日本教育工学会論文誌
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モデル駆動開発方法論に基づく状態遷移図を用いたロボット動作プログラミングにおける設計方法の違いによる学習効果の比較
香山 瑞恵松田 昇
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2018 年 42 巻 Suppl. 号 p. 061-064

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抄録

本稿は,モデル駆動開発方法論に基づくプログラミングにおける設計方法の違いが正答率に与える影響について考察する.大学1年生を対象とした状態遷移図によるロボット動作のモデル図作成において,設計方法が異なる3群の正答率を統計処理した結果,より難しい課題においては,モデル図を評価する直前に設計する時間を設けることが正答率向上に寄与することを示した.

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© 2018 日本教育工学会
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