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クエリ検索: "スターバックス"
446件中 1-20の結果を表示しています
  • 根来 龍之, 足代 訓史
    マーケティングジャーナル
    2021年 41 巻 2 号 19-32
    発行日: 2021/09/30
    公開日: 2021/09/30
    ジャーナル フリー HTML

    本稿は,マーケティング機能を対象に,媒介型プラットフォーム(Platform: PF)におけるPFと補完者(個別事業者)との関係の相互作用的進化について論じる。その目的は,既存のPF研究が基本的に依拠する,「PFを中心に据えて,PFとその補完者との間の関係を論じる見方」とは異なる関係モデルと一般化仮説を提示することである。そのために本稿では,飲食店チェーン業界において,PFと個別事業者との間で,顧客接点機能を相互発展させている現象を事例分析する。事例研究の結果として,以下の命題を主張する。媒介型PFと個別事業者のマーケティング機能は,相互的機能拡張競争によって発展する。また,個別事業者は媒介型PFのネットワーク効果を活用するために,協業的にPF機能の開発を行うことがある。

  • 遠山 芳久
    Finex
    2001年 13 巻 79 号 28-30
    発行日: 2001年
    公開日: 2020/06/23
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • ──スターバックス社とCIの取り組み──
    *根岸 可奈子
    經營學論集
    2013年 83 巻
    発行日: 2013年
    公開日: 2019/09/26
    会議録・要旨集 フリー

    近年、多国籍企業は母国内だけではなく、国際的な調達先における国や地域におけるCSR活動にも着手するようになってきた。その際、様々な産業において企業単独でこの活動を行うのではなく、企業同様国際的に活動するNGOと協働して実施することが増えてきた。そこで、本稿では具体的にコーヒー産業を、なかでも

    スターバックス
    社とCIというNGOの関係を取り上げ、この関係の成果と課題を分析した。同産業に関しては、コーヒー豆生産者の労働や環境、そして同社をはじめとする大手焙煎企業と生産者の利益配分の不平等性が問題となってきた。これらを解決するために同社とCIは、倫理的調達ガイドラインを作成し、現地に対してプロジェクトを実施した。これらは、一定の成果を上げつつも、従来からある寄付活動と変わらない不安定な側面が存在することが明らかになった。

  • ―LEED(建築物環境性能認証システム)とJEMAI環境ラベル(エコリーフ)―開催報告
    柴原 尚希, 根岸 華子, 浦島 茂, 齋藤 慎悟, 安原 紀子, 壁谷 武久
    日本LCA学会誌
    2015年 11 巻 1 号 59-65
    発行日: 2015年
    公開日: 2019/12/15
    ジャーナル フリー
  • セルロース誘導体を成形助剤とするコーヒー粕シートの開発
    熊谷 菊那, 野中 寛, 河本 一誠
    バイオマス科学会議発表論文集
    2022年 17 巻
    発行日: 2022/01/12
    公開日: 2022/02/01
    会議録・要旨集 フリー

    Spent coffee grounds discharged from beverage makers, coffee shops, convenience stores, homes, etc. are plant-derived biomass resources and must be effectively utilized. Coffee grounds still contain caffeine and chlorogenic acid, palmitic acid and other fatty acids. After extraction of these useful chemicals, we propose the sheet forming of the waste coffee grounds using a cellulose derivative: hydroxypropylmethyl cellulose (HPMC) as a molding aid. It was confirmed by a capillary rheometer that the extrudability of ethanol-extracted coffee grounds was almost the same as that of raw coffee grounds. Using a kneading vacuum extrusion molding machine, ethanol-extracted coffee grounds with citric acid and glycerin was successfully molded to give a flat sheet. The obtained sheet was flexible and could be hot press molded. Further heating was able to suppress water absorption.

  • 田中 祐貴, 角 忠夫
    開発工学
    2012年 32 巻 1 号 59-67
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/07/01
    ジャーナル フリー
    The food industry in Japan covers 5% of GDP and 7% of contribution of working population recently. Major successful companies such as Watami group of drinking house, Saizelia of popular Italian restraint and Kura of rotating Sushi bar has been expanding their business with M&A and aiming 6th industry covered not only services in shops of 3rd industry, but also manufacturing and precooking at factory of 2nd and making rice and vegetable in own farm of 1st industry. This movement of 6th industry of food industry leads the direction of revolution of agriculture in Japan guided and supported by government today after great east Japan earthquake.
    This paper studied from history to overview of today's Japanese food industry and strategy of business management of ten representative excellent companies and explores direction of food industry in the 21st century.
  • 田村 南欧子
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2008年 2008 巻 J-1
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    2001年に、パリのカフェは、人々の日常生活において、ど のような役割を担っているかを探求した。様々なカフェの分類 も行った。利用者の行動様式を観察調査し、そのデータを基に 、分析した。 2005年に、パリに戻り、短期滞在した際に、新しく進出 した、
    スターバックス
    の著しい流行に圧倒された。人々の利用 様式は、伝統的なカフェと比較すると、際だった類似・相違点 があり、分析が興味深い。
  • 山石 季沙, 松本 邦彦, 澤木 昌典
    日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集
    2022年 20 巻 121-124
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/07/25
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
     本研究では、歴史的町並みを有する観光地において、域外資本店舗が画一的な印象を与えるファサード構成要素の状 態を明らかにすることを目的とした。評価構造を把握するため、評価グリッド法を用いた印象評価実験を行った。実験の結果、被験者は観光地景観に「特別感」と「安心感」が感じられたときに景観を「好ましい」と評価することが明らかになった。域外資本店舗による、地区のイメージと合致しない商品の取扱、写真やキャラクターを使用した過剰に内容を演出した広告とその過剰な掲示が、「宣伝が誇大だ」「工夫が感じられない」「安っぽい」と感じられ、これらの評価項目が「特別感」に反する「どこにでもある」という印象形成に寄与していることが明らかになった。
  • 〔スターバックス社〕
    紺野 登
    マーケティングジャーナル
    1995年 15 巻 1 号 61-68
    発行日: 1995/07/10
    公開日: 2024/01/16
    ジャーナル フリー
  • ──「顧客にしてほしい思い」を基礎にした継続的なコンセプトデザイン──
    *森 俊也
    經營學論集
    2013年 83 巻
    発行日: 2013年
    公開日: 2019/09/26
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では,成熟期にある企業のイノベーションの方向性として取り上げられる「価値次元(以下,次元)の見えない」イノベーション論の有効性について検討するとともに,「次元の見えない」イノベーションを創出した企業(CVS 業界「ローソン」)と,一度は創出したがそれ以降創出できていない企業(飲料・小売業界「
    スターバックス
    」)の取組上の違いについて事例研究し,「次元の見える」イノベーションを継続的に展開する成熟期の企業が,「次元の見えない」イノベーションを創出し,また継続的に創出する論理(成熟期における企業デザインの論理)について考察する。
  • 神田地域・品川地域の比較分析
    林田 大作, 舟橋 國男, 木多 道宏
    都市計画論文集
    2003年 38.3 巻 433-438
    発行日: 2003/10/25
    公開日: 2017/10/01
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は、働く人が職場周囲に構築する場所を調査・分析し、その都市生活における意義を都市計画的に論述するものである。本研究では、自宅・職場以外に日常生活の中で意味ある場所を「サードプレイス」と呼び、働く人々が職場周囲に構築するサードプレイスに焦点を当てて分析を行っている。調査は、東京の神田地域および品川地域を対照的な都市的性質を持つ地域として取り上げ、神田地域から品川地域へ事務所を移転したある企業の一部署の社員 15名に対してヒアリング調査およびアンケート調査を実施した。調査では、神田から品川への移転前後の4年間づつ、計8年間における職場周囲の生活や生活状況の変化等を幅広く調査したが、本稿では、主に両地域におけるサードプレイスの構築自体に関する考察を行い、その結果を報告する。 職場周囲のサードプレイスの構築を、「よく行く場所およびその理由」「寄り道する場所」「リフレッシュする場所」「自分の場所」「通勤ルート」「散歩ルート」等の調査結果から考察した結果、以下の知見を得た。(1)働く人々が職場周囲に構築する主なサードプレイスは、飲食店、書店、喫茶店等である。(2)職場周囲のサードプレイスの量は、品川地域より神田地域の方が多く、サードプレイスの質も両地域で異なっている。(3)サードプレイスの構築と職場周囲における散歩には相補的な関係が存在する。(4)品川地域のように、高度に計画され、様々な付帯施設が整備された職場環境においては、セカンドプレイスである職場の延長的な性質を持つサードプレイスが職場周囲に構築されやすい。 これまで、自宅を「住宅」として、また職場を「事務所」として捉えた多くの建築計画研究の蓄積があるが、都市生活を生活者の一連の活動として捉え、暮らしやすいまちを計画する場合、本研究で得られた知見等も取り入れた、総合的な都市計画が求められる。
  • ―スターバックス・コリアの地域限定マーケティングを事例に―
    *申 知燕, 金 收正
    日本地理学会発表要旨集
    2015年 2015a 巻 P813
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/10/05
    会議録・要旨集 フリー
    1.はじめに アジア圏においてコーヒー店は,コーヒーを消費する空間である同時に,「西洋の文化を享受する」というイメージを消費する空間としても機能してきた.特に,1990年代後半から,多国籍コーヒー企業がアジア諸国においてコーヒーチェーン店事業を展開するにつれて,コーヒー店は欧米大都市の都会的なイメージを味わえる空間となった.これらのコーヒーチェーン店は,コーヒーだけでなくコーヒー店という空間自体も異国的な都会のイメージをまとった商品の一部として提供し,流行に敏感な若年層を中心に人気を得てきた. しかしながら,過度なグローバル化による先進国の巨大資本の流入,ならびに地域景観の画一化に対する批判がなされるについて,近年は,ローカルの文化がグローバルスケールと照応し,新たな形の文化を創造するという,グローカル化(Glocalization)に注目が集まっている.多国籍コーヒー企業発のコーヒーチェーン店でも,ローカルをモチーフとした,もしくはローカルとの交流を含んだマーケティング戦略やイベントを数多く実施している.ただし,これらは主に店舗の立地や顧客の行動パターンなどからのアプローチを行っており,顧客が持つ場所のセンス(Sense of place)や,地域のロカリティについては更なる考察が必要である.以上を踏まえて,本報告では,地域限定マーケティングが数多く展開されている
    スターバックス
    ・コリアの地域限定商品およびスタンプラリーイベントを事例に,ローカルを素材とした地域マーケティングの現状とその限界を把握する.本研究の分析にあたり,2015年4月から5月にかけて利用客,店員,店舗付近の居住者・通勤者など,合計14人に対して In-depthインタビューを行い,その結果を収集・分析した. 2.研究対象地域の概要 韓国では,1989年の海外旅行自由化措置以降,海外滞在経験のある若年層を中心にコーヒー文化が脚光を浴びるようになった.1990年代後半から,首都圏を中心にコーヒーチェーン店が増加しており,ノートパソコンの普及と共に外出先での仕事が可能になるにつれて,店舗数はさらに増加している.本報告の事例企業である
    スターバックス
    ・コリアは1999年7月,ソウルに1号店を出店し,2015年5月には全国795店舗にて営業を行っている. 3.本研究の知見
    スターバックス
    ・コリアは,都会的な欧米のコーヒー店という既存のイメージに加え,グローカル化の流れに沿って,韓国国内各地の景観と文化をマーケティングの要素として取り入れた.地域限定商品として地域のイメージが描かれたタンブラー,マグカップ,プリペイドカードなどが発売され,マニア層が拡大した.また,2015年からは全国の特性化店舗(立地,内装面で伝統的な要素を取り入れた店舗)12ヶ所を対象としたスタンプラリーを実施している.これらのマーケティングは,ローカルの場所資産(place property)と場所イメージ(place image)を積極的に活用したものといえる. しかし,ローカル性を活用した
    スターバックス
    のマーケティングは,真正性の欠如された場所のセンスとロカリティを形成するという点で問題がある.すなわち,個人がローカルを体験しながら真のロカリティを確認する機会を阻害し,消費文化中心の皮相的な場所のセンスだけを与える恐れがある.また,地域スケールでも,地域住民や自治体との交流があまりない状態で実施されたマーケティングであるために,多くのイメージは想像の地理(imagined geography)であり,地域のロカリティ形成にも寄与していない.国家的スケールから見ると,地域マーケティングで得られた利益は,先進国の多国籍企業に吸収されるだけであり,地域との共生も期待できない状態である.
  • スターバックスの事例研
    許 英傑, 黄 慧玲, 葛西 洋三
    アジア経営研究
    2007年 13 巻 173-184
    発行日: 2007年
    公開日: 2019/03/01
    ジャーナル フリー
    Many franchise chain retailers have been globally expanding their business, and are now targeting China as their new market. However, the Chinese market is quite complex due to its large land and population, therefore marketing strategies for the Chinese market must have adaptability. In this article, the author focuses on “Master franchise” as the marketing strategy which can adapt to the complexity of the market situation. From this point of view, the author explains some important points which may influence marketing strategy decision making by clarifying the diversity and barriers of the Chinese market. By selecting Starbucks coffee company as the company who conducts business in Chinese market, and focusing on their strategy, the author tries to clarify the effectiveness of the master franchise strategy for complex markets. Through these studies, the author tries to generate a model for international chain retailers' entry into the Chinese market.
  • 河口 真理子
    廃棄物資源循環学会誌
    2017年 28 巻 4 号 275-285
    発行日: 2017/07/31
    公開日: 2019/08/29
    ジャーナル フリー
    社会の持続可能性を高めるためには,企業のサプライチェーンを通じた環境社会配慮が不可欠だが,そのためには消費者と投資家からの働きかかけが必要である。エシカル消費が拡大すれば企業はエシカル商品開発に努力するし,ESG 投資の一環でサステナブルなサプライチェーンを投資家が評価するようになれば,企業は経営戦略の一環として取り組む。エシカル消費,ESG 投資いずれも日本での普及度は低いものの,最近いずれも注目度が上がっている。エシカル消費という言葉は知らなくても,環境や社会に配慮した買い物に賛同する消費者は 6 割以上にのぼる。ESG 投資は日本版スチュワードシップ・コード (SSC) とコーポレート・ガバナンスコード (CGC) 導入により,2014 年から 2016 年にかけて 7 倍以上に急拡大。しかし世界シェアでは 2%にすぎない。ESG 投資は倫理感ではなく運用パフォーマンス向上につながるとされ年金基金等,長期投資家の関心が高いことから今後も拡大が期待される。
  • 原 菜月, 友成 真一
    環境情報科学
    2022年 51 巻 1 号 99
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2022/08/03
    ジャーナル フリー
  • 林田 大作, 舟橋 國男, 鈴木 毅, 木多 道宏
    日本建築学会計画系論文集
    2004年 69 巻 576 号 67-74
    発行日: 2004/02/28
    公開日: 2017/02/09
    ジャーナル フリー
    This article clarifies the changes of 'place-constructing' by office workers around their workplaces during an office-moving as environmental transition from Kanda (a mixed-used downtown area in Tokyo), to Shinagawa (a newly redeveloped area in Tokyo). The methods were interviews and questionnaires about places of frequent use, dropping in, refreshing at, feeling 'mine', and routes for commuting and strolling. The findings are as follows: 1) The ways of 'place-constructing' in each area are different. 2) In an office with various advanced functions in the newly redeveloped area, 'semi-third places' are constructed. 3) There are complementary relationships between 'third places' and strolling routes, as well as between 'semi-third places' and commuting routes. 4) At a small office in the mixed-used downtown, some workers take their works out to 'third places'.
  • スターバックスの経営理念、従業員満足度、ホスピタリティに着眼して
    井口 晴雄
    商学研究
    2023年 2023 巻 16 号 55-70
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/06
    ジャーナル オープンアクセス
  • ―描画法による消費者心理の分析―
    竹村 和久, 高崎 いゆき, 佐藤 菜生
    繊維製品消費科学
    2007年 48 巻 10 号 638-644
    発行日: 2007/10/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 化粧品という「商品」に着目して
    *土屋 純
    日本地理学会発表要旨集
    2010年 2010f 巻 S1301
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/11/22
    会議録・要旨集 フリー
     本発表では「商品」の持つ意味に着目し,都市研究と流通システム研究との新たな融合を試みたいと考える.比較的古くから存在する商品であり,近年では流通チャネルの多様化が進んでいる「化粧品」に着目していきたい.

    流通システム研究における「商品」の取り扱い
     地理学における流通システムに着目した都市研究は,(1)都市空間における商業の集積・分布パターンを検討した研究,(2)商品フローに着目した流通システム研究,(3)都市社会と消費との関係に着目した研究,の3つに大別できると考える.流通システムを取り扱っている以上,商品について少なからず考察が行われていると考えられるが,では3つの分野ではどのように「商品」を取り扱ってきたのであろうか.
     まず,(1)の分野では,商品への着目は概して少なかったといえよう.ベリーの中心地研究を引用しつつ,店舗の集積や分布状況について検討し,商業と都市構造との関係について検討してきた.
     (2)の分野では,商品のフローに着目し,主にチェーンストアなどを題材として,地理的に広がる市場に対してどのように商品が配送されているのか,配送コストに着目して分析してきた.その際の商品の取り扱いは,大量販売としての商品の「量」,配送コストなどの「コスト面」への着目である.こうした研究では,流通システムの経営的,経済的仕組みを解明することに主眼が置かれていることから,流通の最終段階である「消費」に対する考察が十分に行われていなかった.その結果,商品の質的側面について検討してこなかったといえよう.

    都市研究における消費への着目
     では,(3)の分野では商品はどのように取り扱っているのであろうか.注目したいのは,アメリカの諸都市におけるジェントリフィケーション研究における消費への着目である.
     例えば,Smith(1996)は,
    スターバックス
    コーヒーに着目し,ジェントリフィケーションとの関わりを検討するために,
    スターバックス
    における店舗デザイン,商品開発,サービスを考察している.(1)都市のインナーシティにおける再開発地域という環境が,1990年代中頃までに
    スターバックス
    の営業戦略を形作り,(2)シアトル系コーヒーという商品文化がチェーン展開によって様々な地域に展開していったこと,を指摘している.ジェントリフィケーション研究では,新中間層の消費に着目して,新たな食文化を題材として場所の意味について考察しているのである.
     他にも(3)の分野では,ショッピングセンターの建造環境や,グローバルな商品連鎖と消費,など様々な側面に着目した研究が行われており,欧米諸国の都市社会を舞台に議論が進んでいる.

    化粧品流通から日本の都市を捉える
     本発表では,日本における化粧品の流通システムについて検討し,都市空間,消費との関わりについて捉えることを試みる.欧米のように日本の都市社会でも階層分化が進行し,消費が多様化していると考えられるが,(1)化粧品流通はどのように進化しているのか,(2)都市空間の中でどのように再編成されているのか,の2点ついて検討できればと考える.
     化粧品とは,基礎化粧品とメークアップ化粧品といった顔につけるものから,ボディ用商品など多岐にわたる.化粧品の流通システムは,百貨店のインショップでのメーカーの直接販売だけでなく,コンビニやドラッグストアでの大量販売も行われ,近年ではインターネットやテレビなどの通信販売も発展している.また,@コスメなどインターネットの書き込みサイトも登場し,新たな社会ネットワークも発達している.

    参考文献
    Michael, D. Smith. 1996. The empire filters back: consumption, production, and the politics of Starbucks coffee. Urban Geography 17: 502-525.
  • *石川 雄仁
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2019年 66 巻 B8-06
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/06/27
    会議録・要旨集 フリー

    2016年から筆者は新宿区障害者福祉センターで、聴覚、身体、軽度知的障害を持つ人々が、簡単に参加し創造性を発揮できるワークショップを開催している。その関わりから、新宿区立障害者福祉センター、

    スターバックス
    コーヒージャパン新宿東口地区、宝塚大学の3者で、新宿区内で障害についての理解を進めるためのイベントを企画、開催している。この障害理解のイベントは少しずつ規模を大きくしながら、2018年まで1年に1度開催することが出来ている。またこれからも持続的にイベントを開催していくという流れが出来ている。本稿では3年間で障害についての理解を進めるイベントがどのように変化していったのかと、今度の展望について報告する。

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