ホソカワ粉体工学振興財団年報
本年報は、粉体工学の啓蒙、発展を目的として平成3年12月に設立されました公益財団法人ホソカワ粉体工学振興財団の年報です。それぞれの年度の事業内容と実施状況の概要、役員等の名簿と共に、その助成・褒章事業の対象となった研究従事者から提出された報告書をまとめて公開しています。財団活動の詳細につきましてはそのホームページ(http://www.kona.or.jp/jp/)に掲載されています。
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収録数 625本
(更新日 2024/04/12)
Online ISSN : 2189-4663
ISSN-L : 2189-4663
研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
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30 巻 (2022) p. 78-83
燃焼反応を利用したAg微粒化と高担持量化の両立 もっと読む
編集者のコメント

Agクラスターは特異な触媒特性により注目されている.しかしAgは他の貴金属より熱的安定性に乏しいため容易に凝集するという問題があった.本研究では,燃焼反応場で誘起されたAg-TiO2間の金属-担体間の相互作用を利用することで,TiO2表面にAgクラスター(1~2 nm)が安定化されることを見出した.この相互作用を利用することで,20wt%Ag/TiO2におけるAgクラスターが,少なくとも350○Cで2時間は安定であることを報告した.

30 巻 (2022) p. 52-57
ナノ粒子の溶血作用メカニズムの究明とその合理的制御 もっと読む
編集者のコメント

ナノ粒子の最も簡便な細胞毒性試験として,赤血球を用いた溶血性試験が広く用いられている.しかし,ナノ粒子の溶血作用メカニズムは未だによく理解されていない.本研究では,シリカ粒子物性(サイズと表面官能基)および曝露環境(溶液温度とタンパク質の添加)に着目して,赤血球に対する粒子付着数の測定,溶血性試験,および赤血球の凝集・分散性の評価が行われ,シリカ粒子の溶血作用メカニズムの全体像が明らかにされた.

30 巻 (2022) p. 72-77
位相回復ホログラフィ微粒子計測モジュールの開発 もっと読む
編集者のコメント

これまでGaborホログラフィによる微粒子計測は,測定原理に起因する双画像問題とオンライン測定が困難になる長い3次元数値計算時間の問題があり,研究室の利用に留まっていた.そこで,GPU (Graphics Processing Unit)搭載シングルボードコンピュータを用いた位相回復ホログラフィ微粒子計測モジュールを開発することで,粉体生産工程のインライン・オンライン測定に利用できることを示した.

30 巻 (2022) p. 58-64
粉体の僅かな変化を機械学習(MT法)で検知する もっと読む
編集者のコメント

機械学習を用いた粉体材料の構造と機能の分類には精度向上に寄与する因子の“見える化”が重要である.昆虫の糞を対象とし,マハラノビス-タグチ(MT)法の原因分析を用い,雌雄分類精度向上に寄与する糞形状が表面粗さ由来であることを明らかにした.雌の糞には雄の糞よりバインダー成分が多いため変形しやすいと推測される.MT 法は、個体差によるばらつきを除外し粉体材料の構造と機能の分類精度向上への展開が期待できる.

30 巻 (2022) p. 95-97
どれくらいまで小さい粒が力学的挙動を示すだろうか? もっと読む
編集者のコメント

Si–Si単結合の柔軟性を活用し,3量体,4量体の環状芳香族分子を合成し,温度変化による構造と物性の連動変化と機能性分子への展開について報告しています.

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