna consists of the following 16 species, belonging to 9 genera : Eudecatomus lanatus LESNE, Rhizopertha dominica (FABRICIUS), Dinoderus minutus (FABRICIUS), D. bifoveolatus (WOLLASTON), D. japonica LESNE, D. speculifer LESNE, Sinoxylon japonicum LESNE, Lichenophanes carinipennis (LEWIS), Heterobostrychus aequalis (WATERHOUSE), H. hamatipennis (LESNE), Bostrychopsis affinis LESNE, Xylothrips flavipes (ILLIGER), Xylopsocus bicuspis LESNE, X.capucinus (FABRICIUS), X. castanopterus (FABRICIUS), and X. galloisi LESNE. A number of exotic species, intercepted from time to time in imports from tropical countries are not mentioned in above species. Amony them, serious pests are Dinoderus minutus injurious to dried bamboo and Rhizopertha dominica to all kinds of stored grains. Sometimes Dinoderus japonicus damage to bamboo at the local level.
    The biological notes and distinguishable characters of each species of genera Dinoderus and Heterobostrychus from Japan were given in this paper. New discovered species, Dinoderus befoueolatus may be distinguished from other Japanese species of Dinoderus by the following key:
    1. Elytra with an impunctate and glabrous part on declivity; antennae 10-segmented. Body length 3.5-4.0 mm ......... D.speculifer LESNE
    1'. Elytra without impunctate and glabrous part on declivity ......... 2
    2. Antennae 10-segmented; 1st tarsal segment shorter or nearly as long as the 2 nd ; a median pair of tubercles on the pronotal anterior margin not so larger than others on its lateral sides ......... 3
    2'. Antennae 11-segmented ; 1st tarsal segment longer than the 2nd ; a median pair of tubercles on pronotal anterior margin distinctly larger than others on its lateral sides. Body length 3.0-3.8 mm ...... D.japonicus LESNE
    3. Body slightly stout and large ; anterior margin on pronotum sinuate with nearly triangular teeth ; the teeth not contiguous to each other at the base. Body length 2.5-3.5 mm ......... D. minutus (FABRICIUS)
    3'. Body slender and small ; anterior margin of pronotum serrate with semicircular teeth ; the teeth contiguous to each other at the base. Body length 2.4-2.7 mm ......... D. bifoveolatus (WOLLASTON)
    Heterobostrychus aequalis may be distinguished from H.hamatipennis only hitherto known species of this genus from Japan by the following characters ; weakly impressed frontoclypeal suture, numerous and strong punctures on basal half of pronotum, smooth and glabrous scutellum, glabrous elytra, and in male two distinct horns on each elytral declivity.
  • 大石 一史, 奥村 義秀, 森岡 公一
    園芸学研究
    2003年 2 巻 1 号 51-54
    発行日: 2003年
    公開日: 2008/01/22
    ジャーナル フリー
    CSVdの感染の有無をドットブロットハイブリダイゼーションで診断するため,RNAの抽出法を改良した.
    1.
    キク
    成熟葉を等量のCTABバッファーで磨砕し,上清を煮沸して遠心分離し,上清に酢酸ナトリウムとイソプロパノールを加え,2Mの塩化リチウムに重層,遠心する方法でCSVd-RNAを抽出した.この煮沸法は,フェノールなどの劇物を必要としない安全な抽出法である.
    2.ノーザン分析では,煮沸法で抽出されたCSVd-RNAの一部は分解されて低分子化したが,一部は分解されずに残存していた.この結果は,煮沸法で抽出されたCSVd-RNAを用いたRT-PCRで期待されるサイズのDNAが得られたことからも確かめられた.
    3.CSVdを保毒した
    キク
    葉をCTABバッファーで磨砕し,煮沸法およびフェノール抽出で精製したRNAをドットブロットハイブリダイゼーションで検出したところ,煮沸法はフェノール抽出よりかなり強いシグナルが得られ,CSVdの検出感度が高いことが分かった.
  • 雨宮 昭二
    木材保存
    1979年 1979 巻 13 号 20-24
    発行日: 1979/02/25
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 花田 薫, 酒井 淳一
    九州病害虫研究会報
    2001年 47 巻 43-45
    発行日: 2001/11/15
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 李 彦, 遠山 忠, 田中 靖浩, 湯 岳琴, 呉 曉磊, 森 一博
    日本水処理生物学会誌
    2014年 50 巻 3 号 95-103
    発行日: 2014年
    公開日: 2018/03/10
    ジャーナル フリー
    本研究では,ウ
    キク
    サ,コウ
    キク
    サ,アオウ
    キク
    サ,ミジンコウ
    キク
    サの4種類のウ
    キク
    サ類が環境水中でのフェノール分解に及ぼす影響を検討した。フェノールを添加した環境水に各ウ
    キク
    サ類を植栽しフェノール濃度の経時変化を連続バッチ栽培系で調べたところ,非植栽対照系に比べて顕著な除去速度の向上が確認された。また,無菌化したウ
    キク
    サ類を滅菌処理した環境水に植栽した場合にはフェノールの除去は観察されなかったことから,ここで観察されたフェノール除去は,ウ
    キク
    サ類による吸収等の直接的な作用ではなく微生物による分解作用によるものであり,ウ
    キク
    サ類によりその作用が大きく促進されることが示唆された。そのような促進作用は,各除去速度の比較から,特にウ
    キクサとミジンコウキク
    サで優れていることが示された。供試ウ
    キク
    サ類から微生物を回収し解析した結果,Pseudomonas spp., Delftia spp., Azospirillum spp., Acinetobacter spp., and Zoogloea spp.を含む多様なフェノール分解微生物が分離された。これらの分離株をその分離源となった各ウ
    キク
    サ類の破砕抽出物を添加したフェノール無機栄養塩培地で培養した結果,破砕抽出物を含まない対照系に比べて増殖あるいはフェノール分解作用の増進が観察された。以上の結果より,ウ
    キク
    サ類はフェノール分解微生物の増殖やフェノール分解を促進しており,その栽培系はフェノール汚染水の浄化に優れた効果を示すことが結論づけられた。
  • 山下 優勝
    関西病虫害研究会報
    1968年 10 巻 28-34
    発行日: 1968/02/01
    公開日: 2012/10/29
    ジャーナル フリー
    1. クリ樹を加害する
    キク
    イムシの一樹あたりの穿入種類と, その生息部位を樹令別に検討した.
    2.
    キク
    イムシの種類は樹令が進むに従って増加し, 11年生木でXylosandrus属1種, Xyleborus属8種, Scolytoplatypus属1種の3属10種がみられた.
    3. 穿孔数は樹令の進んだ樹に多く,
    キク
    イムシの種類では, ハンノキ
    キク
    イムシ, サクセス
    キク
    イムシ, カヌス
    キク
    イムシは各樹に生息し, 若い樹ほど3種の密度が高い.
    4. クリ樹における
    キク
    イムシの穿入部位は, 皮目から穿入する種類が多い. しかしハンノキ
    キク
    イムシ, ミカド
    キク
    イムシは皮目よりも平滑面からの穿入率が高い.
    5. クリ樹における
    キク
    イムシの生息部位を, 年令別枝, 樹の高さ, 樹の太さについて検討した結果, 樹全体に穿入する種類としてハンノキ
    キク
    イムシ, サクセス
    キク
    イムシ, カヌス
    キク
    イムシ, X. laetus NIIJIMA, 樹の地際部だけ穿入する種類としてデフェンス
    キク
    イムシ, セイリョウリ
    キク
    イムシ, トドマツオオ
    キク
    イムシ, ツヤナシ
    キク
    イムシ, 若い枝のみに穿入する種類としてミカド
    キク
    イムシがあげられる.
  • *甲斐 清香, 酒井 一彦
    日本生態学会大会講演要旨集
    2005年 ESJ52 巻 P3-046
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/17
    会議録・要旨集 フリー
    群体サイズと群体年齢が、サンゴの成長と繁殖への資源配分にどのような影響を及ぼしているのかを検討するために、ともに
    キク
    メイシ科に属し、ポリプのサイズと生息場所が似ている
    パリカメノコキクメイシ
    Goniastrea aspera
    シナキクメイシ
    Favites chinensisの複数の群体それぞれから、単離ポリプ(1ポリプ)と小群体片(5から8ポリプ)を割りとり、遺伝的個体を識別した上で、成長率と放卵状況を観察した。単離ポリプと小群体片の成長率は、両種において単離ポリプが小群体片より有意に高かった。一方単離ポリプ及び小群体片ごとに、パリカメノコ
    キクメイシとシナキク
    メイシの成長率の種間比較を行ったところ、小群体片ではシナ
    キクメイシの方がパリカメノコキク
    メイシよりも有意に高い成長率を示した。さらに各群体片の放卵状況を観察した結果、パリカメノコ
    キク
    メイシでは16群体中11の小群体片で放卵が確認されたが、シナ
    キク
    メイシでは11群体中2の小群体片のみで、放卵が確認された。以上のことからパリカメノコ
    キク
    メイシでは性的成熟後に、ポリプは周囲に開いた空間ができれば出芽への資源配分を増やして出芽し、結果として群体の成長率は増加するが、群体年齢に応じてポリプが開始した繁殖への資源配分を0にすることは無いと考えられる。一方シナ
    キク
    メイシでは性的成熟後に、ポリプは周囲に空間ができれば資源を出芽のみに配分し、繁殖への資源配分を0にすると考えられる。つまりパリカメノコ
    キク
    メイシでは、ポリプの出芽と繁殖への資源配分が主に群体年齢によって決定しているが、一方シナ
    キク
    メイシでは群体サイズによって決定していると考えられる。
  • 平碆 雅子, 角野 康郎
    植物分類,地理
    1995年 46 巻 2 号 117-129
    発行日: 1995/01/28
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
    コウ
    キク
    サは, 葉状体にやや厚みがあることと, 根端が鈍頭で根鞘に翼がなく, しばしば根の付け根や葉状体(特に裏面)が紫色に色付くことが特徴で, 同定はそれほどむずかしくはない。しかし, 他のアオウ
    キク
    サ属植物と混同されて, 我が国における分布実態について正確な情報はなかった。文献によっては, かなり稀な種のように記載されているが, 最近の調査で実際には全国各地に分布することがわかってきた。ところがLandolt(1980)は, 日本のコウ
    キク
    サは欧米に分布する狭義のコウ
    キク
    サL.minor s.s.とは別種であるとして, 新種L.japonica(ムラサキコウ
    キク
    サ)を記載した。Landoltは, 日本に分布するのは全てムラサキコウ
    キク
    サで, 狭義のコウ
    キク
    サは分布しないとしたが, 私たちはこの見解に疑問を持ち, 日本産コウ
    キク
    サ(広義)の変異を調査した。日本各地から採集した119系統について調べた結果, まず酵素多型分析によって大きく3型(X, SとS', NとN')に分けられることがわかった。S型は, 染色体数2n=50で, 葉状体にやや厚みがあり, しばしば紫色に着色する特徴をもつ。N型は染色体数2n=40で, 葉状体はほとんど膨らまず, 紫色の着色はいかなる場合も見られなかった。X型は冬になると葉状体が殖芽となって水中に沈むという特色をもつ。これらの型を今までに報告されてきた分類群の記載と比較検討した結果, それぞれムラサキコウ
    キク
    サL.japonica, コウ
    キク
    サ(狭義)L.minor s.s., キタグニコウ
    キク
    サ(新称)L.turioniferaに相当すると結論した。種の範囲を狭く取った場合, 日本には3種のコウ
    キク
    サ類が分布することになった。これら3種の分布調査は今後の課題であるが, 西南日本ではムラサキコウ
    キク
    サが多く, 日本海側ではコウ
    キク
    サ(狭義)の出現頻度が高いようである。キタグニコウ
    キク
    サは今のところ北海道東部からしか確認されていない。なお, 角野(1994)では, L.turioniferaを「エゾコウ
    キク
    サ(新称)」としたが, この和名は不適切と考え, 新たにキタグニコウ
    キク
    サを正名として提案したい。
  • 第5回キク
    中野 明正, 中野 有加, 野上 雅弘
    根の研究
    2003年 12 巻 1 号 15-18
    発行日: 2003/03/17
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
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