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クエリ検索: "デッドリフト"
118件中 1-20の結果を表示しています
  • 一般学生及び陸上短距離部員を対象として
    *藤瀬 武彦, 橋本 麻里, 長崎 浩爾
    日本体育学会大会予稿集
    2018年 69 巻
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/18
    会議録・要旨集 フリー

     バーベルを用いたウエイトトレーニングの三大基本種目であるスクワット、ベンチプレス、及び

    デッドリフト
    は実施される頻度が高いものの最大挙上重量(1RM)の評価や競技力との関連については不明な点が多い。本研究では男子学生を対象に三種目の1RMの測定を試み、疾走能力との関連について検討した。被験者は一般学生157名及び陸上短距離部員24名であり、一般学生には事前に三種目の正しいフォームを習得させ、陸上部員は三種目の経験者であった。1RMの測定はパワーリフティングの公認審判が行った。疾走能力には一般学生が50m走の記録(7.54±0.53秒)を、陸上部員が100mの公認記録(11.16 ± 0.37秒)を用いた。一般学生の1RM(㎏ /wt)と疾走能力との相関係数は、スクワットが-0.595、ベンチプレスが-0.521、
    デッドリフト
    が-0.649であり、いずれも有意であった(p<0.001)。同様に陸上部員の場合は、スクワットが-0.498(p<0.05)、ベンチプレスが-0.605(p<0.01)、
    デッドリフト
    が-0.009(ns)であった。以上の結果から、一般学生の場合は三大基本種目の1RMと疾走能力との関連性が高く、陸上部員の場合は1RM以外の要因も存在する可能性が示唆された。

  • 一般女子学生及び陸上短距離女子部員を対象として
    *藤瀬 武彦, 亀岡 雅紀, 橋本 麻里
    日本体育学会大会予稿集
    2019年 70 巻
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/20
    会議録・要旨集 フリー

     バーベルを用いたウエイトトレーニングの三大基本種目であるスクワット、ベンチプレス、及び

    デッドリフト
    は実施される頻度が高いものの1RMの評価や競技力との関連については不明な点が多い。本研究では女子学生を対象に三種目の1RMの測定を試み、疾走能力との関連について検討した。被験者は一般学生118名及び陸上短距離部員7名であり、一般学生には事前に三種目の正しいフォームを習得させ、陸上部員は三種目の経験者であった。1RMの測定はパワーリフティングの公認審判が行った。疾走能力には一般学生が50m走の記録(9.45±0.63秒)を、陸上部員が100mの公認記録(12.84±0.50秒)を用いた。一般学生の1RM(kg/wt)と疾走能力との相関係数は、スクワットが-0.583、ベンチプレスが-0.483、
    デッドリフト
    が-0.535であり、全て有意であった(p<0.001)。同様に陸上部員の場合は、スクワットが-0.742、ベンチプレスが-0.368、
    デッドリフト
    が-0.312で全て有意ではなかったが、3種目合計重量との相関は-0.781(p<0.05)であった。以上の結果から、一般女子学生の場合は三大基本種目の1RMと疾走能力との関連性が高く、陸上女子部員の場合はその関連性の低いことが示唆された。

  • 蜂須 貢, 大林 真幸, 船登 雅彦, 芳賀 秀郷, 上間 裕二, 三邉 武幸, 向後 麻里
    自律神経
    2021年 58 巻 2 号 187-192
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/07/06
    ジャーナル フリー

    高度な集中力をもって被検者がパフォーマンスを発揮する場合に自律神経活動がどの様に変化するかを明らかにすることを目的として,

    デッドリフト
    (DL)直後の自律神経機能の変化を検討した.被検者は常時ウエイトトレーニングを行っている10名(30.0±15.0歳)とした.DLの重量は本人の最大挙上重量の90%(90%max)を基準とし,初日の2回と1週間以上間隔をあけた2日目の1回,計3回それぞれ行った.また,最大挙上重量の90%±5 kgの3重量における自律神経機能への影響を検討した.自律神経機能は心電図を自律神経機能解析ソフト「きりつ名人((株)クロスウエル)」で解析した.測定項目は安静座位時2分間のCVRRとccvL/H,立位時のΔCVRRとΔccvL/Hおよび立位継続時1分間のccvHFである.90%maxのDLの自律神経機能への影響を間隔をあけ3回観察したが有意差は認めなかった.90%max±5 kgの
    デッドリフト
    では重量依存的に心拍数が増加し,90%max−5 kg時の心拍数増加と比較して+5 ㎏で有意な増加を認めた.きりつ名人スコアは90%max−5 kgと比較して90%max時で有意に値を低下し,自律神経機能のバランスの崩れを認めた.

  • 蜂須 貢, 大林 真幸, 船登 雅彦, 落合 裕隆, 芳賀 秀郷, 上間 裕二, 三邊 武幸, 向後 麻里
    昭和学士会雑誌
    2021年 81 巻 5 号 453-458
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/01/18
    ジャーナル フリー
    デッドリフト
    はパワーリフティング競技3種目の中で最も重い重量を扱うため,精神統一し試技の終了まで無呼吸で行うことが多く,自律神経活動への影響が大きいと考えられ,
    デッドリフト
    直後の自律神経活動は競技者のパフォーマンス発揮を知る上で重要である.一方,
    デッドリフト
    は試技の開始から終了まで一般的に歯を噛み締めバーベルを挙上するため,カスタムメイドマウスガード(CMG)の影響を観察するには適していると考えた.被検者は常時ウェイトトレーニングを行っている10名(30.0±15.0歳)とし,心電図から自律神経活動解析ソフト「きりつ名人((株)クロスウエル)」を用い自律神経活動を解析した.測定項目は安静座位(2分間) および立位時の心拍変動係数(CVRR),低頻度と高頻度心拍変動係数比(ccvL/H)および立位継続(1分間)時の高頻度心拍変動係数(ccvHF)である.重量変化による自律神経活動への影響は最大挙上重量の90%を基準とし,これに±5kgの重量を追加した.その後2mmあるいは4mm厚のCMGを口腔内に装着し基準重量である最大挙上重量の90%のデットリフトに対する影響を検討した.CMGは各人の歯列に合わせEthyl vinyl acetate sheetを加熱成形し,第一大臼歯部で厚み2mmおよび4mmとなるように製作した.統計解析は分散分析を行いその後Bonferroniの多重比較を行った.重量依存性の心拍数変化(ΔHR)は90%−5kg時の
    デッドリフト
    と比較して,±0kg(90%時)で増加傾向,+5kgで有意な増加を認めた.CMG装着の影響はCMG装着なしに比べCMG 4mm装着の場合ccvHFが増大する傾向を示した.ccvHFの値の低下はトレーニング負荷量やそれによる疲労感と関係することが報告されていることからCMG装着は疲労を軽減する傾向にあると思われる.
  • *牧平 佑成, 松永 智, 會田 宏, 藤本 元
    日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
    2021年 71 巻 2O1505-09-01
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/28
    会議録・要旨集 フリー

    ハンドボールにおいて得点に直結するシュートは、最も重要なプレーである。シュート成功の鍵を握る要因の1つにシュート速度がある。近年、高強度のウェイトトレーニング(WT)に続けてプライオメトリックス(PT)を組み合わせて実施するコンプレックストレーニング(CT)が、WTだけを行うよりもパフォーマンス向上に効果的であると紹介されている(NSCA,2010)。しかし、ハンドボール選手を対象としたCTにより、シュート速度が向上したという結果について報告されていない。そこで本研究では、CTが大学男子ハンドボール選手のシュートの速度に与える影響について検討することを目的とした。M大学男子ハンドボール部に所属する10名をCT群とWT群に分け、通常の練習の他に両群の負荷量がほぼ均等になるトレーニングを3週間、週2回行った。CTでは、ベンチプレス、

    デッドリフト
    、メディシンボールを用いたオーバーヘッドスロー、サイドスローを行った。WTでは、ベンチプレス、
    デッドリフト
    、ラットプルダウン及びスクワットを行った。測定項目は、スタンディングシュート及びジャンプシュート速度とウェイト種目(ベンチプレス及び
    デッドリフト
    )の最大値とした。その結果トレーニング実施前後のシュート速度に両群とも実施前後で、有意な差はみられなかった。また両群間に有意な差はみられなかった。ウェイト種目の最大値は、両群とも実施前後で有意な差がみられたが両群間に有意な差はみられなかった。これらの結果から、本研究ではCTによりシュート速度が増加しなかった要因として、腕をしならせることを強調されるハンドボールのシュートに対して、体幹部への刺激が期待されるPTが効果的でなかったことが考えられる。今後の展望としては、シュート速度の増加を目的としたCTを行う際は、体幹部だけでなく、上肢のPTを検討することが望まれる。

  • *鄭 盧雲, 有賀 誠司
    日本体育学会大会予稿集
    2017年 68 巻
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/02/15
    会議録・要旨集 フリー

     筋力トレーニングの現場では、バーベルをぶら下げた状態で挙上する

    デッドリフト
    や、バーを引き下げるラットプルダウンのようなエクササイズを実施する際に、「ストラップ」と呼ばれる補助用具が広く用いられている。ストラップは、バーを握る機能の補強や安定化を意図して使用されているが、その効果や使用法に関する報告は見当たらない。そこで本研究では、ストラップの使用の有無と挙上重量及び反復回数の関係について調査し、ストラップの効果や使用法に関する知見を得ることを目的とした。筋力トレーニングの経験者19名を対象に、
    デッドリフト
    、ラットプルダウン、シーティッドロウの3種類のエクササイズについて、ストラップを使用しない場合と使用した場合の最大挙上重量及び80%1RM負荷による最大反復回数の測定を実施した。全てのエクササイズについて、ストラップを使用した場合の1RMは、使用しない場合と比べて有意に高い値を示した(p<0.01)。また、ラットプルダウンとシーティッドロウの最大反復回数についてもストラップを使用した場合に有意に高い値を示し(P<0.01及びp<0.05)、ストラップの有効性が示された。

  • 清水 伸子, 山本 利春, 笠原 政志, 森 実由樹, 矢﨑 利加, 林田 和孝
    武道学研究
    2023年 56 巻 Supplement 号 S_53
    発行日: 2023/08/26
    公開日: 2024/02/07
    ジャーナル フリー
  • 1名のセーリング選手を対象とした事例的な検討
    笹子 悠歩, 真鍋 優, 榮樂 洋光
    スポーツパフォーマンス研究
    2023年 15 巻 44-53
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/04/18
    ジャーナル フリー
    下肢の筋力トレーニングが,ハイクアウトの継続時間に及ぼす影響について,事例的に明らかにすることを目的とした.対象者はハイクアウトの継続時間に課題があると考えられた大学セーリング選手1 名とし,
    デッドリフト
    ,スクワット,カーフレイズの3 種類を,80%1RM の強度にて,10 回× 3 セットを週に2 日,3 ヶ月間実施した.トレーニング効果の測定は,ハイクアウトベンチを用いたハイクアウトテストに加え,各トレーニングの最大挙上重量,およびウィンゲートテストとシャトルランを行った.その結果,
    デッドリフト
    は5.7%,スクワットは18.5%,カーフレイズは4.9% 向上し,ウィンゲートテストは,平均パワーが6.7% 向上した.また狙いとしたハイクアウトの継続時間は,pre では65 秒であったものが,post では114 秒(変化率:75.4%)となり,国際レベルの選手の値(114 秒)と同程度の水準まで向上した.以上のことから,下肢の筋力トレーニングにより,ハイクアウトの継続時間が改善する可能性が示唆された.
  • 船登 雅彦, 蜂須 貢, 落合 裕隆, 芳賀 秀郷, 大林 真幸, 上間 裕二, 三邉 武幸
    昭和学士会雑誌
    2019年 79 巻 5 号 609-615
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/02/06
    ジャーナル フリー
    口腔内装置(硬質素材)の使用によりパワーリフティング競技国際大会におけるパフォーマンスが向上したとされる報告がある.口腔内装置の効果についての詳細なメカニズムは解明されておらず,パワーリフティングにおける口腔内装置の装着によるバーベル挙上時のパフォーマンスへの影響を検討する必要がある.そのためにはバーベル挙上時の動作を解析する必要があり,信頼性および正確性において3次元モーションキャプチャーの使用が有効である.しかし,3次元モーションキャプチャーを備えた研究施設内においては,パワーリフティングにおけるバーベル挙上時の動作測定は重いバーベルを落下させるため困難であり,トレーニングルーム内で簡便に動作測定を行うことが重要となる.今回,研究用として市販されているウェアラブルセンサーの加速度/ジャイロセンサー付きメガネに市販の加速度センサーを組み合わせ,身体各部位およびバーベルの加速度データを同時に測定するシステムを構築した.本研究の目的は,パワーリフティングにおけるバーベル挙上時の身体各部位およびバーベルに発生する加速度を測定する際の加速度測定システムのデータを検討することである.日常的にウェイトトレーニングを実施している健常男性(10名)を対象とした.試技はパワーリフティング競技のうち
    デッドリフト
    とし,加速度/ジャイロセンサー付きメガネにより頭部の,三軸加速度センサーにより腰背部とバーベルの加速度を測定した.試技は3回行い,各加速度センサーの測定データについて検討を行った.
    デッドリフト
    におけるバーベル挙上経路は矢状面において垂直方向だけでなく,S型カーブに近い.そこで,3軸加速度センサーから得られる加速度(x(ACC_X),y(ACC_Y)とz(ACC_Z)軸成分)のうち上下および前後方向を対象と し,バーベルでは(ACC_X, ACC_Y)を対象とした.静止時の安定した2秒間における加速度の平均値(ACC_Xm, ACC_Ym)を求め,基線を補正した加速度成分(ACC_X-Xm, ACC_Y-Ym) に変換後,合成加速度(√(ACC_X-Xm)2+(ACC_Y-Ym)2)の挙上方向の最大ピーク値をピーク加速度とした.統計解析は頭部については反復測定による分散分析を,腰背部およびバーベルについてはフリードマン検定を行った.身体各部位とバーベルのピーク加速度は,3回の試技において統計学的有意差を認めなかった(頭部:p=0.941,腰背部:p=0.074,バーベル:p=0.371).複数の加速度センサーを使用した加速度測定システムにより測定した複数回の
    デッドリフト
    の試技におけるピーク加速度は一定の傾向を示さなかった.新たな加速度測定システムを使用することにより,今後,パワーリフティング選手の試技におけるピーク加速度から口腔内装置(スポーツマウスガード)のパフォーマンスへの影響を検証することが可能であると考えられた.
  • 竹俣 壽郎, 船渡 和男, 難波 謙二, 吉本 俊明
    日本体育学会大会予稿集
    2005年 56 巻 09-26--49
    発行日: 2005/11/01
    公開日: 2017/04/06
    会議録・要旨集 フリー
  • 半田 徹, 岡田 純一, 加藤 清忠
    日本体育学会大会予稿集
    2005年 56 巻 09-26--48
    発行日: 2005/11/01
    公開日: 2017/04/06
    会議録・要旨集 フリー
  • 大宮 真一, 合屋 十四秋, 木越 清信, 尾縣 貢
    日本体育学会大会予稿集
    2005年 56 巻 09-26--47
    発行日: 2005/11/01
    公開日: 2017/04/06
    会議録・要旨集 フリー
  • *松村 希良軌, 菅野 昌明, 陣野 瑛杜, 島 典広, 仲 立貴
    日本トレーニング指導学会大会プログラム・抄録集
    2024年 2024 巻
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/12/11
    会議録・要旨集 オープンアクセス
    【現場へのアイデア】大殿筋やハムストリングが主働筋に含まれているスティッフレッグデッ ドリフト(SLD)の筋活動量を、フラットな床面に立って行う条件(FLA)、足関節背屈位で行 う条件(INC)、および足関節底屈位で行う条件(DEC)の3条件で比較した。その結果、筋活動 量は大殿筋やハムストリングを含むすべての被験筋において足関節条件に差は認められなかっ た。したがって、SLDは足関節条件を変化させることよりも、先行研究で示されているスタン ス幅を広げたり、ステップ台の上で行うなどのエクササイズテクニックにより、大殿筋やハム ストリングの筋活動量を増加させることが推奨される。 【目的】大殿筋やハムストリングが主働筋に含まれている代表的なエクササイズのひとつがス ティッフレッグ
    デッドリフト
    (SLD)であり、SLDはスポーツ現場で多発するハムストリングの 筋損傷の予防にも有効とされている。SLDは通常フラットな床面で行うことがレジスタンスト レーニングの専門書で示されている。一方で近年トレーニングの実践現場からは、つま先をプ レート上に乗せてINCで行った方が、大殿筋やハムストリングの刺激が増加するといった意見 が、SNSを通じて国内外から発信されている。しかし、SLDにおける足関節条件の違いが大殿 筋やハムストリングなどに及ぼす影響については明らかになっていない。そこで本研究では、 SLDにおける足関節条件が主働筋などの筋活動量に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし た。 【方法】日常的にレジスタンストレーニングを実施している男子大学ラグビー選手9名(19.7± 0.5歳)を対象に、SLDの最大挙上重量の70%の負荷を用いて、足関節条件をFLA、INC、DECの3条 件で、それぞれ3回行った。SLDは両脚を腰幅に広げ、つま先を正面に向けた姿勢で立ち、バー ベルをオルタネイティッドグリップで握り、股関節を屈曲させながら膝関節を若干屈曲させて 上体が床面と平行になるまで前傾した。なお、INCとDECの条件では、4cmの木製プレート上に、 INCは母趾球と小趾球を乗せて、DECは踵を乗せて行った。挙上動作及び下降動作は2秒間とし、 メトロノームのテンポに合わせて行った。表面筋電図を用いて大殿筋、大腿二頭筋、半腱様筋、 外側広筋、腓腹筋内側頭の5部位の筋活動量を測定し、各筋の筋活動量の指標としてRMS%MVCを 算出した。また、股関節・膝関節の可動域は電子角度計を用いて計測した。SLDの足関節3条件 の比較には、対応のある一元配置分散を行った(p <0.05)。 【結果】大殿筋、大腿二頭筋、半腱様筋、外側広筋、腓腹筋内側頭の筋活動量(RMS%MVC)に、 条件間で有意差は認められなかった(大殿筋:p = 0.89、大腿二頭筋:p = 0.36、半腱様筋: p = 0.55、外側広筋:p = 0.54、腓腹筋:p = 0.57)。また、股関節や膝関節の可動域も条件 間に有意差は認められなかった(それぞれ、p = 0.11、p = 0.59)。 【考察】SLDにおける足関節の3条件は、大殿筋やハムストリングを含む5部位の被験筋の筋活動 量に有意な影響を及ぼさなかった。そのため、トレーニングの実践現場での感覚やSNSから発 信されているエクサイズテクニック情報とは異なる結果が示された。しかし、本研究では足関 節条件による各被験筋の筋活動量に個人のばらつきが認められたことから、今後さらなる研究 が必要である。
  • 向本 敬洋, 鈴木 立紀
    運動とスポーツの科学
    2022年 28 巻 1 号 79-86
    発行日: 2022/09/30
    公開日: 2022/11/26
    ジャーナル フリー

    This study aimed to examine the excess post-exercise oxygen consumption (EPOC) following resistance exercises with a maximum number of repetitions at different intensities. Ten healthy, trained men performed three sets of resistance exercises, which consisted of bench presses, deadlifts, and squats, on three separate occasions that differed in exercise intensity. During each exercise session, the participants performed 50%, 70%, or 90% of one repetition maximum (1RM). All exercises were performed with maximum repetitions. Expiration and heart rate were monitored continuously throughout the exercise sessions and for 120 min after the sessions had concluded. The exercise volume, mean heart rate, total oxygen consumption, and total energy expenditure during exercise were highest with 50% of 1RM and lowest with 90% of 1RM (P<0.05). For all three intensity levels, oxygen consumption was significantly higher throughout the 120 min following exercise than it was at rest (P<0.05). However, there were no significant differences in the total EPOC between the three levels. The results of this study suggest that exercise intensity and volume may not have a significant effect on EPOC in resistance exercise with maximum repetition.

  • Steven Ross, Paul Comfort, John McMahon
    Strength and Conditioning Journal Japan
    2025年 32 巻 2 号 77-81
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/03/01
    ジャーナル 認証あり

    グッドモーニングは、ポステリアチェーン(ハムストリングス、殿筋群、脊柱起立筋群、下腿複合体)の筋力増大と筋肥大に利用できるバーベルエクササイズである。僧帽筋上部でバーベルを担いで、ヒップヒンジの動作を行なうこのエクササイズは、ルーマニアン

    デッドリフト
    などの一般的なポステリアチェーンエクササイズの代替エクササイズとなる。グッドモーニングは、握力が低いまたは上肢を損傷しているために、クリーングリップやオルタネイトグリップを利用できないアスリートに特に役立つと考えられる。本稿では、エクササイズテクニックを説明し、このエクササイズを実施する根拠とトレーニングにおける実施原則について論じる。

  • 森井 秀樹, 浅見 俊雄
    日本体育学会大会号
    2002年 53 巻
    発行日: 2002/08/30
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 体力科学
    2019年 68 巻 3 号 231-235
    発行日: 2019/06/01
    公開日: 2019/05/18
    ジャーナル オープンアクセス
  • 石井 直方
    大学体育
    1998年 25 巻 2 号 40-44
    発行日: 1998/12/15
    公開日: 2017/07/03
    ジャーナル フリー
  • Frank J. Nugent, Eamonn P. Flanagan, Fiona Wilson, Giles D. Warrington
    Strength and Conditioning Journal Japan
    2024年 31 巻 8 号 48-63
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/10/01
    ジャーナル フリー

    ストレングス&コンディショニング(S&C)は、ボート選手のパフォーマンス向上と傷害低減に不可欠な要素である。しかし、ボート選手向けの適切なS&Cプログラムの実践に関する情報は乏しい。そこで本稿では、ボート競技のバイオメカニクス、生理学、および傷害疫学に関する先行研究のレビューを踏まえ、エビデンスに基づいたニーズ分析を示す。またその上で、ボート選手を対象としたS&Cプログラムの実施に関する実践的な留意点とガイドラインを提示する。

  • 大学入学時から2021 年東京オリンピックの期間を対象として
    千葉 佳裕, 佐藤 拳太郎, 吉本 隆哉, 山中 亮, 高井 洋平
    スポーツパフォーマンス研究
    2024年 16 巻 121-134
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/05/28
    ジャーナル フリー
    本研究は,世界選手権およびオリンピックで男子4 × 400 m リレーの日本代表に選出された佐藤拳太郎選手を対象に,大学入学時から2021 年に開催された東京オリンピック出場までに行ってきたトレーニングと記録の変遷をまとめ,次世代の選手および指導者がトレーニングを計画するための基礎資料を提示することを目的とした.佐藤選手は,高校時から400 m 走を専門とする選手であり,レース全体にわたって走速度を維持するタイプであった.大学入学後は,前半から積極的に走速度を獲得するとともに,後半まで走速度を維持できる取り組みを中心に実施し,2015 年度に45.58 秒を記録した.それ以降,日本代表として世界選手権に出場するようになり,より前半から積極的な走速度の獲得がみられるようになった.しかしながら,後半に大きな失速がみられ,低調な記録が続いた.そのようなことから,2021 年度に400 m 走の前半で高い走速度を獲得・維持しつつも休息のイメージを持つレース展開に変容することで,記録更新の兆しがみられ,東京五輪出場を果たすことができた.そこで本研究では,2021 年度までの取り組みと記録との関連をまとめることで,今後の記録更新の糸口を探ることとした
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