GRPのハンド
レイアップ
法について, 成形作業者の技能の評価基準を検討した。
熟練者 (A
1) と未経験者 (A
2) の成形した試験板を引張りおよび曲げ特性で比較した結果, 技能の評価は, これらのデータの大きさによっては決められず, 設計厚さの達成度と厚さ, ガラス含量, 空洞率および力学的性質の標準偏差で決めるべきであることがわかった。
さらにこの技能を, 成形温度15, 23および30℃で検討したが, 厚さの設計値からの偏差は, A
1よりA
2のほうが大きく, 標準偏差もA1よりA2のほうが大きかった。
ガラス補強材の成形中における流れは, 低温時よりも高温時のほうが大きかった。
室温, 水中浸漬, 加熱など4種の硬化条件を力学的性質によって比較した。
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