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クエリ検索: "ゼオライト"
10,883件中 1-20の結果を表示しています
  • 渡辺 紀子
    日本家政学会誌
    1989年 40 巻 12 号 1083-1088
    発行日: 1989/12/05
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    実験室で調製したCa-
    ゼオライト
    とMg-
    ゼオライト
    を用い, これらの置換
    ゼオライト
    の布への付着性を水分散液中における粒子径変化と対応させ, 次の結果を得た.
    1) 水分散液中における3種の
    ゼオライト
    の平均粒子径の順位はMg-
    ゼオライト
    >Ca-
    ゼオライト
    >Na-
    ゼオライト
    であった.界面活性剤水溶液系における粒子径は0%>LAS001%>AOS0.01%であり, 各界面活性剤水溶液中における3種の
    ゼオライト
    の平均粒子径も同傾向を示した.
    2) 0~30°DHのCaとMg硬水中にNa-
    ゼオライトを添加した後の浴中のゼオライト
    粒子径は, Ca硬水中よりMg硬水中のほうが大きかった.
    3) 綿/ポリエステル混紡布への3種の
    ゼオライト
    付着量の順位は, 水および界面活性剤水溶液中においても同様, Mg-
    ゼオライト
    >Ca-
    ゼオライト
    >Na-
    ゼオライト
    であった.
    4) Na-
    ゼオライト
    をMgまたはCa硬水中に添加した後の布への
    ゼオライト
    付着量は, 20°DH以下ではMg硬水のほうがCa硬水より多く, 分散液中の粒子径が大きいほど
    ゼオライト
    付着量の多いことが認められた.
  • 渡辺 紀子, 矢部 章彦
    家政学雑誌
    1986年 37 巻 11 号 961-968
    発行日: 1986/11/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    Ca-
    ゼオライト
    とMg-
    ゼオライト
    は, 硬水中でNa-
    ゼオライト
    中のNaイオンをCaまたはMgイオンと交換することにより生成される.
    本報では, あらかじめCa-
    ゼオライト
    とMg-
    ゼオライトの置換ゼオライト
    を調製し, 粒子汚れの付着に対するこれらの置換
    ゼオライト
    の影響について, モデル系を設定して検討した.おもな結果は次のとおりである.
    1) 置換率が約70%のCa-
    ゼオライト
    およびMg-
    ゼオライト
    を, それぞれCa硬水中に加えると, 両
    ゼオライト
    はさらにCaイオンと置換し, その捕捉能はMg-
    ゼオライト
    >Ca-
    ゼオライト
    であった.
    2) 硬度成分を含まないFe2O3分散液から, 布へのFe2O3の付着量は, 共存する
    ゼオライト
    の種類により異なり, Ca-
    ゼオライト
    >Mg-
    ゼオライト
    >Na-ビオライトの順位を示した.
    3) Ca硬水中におけるFe2O3の布への付着量は, 共存する
    ゼオライト
    の種類により異なり, 浴中のCaイオン捕捉能を過ぎた硬度から増大し, 汚れ粒子の付着は,
    ゼオライト
    のCa置換率ならびに浴中のCaイオン濃度に影響されることが明らかとなった.
  • 鉱物学と鉱物工学との結びつき
    小泉 光恵
    鉱物学雜誌
    1976年 12 巻 5 号 303-313
    発行日: 1976/01/30
    公開日: 2009/08/11
    ジャーナル フリー
  • 永井 香織, 市原 英樹, シバクマラン ウィグナラージャ
    日本建築学会構造系論文集
    2001年 66 巻 547 号 17-21
    発行日: 2001/09/30
    公開日: 2017/02/04
    ジャーナル フリー
    Although laser is widely used for cutting, welding and surface treating metals, application of the laser for processing inorganic architectural materials is quite rare. In this study, the feasibility of using laser energy to form glass layers on mortar panels with zeolite aggregate was assessed. The effects of mix composition and laser irradiation parameters on the characteristics of the glass layer and on the flexural strength of zeolite mortar panels were investigated. It was found that the optimum mix composition and laser irradiation parameters for obtaining panels with high flexural strength and stable glass layers were as follows : zeolite particle size = 0.6 to 1.2 mm, W/(C+Z) = 25 to 30 %, cement/zeolite mass ratio = 1 : 2 to 1 : 3, Laser power = 1kW, beam diameter = 200 mm and work travel speed = 750 mm/min.
  • 渡辺 紀子
    日本家政学会誌
    1990年 41 巻 11 号 1085-1090
    発行日: 1990/11/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    本報では, 白色
    ゼオライト
    が染色布に付着した場合の肉眼で識別しうる付着量と染色布の色相や表面反射率との関係について検討し, 次の結果を得た.
    (1) 官能検査による順位相関係数より, 濃色布は淡色布に比べ
    ゼオライト
    の付着の有無を容易に識別できることが認められた.
    (2) 濃色布では色相間の差は認めにくいが, 中色・淡色布においては, 有彩色布のほうが無彩色布より
    ゼオライト
    の付着の有無を容易に識別できた.
    (3) 官能検査とNa-
    ゼオライト
    付着量の測定結果より, 染色布に付いた
    ゼオライト
    を「わずかに白い」と識別しうる
    ゼオライト
    付着量の最少値は, 濃色布の場合において布1gあたり6~7mgであった.
  • 植村 寿子, 四元 利夫, 染川 賢一, 隈元 実忠
    日本化学会誌(化学と工業化学)
    1989年 1989 巻 3 号 338-344
    発行日: 1989/03/10
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    シラスのアルカリ水熱処理でP型
    ゼオライト
    を晶出させた後に得られる炉液(P型源液)は, シリカ分が多く, アルミナと鉄分が非常に少ない。このP型濾液にアルミン酸ナトリウムを添加して鉄分を含まない高純度A型およびP型
    ゼオライト
    を合成した。その合成条件はA型でほ浴温100℃で, SiO2/Al203 モル比2付近であり, P型では120℃でその比の53付近と大きい条件であた。X型は単一相としては得られ難い。P型濾液からの各
    ゼオライト
    の生成過程を固相および液相の分析を行ない解析した。まず室温での組成調製および熟成過程で, 固体で加えたアルミン酸ナトリウムが液栢中のシリカと接触してSiO2/Al203モル比の小さいゲル状沈殿物を生じる。これが加熱により,
    ゼオライト
    核となり, 結晶化が起こったと推定された。したがってSiO2/Al203 モル比の小さいA型は常に初めに生成し, もっとも合成されやすいことになる。P型は耐アルカリ性が高いため, 3M程度のアルカリ条件下の高温域 (120℃) で得られたと判断される。合成した
    ゼオライト
    の化学組成, 比表面積, 熱的変化, 水分吸着能も調べた。
  • *松原 誉詩夫, 松枝 直人, 逸見 彰男
    粘土科学討論会講演要旨集
    2004年 48 巻 P40
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/05/13
    会議録・要旨集 フリー
    現在、含水アルミノケイ酸塩である
    ゼオライト
    は様々な産業廃棄物を原料として生成できることが確認されている。原料の中には炭化物が含まれるものがある。
    ゼオライト
    生成の際に炭化物が共存することで、
    ゼオライト
    生成に影響を与える可能性考えられる。
    ゼオライト
    生成に与える影響に関する基礎的知見を得ることを本研究の目的とする。炭化物共存量の増減で出液相原料からの
    ゼオライト合成においてはゼオライト
    種の変化が確認できた。
  • Kazuki TANGE, Shinfuku NOMURA, Junichi NAKAJIMA, Yuki NISHIOKA
    日本エネルギー学会誌
    2021年 100 巻 8 号 97-101
    発行日: 2021/08/20
    公開日: 2021/08/31
    ジャーナル フリー

    本研究では,ペレット状

    ゼオライト
    に吸着したメチレンブルー(MB)を誘電体バリア放電(DBD)で分解し,
    ゼオライト
    を吸着剤として再利用した。DBD処理は,大気圧下の空気中で実行された。プラズマ処理が
    ゼオライト
    構造に及ぼす効果を調査した。DBD処理の効果は,繰り返し吸着テストで
    ゼオライト
    に吸着されたMBの量と溶液の全有機体炭素(TOC)によって評価された。プラズマ処理した
    ゼオライト
    を純水に加えると,
    ゼオライト
    からいくつかの物質が脱離した。NMR分析の結果,その物質はベンゼン環構造を持たないことが示された。その結果,
    ゼオライト
    に吸着したメチレンブルーはDBD処理によりベンゼン環のない低分子に分解され,次の吸着サイクルで脱着し,
    ゼオライト
    の構造を維持したまま吸着部位が回復したことが明らかになった。

  • 鳥居 一雄
    浮選
    1978年 25 巻 4 号 184-191
    発行日: 1978/12/28
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
  • 佐野 庸治, 板倉 正也, 定金 正洋
    Journal of the Japan Petroleum Institute
    2013年 56 巻 4 号 183-197
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/09/01
    ジャーナル フリー
    ゼオライトを出発原料に用いたゼオライト
    合成,
    ゼオライト
    転換により,FAU,ベータ(以下,BEA)およびLEV型
    ゼオライト
    からBEA,CHA,LEV,RUTおよびMFI等の様々な
    ゼオライト
    合成に成功した。アモルファスゲルを原料に用いる通常の
    ゼオライト
    合成と比べ,これらの
    ゼオライト
    を出発原料に用いた場合には結晶化速度が増大した。この結晶化速度の増大は,出発
    ゼオライト
    の分解により生成した局所的秩序構造を有するアルミノシリケート種である構造ユニット(ナノパーツ)が他の
    ゼオライト
    へ再構築されていることを強く示唆している。したがって,出発
    ゼオライト
    と最終生成物である
    ゼオライト間の構造類似性がゼオライト
    転換を決める極めて重要な因子である。これらの結果は,新たな
    ゼオライト合成ルートとしてのゼオライト
    転換法の可能性を示すものであり,構造の異なるナノパーツを化学的操作により組み立てていく手法が確立されれば,新規構造を有する
    ゼオライト
    を自由自在に設計することも近い将来可能になると期待している。
  • *中井 智規, 若林 俊也, 三村 均, 新堀 雄一, 谷川 博史, 石崎 英司, 黒崎 文雄, 松倉 実
    日本原子力学会 年会・大会予稿集
    2012年 2012f 巻 C24
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/07/03
    会議録・要旨集 認証あり
    海水系の放射能高汚染水中に含まれるCsとSrを取り除くために、
    ゼオライト
    が有用であることが知られている。本研究では、CsとSrの吸着効率の向上を図るため、
    ゼオライト
    、フェロシアン化物担持
    ゼオライトおよびゼオライト
    紙などの吸着特性を評価した。
  • *後藤 義昭, 日野 洋輔, 松本 泰治, 荻原 俊夫
    粘土科学討論会講演要旨集
    2006年 50 巻 B06
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/02/01
    会議録・要旨集 フリー
    3つの機能―抗菌作用・消臭・難燃性―を同時に合わせ持つ材料の開発を目的とした。そこで高い吸着能を示す
    ゼオライト
    AとXを用いた。まず抗菌性を付与するためこれらの
    ゼオライト
    試料にAgイオン交換処理し、Ag型
    ゼオライト
    の調製を行った。次ぎにその
    ゼオライト
    にKH2</>PO4溶液で処理した。この処理によってリン酸イオンが吸着し、難燃性が付与できる。さらにこの
    ゼオライト
    を用いてアンモニアの吸着を検討した。
  • (6) ゼオライト系吸着剤の表面構造への照射効果
    *永石 隆二, 熊谷 友多, 青柳 登, 山岸 功, 西原 健司
    日本原子力学会 年会・大会予稿集
    2012年 2012f 巻 D39
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/07/03
    会議録・要旨集 認証あり
    放射性核種を吸着処理した後の廃
    ゼオライト
    は長期間放射線に晒されるため、
    ゼオライト
    の表面や細孔で構造破壊が起こり、処理段階で想定した水素発生挙動や核種保持状態が変化する可能性がある。そこで本研究では、電子線ビームによる
    ゼオライト
    の高線量照射を乾燥や海水浸漬の条件で行い、照射後の
    ゼオライト
    への水蒸気やアルゴンのガス吸着挙動を測定して、
    ゼオライト
    の表面構造の変化を調べた。
  • 和嶋 隆昌, 吉塚 和治, 池上 康之
    応用地質
    2006年 47 巻 5 号 292-296
    発行日: 2006/12/10
    公開日: 2010/02/23
    ジャーナル フリー
    砕石場では, 砕石を製品化する際に産業廃棄物として砕石屑が発生する. 本研究では, 砂岩砕石屑の有効利用を目的として, 焼却灰からの
    ゼオライト
    合成において代表的なアルカリ水熱法とアルカリ溶融法を用いて, 砕石屑からの
    ゼオライト
    合成を試みた. アルカリ水熱法では砕石屑からの
    ゼオライト
    合成は行えなかったが, アルカリ溶融法では砕石屑の大部分を
    ゼオライト
    に転換できた. アルカリ溶融法で得られた生成物は
    ゼオライト
    Xとハイドロキシソーダライトを含み, 陽イオン交換能は約230cmol/kgと天然
    ゼオライト
    より高い能力を示した.
  • 梅崎 健夫, 河村 隆, 西田 健吾, 早川 典, 石井 大悟, 志賀 信彦
    ジオシンセティックス論文集
    2012年 27 巻 25-30
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/01/21
    ジャーナル フリー
    湖沼や河川などの富栄養化対策や福島第一原発事故による放射性セシウムの除染対策などとして,
    ゼオライト
    機能紙とジオシンセティックスを用いた浄化システムを提案し、その概要および適用例に示した.
    ゼオライト
    機能紙は,パルプに天然
    ゼオライト
    (粒径0.5mm未満)を250g/m2担持させたものである.提案したシステムの有効性を検証するための端緒として,
    ゼオライト
    機能紙のアンモニア態窒素およびセシウム(安定同位体)イオンを含む水溶液に対する吸着試験を実施した.その結果,
    ゼオライト
    機能紙への吸着は短時間で生じ、同じ粒径の天然
    ゼオライト
    と同等の吸着性能を有していること,一旦吸着すると容易に剥離しないこと,不織布による被覆によって天然
    ゼオライト
    の脱落を防止できることを明らかにした.
  • 多湖 輝興
    ホソカワ粉体工学振興財団年報
    2010年 18 巻 67-73
    発行日: 2010年
    公開日: 2017/12/29
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス

    In hydrothermal synthesis of zeolites, organic-structure-directing agents (OSDA) are employed to form zeolite structure, in addition to alkali metals, and Si and Al sources. Recently, there has been growing interest in OSDA-free synthesis of zeolites, such as MFI and MOR. Since formation of zeolite nuclei and crystals proceeds in a strong alkaline solution, however, nucleation/crystallization and resolution of zeolites simultaneously occurs, leading to low yield of zeolite and poor crystallinity due to deposition of amorphous silica. In contrast, we successfully prepared MFI and MOR zeolite nanocrystals via hydrothermal synthesis in a water/surfactant/organic solvent, where the non-ionic surfactants adsorbed on the surface of the zeolite precursors likely induced the formation of zeolite nuclei. Moreover, it is considered that the adsorbed surfactant inhibit the zeolite nuclei and crystal from their resolution. Main objective of this study is development of OSDA-free synthesis of MFI zeolite at high zeolite yield.

    In order to investigate the effect of surfactant properties on the crystallinity, OSDA-free MFI zeolite synthesis is carried out using the surfactants with different oxyethylene-chain length. Addition of surfactant into the synthetic solution is effective in improving the crystallinity of obtained MFI zeolite. Moreover, the HLB (Hydrophile-Lipophile Balance) vales of surfactant affect the amount of N2 adsorbed on micropore. Since zeolites possess hydrophilic-hydrophobic properties on their surface, there exists the affinity between the zeolite surface and surfactant, depending on HLB values. As compared with the sample without surfactant, the yield of MFI zeolite at Si/Al ratio of 12.5 increased from approximately 60% to 90% in OSDA-free synthesis using surfactant O-15. The high yield of zeolite in OSDA-free synthesis is ascribed to the adsorption of surfactant on the zeolite surface, where the resolution of Si and Al atoms in zeolite framework are inhibited.

  • 関澤 春仁, 丹治 克男, 吉岡 邦雄
    園芸学研究
    2015年 14 巻 1 号 69-74
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/03/31
    ジャーナル フリー
    食品添加物として指定される
    ゼオライト
    は陽イオン交換能を有し,放射性セシウムを吸着することが知られている.本研究で梅漬け加工時の
    ゼオライト
    処理による放射性セシウムの低減効果を調べた結果,梅漬けの果肉中の放射性セシウムは
    ゼオライト
    を添加することにより低減した.
    ゼオライト
    を添加しなかった場合の梅漬けの果肉の放射性セシウム濃度を100%とすると,
    ゼオライト
    を10%添加した場合の放射性セシウム濃度は55%になり,
    ゼオライト
    を20%添加した場合は54%になった.一方,造粒
    ゼオライト
    を10%添加した場合は放射性セシウムが74%になった.さらに,塩水を用いて加工した場合,10%の
    ゼオライト
    を添加することにより放射性セシウム濃度は31%に低減した.
  • 大森 保幸, 細井 由彦, 奥村 稔, 藤永 薫, 清家 泰
    水環境学会誌
    1999年 22 巻 10 号 845-853
    発行日: 1999/10/10
    公開日: 2008/01/22
    ジャーナル フリー
    The NH4+ exchange capacity of natural zeolite depends on the location of extraction and on the ion contents of the waste water to be treated. The NH4+ exchange capacity is determined for each zeolite and waste water sample individually in the current design method of NH4+ removal equipment. Therefor, these results cannot be generally applied to other cases. In this study, the equation to obtain the design velocity of treatment through the zeolite packed cloumn by the cation exchange capacity and particle size of zeolite as well as the ammonium concentration and temperature of water was investigated. In addition, the experimental equation to show the ion exchange equilibrium from cation contents was obtained. On the basis of the investigation, the simple method to obtain the design variables was developed.
  • *鈴木 正哉, 永好 けい子, 平林 恵理, 佐藤 卓見, 大和田 朗
    日本鉱物科学会年会講演要旨集
    2013年 2013 巻 R4-P01
    発行日: 2013年
    公開日: 2018/06/07
    会議録・要旨集 フリー
    土壌汚染対策の不溶化技術や水質浄化対策において、重金属の吸着剤として天然
    ゼオライト
    が用いられている。そこで本研究では、その吸着機構の解明を試みるため、硝酸マンガンおよび硝酸鉄を溶解させた水溶液と天然
    ゼオライト
    を反応させた。走査型電子顕微鏡観察およびエネルギー分散型X線分光器による元素分析から、Mnは天然
    ゼオライト
    粒子の表面に吸着されていたが、Feは
    ゼオライト粒子の割れ目に沿ってゼオライト
    粒子の内部まで観察される違いが認められた。 
  • 多湖 輝興, 中坂 佑太, 増田 隆夫
    Journal of the Japan Petroleum Institute
    2012年 55 巻 3 号 149-159
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/07/01
    ジャーナル フリー
    固体酸性と分子ふるい能を併せ持つ
    ゼオライト
    は,反応プロセスや分離プロセスにおける重要な物質である。さらに,膜形状の
    ゼオライト
    は,無機膜の特性(耐熱,耐薬品性)と
    ゼオライト
    の特性を併せ持つ。そのため,
    ゼオライト
    膜は,分離膜,反応膜,および反応分離膜としての応用が期待され,多くの研究者に注目されてきた。
    ゼオライト
    膜の特性を十分に引き出すためには,その基材となる
    ゼオライト
    の結晶サイズ制御,および
    ゼオライト
    膜における酸点の位置選択的不活性化と細孔経の制御が有効である。本稿では,エマルション法によるナノサイズ
    ゼオライト合成法と有機シラン化合物を用いたゼオライト
    酸点の位置選択的な不活性化法(CCS法)を紹介する。そして,
    ゼオライト
    の結晶サイズとCCS処理が
    ゼオライト
    膜特性に及ぼす影響について概説する。
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