近年のパソコンの発達は, 個人レベルでの情報処理に大きな変革をもたらしてきた。さらに, 米国で情報スーパーハイウェイ構想が打ち出されて以来急速に整備されてきたコンピュータネットワークは, こうした情報処理に新たな可能性をもたらした。とくにインターネットは, 地球規模でのリアルタイムな情報交換を可能にした世界最大規模のコンピュータネットワークである。筆者がインターネット上で情報を収集交換する際に用いている電子郵便, Telnet, Usenet News, ゴーファー, およびWWWといったさまざまな方法と特徴を紹介し, 利用者の立場から気づいた幾つかの点について述べた。
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