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クエリ検索: "シアル酸"
5,119件中 1-20の結果を表示しています
  • 黒沼 忠由樹, 藤田 誠, 永田 紀四郎, 佐藤 勇
    医療
    1984年 38 巻 8 号 782-786
    発行日: 1984/08/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー

    小児慢性腎疾患52例について, 血清および尿中
    シアル酸
    (SA)を測定し次の結果を得た. 1)血清SA値は, ステロイド剤感受性ネフローゼ症候群(SSNS)の活動期において高値の例が多く, 寛解期には低下する傾向であつた. 膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN), 巣状糸球体硬化症(FGS)および慢性糸球体腎炎(CGN)においても, ネフローゼ状態の例で高値の例がみられた. 遷延性糸球体腎炎(PGN)では蛋白尿中等度の例, 易感染性のある例に血清SA値高値の例を認めた. Wilson病では低値, 肝性腎糸球体硬化症では高値であつた. 2)尿中SA値は, SSNS3例, MPGN1例, CGN1例, PGN2例およびDebré de Toni Fanconi症候群1例で高値であり, 蛋白尿の高度~中等度の例や, 腎機能低下の例に高値の傾向があつた. 3)PGNの1例で線溶療法中の尿中SA値を経時的にみると, 治療中やや低下する傾向を示した. 小児慢性腎疾患において, 血中および尿中SA値を経時的に測定することは, その病態を把握する上で有用であると思われた
  • 小倉 治夫
    ファルマシア
    2007年 43 巻 2 号 165-166
    発行日: 2007/02/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • 篠原 光子, 大浦 清, 森 政和, 高井 規安, 内橋 賢二, 吉田 洋, 覚道 幸男
    炎症
    1984年 4 巻 4 号 505-506
    発行日: 1984/11/01
    公開日: 2010/04/12
    ジャーナル フリー
  • 小酒井 治, 松元 司, 粟国 順二, 中光 紳一, 橋本 卓
    整形外科と災害外科
    1988年 36 巻 4 号 1371-1375
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    Sialic acids fluctuate sharply in disorders with acute inflammation and necrosis. In orthopedic cases of acute suppurative disorders and rheumatoid arthritis, sialic acids also fluctuate.
    Sialic acids of serum and synovial fluid in seventy-two cases of rheumatoid arthritis were measured, and the classification of stage and class, correlation with ESR and CRP, and fluctuation by treatment were all discussed.
    Serum sialic acids consentrations have a significantly high average in stages 2 and 3 of rheumatoid arthritis, and have a one to one correlation with ESR, and with treatment effects generally. Synovial fluid sialic acids were typically more present in rheumatoid arthritis than in osteoarthritis.
    Sialic acids seem to be a most important index for inflammatory reaction.
  • 1. シアル酸測定法の検討
    金 栄教, 有馬 俊六郎, 橋本 吉雄
    日本畜産学会報
    1965年 36 巻 1 号 17-22
    発行日: 1965/01/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    シアル酸
    は動物体内に広く分布し,生物学的に意義ある物質として注目されつつある.著者らは牛乳の
    シアル酸
    に関する研究の第一段階として,
    シアル酸
    に雌し特異的な反応をするといわれているSVENNERHOLMのAnion Exchange Resin法とWARRENのThiobarbituric Acid法とを比較検討し,個乳及び初乳の
    シアル酸
    含量を測定した.結果は次の通りである.
    1) 純粋な
    シアル酸と牛乳中のシアル酸
    についてResin法とThiobarbituric Acid法で呈色させ吸収曲線を作製した結果,純粋な
    シアル酸と牛乳中のシアル酸
    とは同じ吸収曲線を示した.
    2) 試料から
    シアル酸
    を遊離させる為に,弱酸での加水分解は80°C60分が適当であつた.
    3) 回収試験の結果,
    シアル酸
    の回収率はResin法で95.2-95.6%,Thiobarbituric Acid法では97.2%であつた.
    4) 個乳の
    シアル酸
    含量は121.7-175.0μg/mlで,蛋白含量に対し,0.40-0.59%であつた.初乳中の
    シアル酸
    含量(2000.0μg/ml,2215.0μg/ml)は常乳よりも著しく高い値を示し,分娩後経時的に急激に減少した.
    5) Resin法とThiobarbituric Acid法で
    シアル酸
    を測定した結果,前者の方が後者よりもやや高い値を示した.
    なお乳糖は
    シアル酸
    の測定を妨げるので,Thiobarbituric Acid法では生乳中の乳糖を除去せずに
    シアル酸
    を測定することは困難であつた.その点Resin法では試料中の
    シアル酸
    のみを樹脂に吸着させ,炭水化物を除去した後にpH 4.6の緩衝液で
    シアル酸
    を溶出し,測定するので便利であつた.カゼイン中の
    シアル酸
    測定はThiobarbituric Acid法がResin法よりも簡易であつた.
  • 大川 光央, 岡所 明, 天野 俊康, 竹前 克朗, 折戸 松男, 菅田 敏明, 久住 治男
    日本泌尿器科學會雑誌
    1984年 75 巻 6 号 951-958
    発行日: 1984/06/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    急性尿路感染症患者における血清中 sialic acid (以下, SSA) の急性相反応物質としての臨床的意義について検討した. 対象は, 急性単純性膀胱炎患者34例および急性腎盂腎炎患者14例の計48例で, 健康成人30例を対照とした. SSAの測定は,
    シアル酸
    テスト試薬 (極東製薬, 東京) を用いて酵素法により施行した. 採血は, 原則として, 急性膀胱炎では初診日, 急性腎盂腎炎では初診日および3, 5, 7, 14, 28日後に行い, 測定に供した. また. 同時に赤沈, 血清総蛋白量, 血清蛋白分画, CRP, 末梢血白血球数も測定した. なお, 対象例はすべて初診日より抗菌化学療法が施行された. 健康成人のSSAは55.1±1.1mg/dl (mean±SE, 以下同じ) で, 男子では55.5±1.6mg/dl, 女子では54.6±1.7mg/dlで男女間に有意差は認められなかった. 急性膀胱炎患者の初診日のSSAは65.4±1.8mg/dlで, 対照に比し有意の高値を示した (p<0.001). 急性腎盂腎炎患者のSSAは, 初診日には97.4±5.1mg/dlで, 対照および急性膀胱炎患者の初診日のそれよりいずれも有意の高値を示し (p<0.001), さらに3日後には102.0±5.1mg/dlの最高値となり, 以後漸減した. 一方, 他のパラメーターとの関係をみると, SSAは赤沈, α1-globulin およびα2-globulin と類似の推移を示した. 以上より, SSAは急性尿路感染症, ことに急性腎盂腎炎の病勢判定のための1指標となりうることが考えられた.
  • 馬場 理加, 屋代 庫人, 長廻 紘, 佐藤 秀一, 飯塚 文瑛, 大原 昇, 小幡 裕
    日本消化器病学会雑誌
    1990年 87 巻 6 号 1480
    発行日: 1990年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
  • 岩橋 徳明, 田村 伸介, 藤井 純司, 下村 壮治, 鍋島 健司, 波田 寿一, 東野 一彌
    肺癌
    1987年 27 巻 6 号 625-631
    発行日: 1987/10/20
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    原発性肺癌および良性疾患患者の血清脂質結合
    シアル酸
    (LSA) を測定した.肺癌患者のLSA値はCRP (-) 良性疾患患者の値に比べて有意に高く, cut off値を20.0mg/dlにした場合の肺癌診断のpositiverateは57.1%であった.肺癌の組織型別, 臨床病期別には有意差を認めなかったが, LSAとCEAとを組み合わせることによって肺癌診断のpositiverateは有意に上昇し, 血清LSAが有用な腫瘍マーカーになりうる可能性が示唆された.
  • 安田 真一, 嶋田 晃一郎, 三瓶 善康, 堀江 昌平
    肺癌
    1988年 28 巻 4 号 433-439
    発行日: 1988/08/20
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    原発性肺癌患者の血清, 組織中および血球細胞上の
    シアル酸
    を, チオバビルツール酸法によって検討した.血清中の
    シアル酸
    量は健常者に比し, 患者に有意に増加していた (P<0.01).組織型では, 腺癌および扁平上皮癌で有意な高値を示した (P<0.01).また扁平上皮癌では臨床病期の進行とともに増加した.肺癌組織で高値を示すことから, 増加した
    シアル酸
    は, 癌細胞に由来するであろうと考えられた.以上の結果から, 血清中の
    シアル酸
    の測定は, 肺癌患者の腫瘍マーカーとして有用であろうと思われた.
  • 岩井 洋子, 江 正美, 八上 公利, 岩瀬 正泰, 伊藤 伸也, 西村 明之, 南雲 正男
    日本口腔外科学会雑誌
    1986年 32 巻 3 号 380-385
    発行日: 1986/03/20
    公開日: 2011/07/25
    ジャーナル フリー
    Serum sialic acid in patients with acute oral bacterial infections and healthy parsons was measured by enzymatic method. Significant raised levels of serum sialic acid were found in patients with acute infections as compared with healthy persons. Serum levels of sialic acid corresponded with the clinical condition of infections diseases and recovered normally with clinical improvement. Serum concentrations of sialic acid were well correlated with those of C-reactive protein and numbers of white blood cells. In addition, serum sialic acid significantly increased postoperatively.
    As human serum does not contain free sialic acid and sialic acid almost binds to glycoprotein such as C-reactive protein, acid glycoprotein, and so on, these results suggest that raised levels of serum sialic acid may be caused by the increase of acute phase proteins. Therefore, measurement of serum sialic acid is thought to be useful as a marker which reflects the clinical condition of infections diseases rather than infections themselves.
  • II. 初乳中のシアル酸含量及びその変動について
    金 栄教, 有馬 俊六郎, 橋本 吉雄
    日本畜産学会報
    1966年 37 巻 1 号 32-41
    発行日: 1966/01/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    初乳中のシァル酸含量及びその変動を調べる為に本実験を行なった.先ず,分娩後初搾りの個乳中の
    シアル酸
    含量及び分娩後5日間,毎日1回定期的に採取した試料(脱脂初乳,酸カゼイン,酸ホエー,12%TCAで沈殿する蛋白質及びそのロ液)中の
    シアル酸
    含量の変動を調べた.また透析性
    シアル酸
    の有無を調べる為に,上記の試料につき,VISKING膜を用いて48時間透析を行い,蛋白質含量を基準にして,透析された
    シアル酸
    含量を求めた.次にDEAE-celluloseカラムによって,脱脂初乳の蛋白質を分割し,各fraction中の蛋白質及び
    シアル酸
    含量を定量した.なお人乳と初乳中の
    シアル酸
    含量を比較する為に,人乳中の
    シアル酸
    含量をも定量した.結果は次の通りである.
    1) 分娩直後の牛の初乳中には,多量のシァル酸含量が含まれていたけれども,人乳中のそれよりは低い値を示した.牛の初乳中の
    シアル酸
    含量の範囲は0.88~1.35%(蛋白質含量に対し)で,人乳の場合は3.25~8.26%であった.
    2) 牛の初乳中の
    シアル酸
    含量は分娩後急速に減少し,最初の搾乳時より12時間後には半分以下に減少した.同様な傾向が酸カゼイン,酸ホエー,12%TCAでの沈澱蛋白質及びそのロ液中にも見られた.
    3) 脱脂初乳を48時間透析した結果,33.66%の
    シアル酸
    が透析され,その大部分は酸ホエー,またはTCAロ液中に含まれていた.
    4) DEAF-celluloseカラムによって初乳の蛋白質は18 fractionに分割された.
    シアル酸
    は各fraction中に含まれていたが,特にFraction No.18に多く含まれていた.
  • 斉藤 修司, 伊藤 博, 千葉 伝, 武田 哲
    東北家畜臨床研究会報
    1989年 1989 巻 12 号 32-34
    発行日: 1989/11/22
    公開日: 2009/04/22
    ジャーナル フリー
    各種疾患牛の血清
    シアル酸
    濃度の変動を観察し、各臨床検査値との相関を検討した。屠場や野外で診断された各種疾患牛85頭中63頭で血清
    シアル酸
    濃度は健康牛に比べて高い値を示し、特に肺炎や創傷性心のう炎の廃用例では著明であった。一方、脂肪壊死やケトージスなどの非炎症性疾患牛では健康牛とほぼ同じ血清
    シアル酸
    濃度であった。肺炎牛の経日的観察では、治癒例の血清
    シアル酸
    濃度は初診時から正常値か、または軽度な上昇を示し、その後は正常範囲内を推移したが、廃用例では初診時から観察期間中高値を持続した。この結果血清
    シアル酸
    濃度は症状の変化に伴って増減していることが明らかとなった。肺炎牛の血清
    シアル酸
    濃度とγ―グロブリン濃度の間には正の相関(r=0.773)が認められた。
  • 梶原 ひとみ, 峯 利喜, 山本 岳
    Journal of Applied Glycoscience
    2009年 56 巻 2 号 77-82
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/10/15
    ジャーナル フリー
    シアル酸
    は,複合糖質糖鎖の非還元末端に存在することが多い糖であり,
    シアル酸
    を含む複合糖質が生体内で様々な役割を有していることが多くの研究により示されている.そのため,
    シアル酸
    含有糖鎖の大量調製は,重要な研究テーマの一つとなっている.
    シアル酸
    転移酵素を用いるシアリル化は,複合糖質の機能を損なうことなく,温和な条件下で効率よく
    シアル酸
    を付加させることが可能であることから,極めて有効な手法と考えられる.近年まではタンパク質の糖鎖修飾は,真核生物のみにみられる特徴と考えられていたが,細菌においても糖鎖修飾された糖タンパク質が存在することが明らかにされ,多くの糖転移酵素が種々の細菌から得られている.我々は,これまでに
    シアル酸
    転移酵素活性を示す細菌を20菌株以上単離している.これらの細菌を同定した結果,Photobacterium属およびVibrio属に
    シアル酸
    転移酵素を生産する種が多いことが明らかになった.具体的には,α2,3-
    シアル酸
    転移酵素生産菌株として,P. phosphoreum JT-ISH-467株,Vibrio sp. JT-FAJ-16株等がある.α2,6-
    シアル酸
    転移酵素の生産菌株としては,P. damselae JT-0160株,P. leiognathi JT-SHIZ-145株等が挙げられる.また,種の同定には至っていないが,α2,3-およびα2,6-
    シアル酸
    転移酵素の両酵素を生産する菌株として,Photobacterium sp. JT-ISH-224株を単離している.これら海洋性細菌由来の
    シアル酸
    転移酵素の生産レベルはいずれも高く,いずれの酵素も大量供給が可能である.
  • 浅見 直, 田中 篤
    日本腎臓学会誌
    1984年 26 巻 1 号 31-37
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/07/05
    ジャーナル フリー
    We studied the levels of serum and urinary sialic acids in children with idiopathic nephrotic syndrome (INS). Serum sialic acid levels were increased on onsets and became normalized on remissions. Urinary bound sialic acid levels were also increased. relapses, and But, they did not become normalized for some time after remission, suggesting delayed or incomplete recovery of increased permeability of glomerular basement membrane to negative-charged sialic acids. Sephadex G-200 gel-chromatography ro serum sialic acids showed 3 peaks in large mederate and low-molecular fractions. Comparing these data with other serum or urinary components, we suggest that some glycoproteins containing sialic acid residues may play important roles in initiation and progression of INS.
  • 藤田 誠一, 森脇 貴美, 片山 善章, 松山 辰男
    臨床化学
    1992年 21 巻 3 号 186-193
    発行日: 1992/09/30
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    N-アセチル-D-マンノサミン脱水素酵素を用いた新しい
    シアル酸
    の測定方法を考案し, その基本的な評価検討を行った。
    その結果, 本法の定量性・再現性などの基本的な性能について満足のできる結果が得られた。また, 本法を心筋梗塞症の症例に適用し良好な結果が得られ, 臨床検査に十分適用できることを確認した。
    さらに, NADH (nicotinamide adenine dinucleotide) の上昇量を測定する方法であるため, 分子吸光係数から絶対分析の可能性が伺える。
  • *羽柴 一久, 佐野 栄宏, 小林 純子, 奥田 潔
    日本繁殖生物学会 講演要旨集
    2014年 107 巻 P-42
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/08/20
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    シアル酸は糖鎖の非還元末端にシアル酸
    転移酵素によって付加される糖である。N 型糖鎖の末端ガラクトースに
    シアル酸
    を転移する酵素には ST3Gal-1 と ST6Gal-1 があり,それぞれ α2,3 もしくは α2,6
    シアル酸
    を付加する。siglec 1 はマクロファージの細胞表面に発現する
    シアル酸
    を特異的に認識するレクチンであり,アポトーシスを起こした細胞の貪食に関与する。さらに,siglec 1 を発現するマクロファージは,細胞表面に
    シアル酸
    をもつ細胞を認識し活性化する。黄体の退行は,黄体へ侵入したマクロファージによる貪食作用が重要であることから,黄体退行時のマクロファージの貪食作用に,
    シアル酸
    と siglec 1 の関与が考えられる。本研究では,ウシ黄体における
    シアル酸
    と siglec 1 の役割を明らかにするため,発情周期を通じたウシ黄体組織の ST3Gal-1,ST6Gal-1 と siglec 1 mRNA 発現変化を検討すると共に,α2,3 と 2,6
    シアル酸
    の発現と局在について調べた。【方法】発情周期を通じた黄体組織の ST3Gal-I,ST6Gal-I とsiglec 1 mRNA 発現量を定量的 RT-PCR 法により測定した。また,各周期の黄体膜画分の
    シアル酸
    を α2,3 と α2,6
    シアル酸
    を認識する植物レクチン(MAM と SNA レクチン)を用いた lectin blot 法により,それらの局在をレクチン染色により調べた。【結果】ST3Gal-I,ST6Gal-I と siglec 1 mRNA 発現量は他の周期と比較して退行期に高かった。各周期の黄体膜画分の α2,3 と α2,6
    シアル酸
    発現はそれぞれ退行期に高かった。α2,3 と α2,6
    シアル酸
    は発情周期を通じて血管内皮細胞に認められ,退行期の黄体細胞では細胞膜に局在した。以上から,ウシの構造的黄体退行において,siglec 1 を発現するマクロファージは,血管内皮細胞および黄体細胞の
    シアル酸
    を認識することで細胞を貪食し,黄体の縮小に関与することが示唆された。
  • ―とくに血清脂質との関連性について―
    市場 康子, 織部 安裕, 桑原 寛, 高木 良三郎
    動脈硬化
    1987年 15 巻 5 号 1193-1196
    発行日: 1987/10/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    Serum sialic acid and lipid concentration weremeasured in 17 healthy controls, in 13 hyperlipidemic subjects, and in 42 diabetic subjects. In diabetic subjects there was a significant increase in age, fasting plasma glucose, total cholesterol (TC), triglyceride (TG), and LDL-cholesterol (LDL-ch) as compared with those in healthy controls. But there was no significant difference inserum sialic acid and HDL-cholesterol. In female diabetic subjects a significant positive correlation was observed between sialic acid andTC, TG.
    In female diabetic subjects with hyperlipidemia there was significant increase in sialic acid, TC and LDL-ch than healthy controls, hyperlipidemia and diabetic subjects without hyperlipidemia and a significant positive correlation between sialic acid and TG in type IIb hyperlipidemia.
    From these observasions we suggest the correlation between sialic acid and lipid concentrasion in diabetic subjects.
  • 伊藤 寛, 堀内 格, 成瀬 博昭, 坂上 充志, 本多 英邦, 長村 洋一, 西田 圭志, 石黒 伊三雄, 山崎 雅彦
    日本消化器外科学会雑誌
    1988年 21 巻 8 号 2200
    発行日: 1988年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 目黒 嵩, 山田 兼雄
    炎症
    1981年 1 巻 5 号 701
    発行日: 1981/11/01
    公開日: 2010/04/12
    ジャーナル フリー
  • 総シアル酸, CEAおよびHexoseによる判別分析を用いて
    上原 泰夫, 小島 治, 栗本 貴志, 谷奥 卓郎, 西岡 文三, 藤田 佳宏, 間島 進, 王 昭崇, 北川 直樹
    日本消化器外科学会雑誌
    1983年 16 巻 1 号 17-22
    発行日: 1983年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    胃癌患者45例において血清総
    シアル酸
    濃度, Hexose濃度およびCEA濃度が測定され, 血清学的診断が試みられた.診断方法としては, 上記3物質の血清濃度を変数とした判別分析が用いられた.血清総
    シアル酸
    濃度およびHexose濃度は胃癌患者で健常人に比べ有意に高値であった.上記3変数を単独で用いた場合の陽性率は総
    シアル酸
    56%, Hexose 84%, CEA 29%であったが, 3変数併用した判別分析では78%が陽性となった.またstage Iの胃癌でも69%の陽性率が得られた.血清総
    シアル酸
    とCEAについては病期進行とともに上昇する傾向がうかがわれた.
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