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クエリ検索: "中性紙"
486件中 1-20の結果を表示しています
  • 中性紙
    技術 調査チーム
    紙パ技協誌
    2012年 66 巻 4 号 367-380
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/04/01
    ジャーナル フリー
    近年では,印刷用紙のほとんどが中性から弱塩基性で製造される
    中性紙
    となっており,酸性紙を探す方が難しくなりつつある。更には,毎朝目を通す新聞用紙でさえ
    中性紙
    化が進んでいる。1980年代は世界的に図書館での書籍の劣化が世間の注目を集め,日本においても印刷用紙は劣化の原因物質である硫酸根を最小限とする,保存性に優れた
    中性紙
    化への転換が望まれた時期でもあった。
    日本国内においても,既に特殊紙分野では中性抄紙は行われていたが,大量に生産される一般印刷用紙では中性抄紙化はまだ黎明期にあった。三菱製紙株式会社は
    中性紙
    を市場で最も早く開発した訳ではないが,取り組みを開始してから比較的早く,中川工場での上質紙に続き,八戸工場の塗工紙においても,工場全体での
    中性紙
    転換を果たすことができた。また,欧米とは目的を異にして,抄紙工程の中性抄紙化と,塗工工程の
    中性紙
    化を同時並行で進めてきた。
    中性紙
    への現場試験開始から約30年,
    中性紙
    転換から20年以上経過した事から,本報告では技術の継承・保存を目的に塗工紙をメインとした八戸工場における
    中性紙
    の開発について,前編・後編の2回に分けて当時の背景と技術の流れを纏めた。
  • 中性紙
    技術 調査チーム
    紙パ技協誌
    2012年 66 巻 3 号 271-279
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/03/01
    ジャーナル フリー
    近年では,印刷用紙のほとんどが中性から弱塩基性で製造される
    中性紙
    となっており,酸性紙を探す方が難しくなりつつある。更には,毎朝目を通す新聞用紙でさえ
    中性紙
    化が進んでいる。1980年代は世界的に図書館での書籍の劣化が世間の注目を集め,日本においても印刷用紙は劣化の原因物質である硫酸根を最小限とする,保存性に優れた
    中性紙
    化への転換が望まれた時期でもあった。
    日本国内においても,既に特殊紙分野では中性抄紙は行われていたが,大量に生産される一般印刷用紙では中性抄紙化はまだ黎明期にあった。三菱製紙株式会社は
    中性紙
    を市場で最も早く開発した訳ではないが,取り組みを開始してから比較的早く,中川工場での上質紙に続き,八戸工場の塗工紙においても,工場全体での
    中性紙
    転換を果たすことができた。また,欧米とは目的を異にして,抄紙工程の中性抄紙化と,塗工工程の
    中性紙
    化を同時並行で進めてきた。
    中性紙
    への現場試験開始から約30年,
    中性紙
    転換から20年以上経過した事から,本報告では技術の継承・保存を目的に塗工紙をメインとした八戸工場における
    中性紙
    の開発について,前編・後編の2回に分けて当時の背景と技術の流れを纏めた。
  • 鈴木 次男
    精密工学会誌
    1992年 58 巻 1 号 57-60
    発行日: 1992/01/05
    公開日: 2009/10/08
    ジャーナル フリー
  • 津野 誠一, 佐藤 勤, 小林 耕作
    日本印刷学会論文集
    1985年 22 巻 3 号 143-147
    発行日: 1985/03/31
    公開日: 2010/09/27
    ジャーナル フリー
    Alkaline papers have many advantages such as higher brightness, opacity and less deterioration.
    Recently, the production of alkaline papers are increasing rapidly owing to above reasons.
    The present paper especially focuses on printability, and describes the difference of physical properties between alkaline and acid papers in reference to printability test results.
    Alkaline papers are found to have basically good runability and printability.
  • 青山 宗隆
    紙パ技協誌
    2003年 57 巻 1 号 121-125,024
    発行日: 2003/01/01
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
    大昭和製紙 (株) 白老工場は, 平成12年6月に軽質炭酸カルシウム (軽カル) の製造設備を完工し, 順調に稼動している。当工場は, 新聞用紙, ライナーを除くほとんどの洋紙を酸性紙から
    中性紙
    に転換することを計面し,
    中性紙
    を製造するために不可欠な填料である軽カルの製造設備を工場内に建設することとなった。このため, 平成11年夏に軽カル製造メーカーのスペシャリティーミネラルズFMT (株)(SMF社) と製造, 販売に係わる協定を取り交わし, 完工に及んでいる。
    SMF社の親会社である米国のスペシャリティーミネラルズ社は, 海外に55のオンサイト工場を有する世界最大の軽カルメーカーであり, 軽カル生産量は年間210万トンに達していて, 高品質の軽カルを供給していることでよく知られている。
    中性紙
    は一般的に保存時の劣化が少ない, 白色度・不透明度が高い, 印刷適性が優れる等の利点があるが, 反面, 抄紙機系内が汚れやすくインクが滲みやすい, コストが高い等の問題点もある。そのため, 白老工場では情報用紙や特殊用途の上質紙のみの適用にとどまっていたが,
    中性紙
    抄造上の問題点も技術的に克服できる見通しがついたため, 新聞用紙以外のほとんどの洋紙を
    中性紙
    に転換することに踏み切った。今回は自家製炭カル設備の概要や炭カルの特徴などの紹介, また一般上質紙の酸性紙から
    中性紙
    への操業経験について報告する。
  • 田中伸幸, 大西 亘, 島田 要, 野田 弘之, 沓名 貴彦
    植物研究雑誌
    2022年 97 巻 6 号 340-346
    発行日: 2022/12/20
    公開日: 2022/12/20
    ジャーナル 認証あり

    一般的に海外では,植物の腊葉標本台紙やカバーに100% αセルロース紙または無酸コットン紙を使 用している.しかし,日本ではこのような安定性や保存性を重視した標本台紙を取り扱う企業はなく,無酸コットン紙を入手するには輸入するしか方法はない.従って,多くのハーバリウムが経済性などから国内で容易に入手できる木材パルプ印刷紙を用いている.また,標本台紙に適した紙をどのように選定したらよいかという指針もないのが現状である.本研究では,国内の標本台紙の標準化に向けて,現在日本国内で一般的に流通している洋紙の中から保存性を最重要視した上で,収納性,経済性と標本台紙として適する性質を考慮し,実験的に腊葉標本台紙に最適な紙を選定することを試みた.その結果,Mr.A-F オフホワイトが,木材パルプ印刷紙であるものの,海外の台紙に匹敵する保存性を有するほか,標本台紙として適した性質をほぼ満たした紙であることがわかった.

  • 武田 和子, 三木田 敦, 山崎 晃, 佐藤 哲夫, 西尾 馨, 熊坂 徹夫, 下野 和久, 田中 宏一
    紙パ技協誌
    1996年 50 巻 6 号 906-914
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    たばこ用巻紙には, 光学特性の向上や通気性保持を目的として, 主に軽質炭酸カルシウムが填料として使用されている。近年種々のカルシウムが開発されたことに着目し, 炭酸カルシウムが, 従来の使用目的に限らない巻紙の諸機能を調節するツールになり得るかの資料を得るため, 本試験を行った。すなわち, 結晶形状の異なる4種類の炭酸カルシウム (カルサイト型の紡錘体, 立方体, 針状絡合体およびアラゴナイト型柱状体) を単粒子径0.05~3.0μmの範囲で合成し, これらを巻紙に配合して, 結晶形状および単粒子径が巻紙の物性と紙層構造に及ぼす影響を調査した。さらに, シガレットの燃焼性や煙成分量と密接に関係する巻紙の通気度および巻紙を通しての低分子量ガス成分の拡散流出と紙層構造との関連を検討した。その結果, 立方体炭酸カルシウムを配合した巻紙は, 密度が高く通気度が低かった。伸びは, いずれの結晶形状においても, 単粒子径の増加に伴って増加した。巻紙紙層内の直径6μm以下の細孔領域では, 細孔比表面積, 細孔容積および平均細孔径は, 炭酸カルシウムの結晶形状および単粒子径の両者に依存した。いずれの結晶形状の場合も, 炭酸カルシウムの炭粒子径の増加に伴う比表面積の減少と共に, 細孔比表面積は減少し, 平均細孔径は増加した。巻紙紙層内の直径6μm以下の細孔容積の増加あるいはこの領域の平均細孔径の増加に伴い, 通気度は上昇した。未燃焼時のシガレットにおいて, 内部から巻紙を通しての低分子量ガスの拡散流出量は, 巻紙紙層内の細孔径1μm以下の領域におけるVρ/δ (細孔容積×見掛け密度/厚さ) の増加に伴い増加する傾向が認められた。
  • 上薗 勉, 臼田 誠人, 門屋 卓
    マテリアルライフ
    1990年 2 巻 1 号 52-58
    発行日: 1990/01/30
    公開日: 2011/04/19
    ジャーナル フリー
    紙に繰返し応力を与えたときの破壊寿命を求める1つの方法として、紙面方向に低エネルギー反復衝撃を加える方法を開発し、製紙原料の相違、抄紙条件、環境条件などを変えた場合の破壊寿命について検討した。
    試料の1つとして酸性紙、
    中性紙
    を選び、熱処理後の繰返し衝撃試験を行い両者の間に明確な相違が認められた。
    すなわち、同一パルプ原料の抄紙条件を種々変えて製造した紙は、パルプの処理条件、湿紙の乾燥条件によって破壊寿命は大きく変化する。また、湿度変化に対しても紙の破壊寿命は敏感に変化する。
    同一パルプ原料から製造された市販酸性紙 (pH4.7) 、
    中性紙
    (欧米ではAlkaline paperと呼ばれる) (pH7.4) について80℃、80%R.Hの条件下で処理時間を変えて求めたときの破壊寿命は、それぞれ処理時間とともに低下するが、その程度は酸性紙が
    中性紙
    より極めて大きいことが認められた。
    紙は組織敏感性の材料であるが、このような繰返し衝撃によって紙の構造がどのように変化するかに関して、光学的比散乱係数の変化を測定することによって検討を試みた。
  • 竹内 秀樹
    図書館界
    2001年 53 巻 3 号 345-354
    発行日: 2001/09/01
    公開日: 2017/05/24
    ジャーナル フリー
    我が国図書館界において資料保存への本格的な取り組みが開始されたのは,酸性紙問題が広く知られるようになった1980年代のことである。近代の抄紙技術を用いて製造された用紙は耐久性に乏しく,紙中の酸の作用により,わずか50〜100年でボロボロになってしまう。短命な酸性紙の問題を我が国で最初に紹介したのは,金谷博雄氏の『本を残す-用紙の酸性問題資料集』(1982年)とされる。この文献が刊行されてからおよそ20年を経て,資料保存問題への認識・方法論は着実に浸透しつつある。また,それを支える技術面においても数々の成果が生み出されている。しかし,全国,地域,個々の図書館,それぞれのレべルにおける組織的・体系的な保存対策の立案・実施という観点からみれば,課題は多い。一方,1990年代以降の情報処理・通信技術のめざましい進展により,図書館においてもCD-ROM形態やインターネットを通じて頒布される電子出版物が多くの図書館で収集・提供されている。これらデジタル技術を用いて記録・頒布される資料をどのように収集・保管し,長期に保存するか,資料保存の分野においても新たな問題領域が出現している。本稿においては,1993年以降の文献をもとに,「酸性紙問題への取り組みの進展」及び「新たな問題領域への対応」という2つの観点から,我が国における資料保存対策の現状を概観してみたい。
  • 奈良岡 功
    医学図書館
    1992年 39 巻 3 号 337-338
    発行日: 1992/09/20
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
  • 臼田 誠人
    繊維学会誌
    1984年 40 巻 12 号 P684-P688
    発行日: 1984/12/10
    公開日: 2008/11/28
    ジャーナル フリー
  • 近年の製紙技術の変化
    小杉 睦裕
    粘土科学
    1986年 26 巻 1 号 56-65
    発行日: 1986/03/07
    公開日: 2011/09/20
    ジャーナル フリー
  • 辻川 茂男, 雀部 実
    鉄と鋼
    1985年 71 巻 2 号 286-286,290
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2009/06/19
    ジャーナル フリー
  • 加藤 勝
    日本画像学会誌
    2013年 52 巻 2 号 122-131
    発行日: 2013/04/10
    公開日: 2013/04/13
    ジャーナル フリー
    電子写真用記録メディアの歴史について概説する.1962年にゼロックス914が国内で発売されたことから国内の環境に適した記録メディアの開発を開始した.'60年代に酸性抄紙により商品化された後,'84年に保存性から
    中性紙
    に転換した.'80年代後半からカラー · 複写機やカラー · プリンターが市場に投入され,用紙からは画質の向上,定着ロールからの剥離性,加熱カールの発生に対応した.
    '90年代には電子写真方式のカラーPOD印刷機が発売され,即時性,可変印刷,小部数対応の印刷用途での市場開拓が進められている.POD市場に向けカラーPPC用紙では両面印字への対応技術を開発した.また定着でブリスターの発生しない塗工紙が開発された.同時期には液体トナーを利用するPOD印刷機も登場した.これは数ミクロンと薄いトナー層厚のためドットの再現性が向上してオフセット印刷に近い画質となった.
    さらに最近の機器の向上に対応したメディアに関する技術も合わせて報告する.
  • 津野 誠一
    紙パ技協誌
    1998年 52 巻 12 号 1732-1737
    発行日: 1998/12/01
    公開日: 2009/11/19
    ジャーナル フリー
    Paper Technology Committee made a survey on wet end deposit of paper machines.They sent a questionnaire, on individual papermachine basis, asking information on deposit such as its locations at machines, components of deposit, cleaning systems during operation, estimated causes of deposit, and countermeasures and their effects. The committee received answers on 60 individual papermachines.
    Most critical area is papermachine clothing such as forming fabric, wet felt, and dry fabric. Next to it are approach piping and screens. Countermeasure, while a machine is in operation, is improving washing efficiency with showers. Circulating caustic soda solution in a wet part is commonly used during downtime.
    Many papermachine operators point out that alum which is one of common chemicals is an likely cause of the deposit. They also notice that the deposit trouble originating from recycled fiber is increasing as they use more recycled fiber. Frequency of cleaning with downtime is mostly from 2 to 3 times per month. Ten papermachines do it four times a month.
    No definite difference on deposit trouble is discerned between acid and alkaline papermaking.
  • 山田 律子
    大学図書館研究
    1998年 54 巻 75-81
    発行日: 1998/12/31
    公開日: 2018/01/19
    ジャーナル オープンアクセス

    資料保存の問題が議論されるようになって久しいが,これを図書館の政策として事業を展開し,成果を上げている例は未だ非常に少ない。殊に近年図書館界は総力を挙げて電子図書館化を図らなければならない状況下にあり,資料保存の重要性は認めつつも,多くの図書館では当面の問題として取り上げるゆとりがないというのが実状である。事情は本館も全く同様であるが,今回貴重図書の整理作業の機会を捉えて西洋古刊本の修復を試みた。この事例報告と,書物修復家岡本幸治氏の,この事例についての批評を併せて報告し,図書館における資料保存事業のあり方について改めて考えてみたい。

  • 竹内 秀樹
    マテリアルライフ
    1999年 11 巻 1 号 17-20
    発行日: 1999/01/30
    公開日: 2011/04/19
    ジャーナル フリー
  • 安 達
    紙パ技協誌
    1994年 48 巻 1 号 33-35
    発行日: 1994/01/01
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
  • おもに化学的側面から
    稲葉 政満
    計測と制御
    1989年 28 巻 8 号 656-661
    発行日: 1989/08/10
    公開日: 2009/11/26
    ジャーナル フリー
  • 荒井 宏子
    日本写真学会誌
    1987年 50 巻 3 号 223-235
    発行日: 1987/06/28
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    It is about 150 years since photographic system was invented. During the period, many photographic processing systems were deviced and leave a lot of important documents. But unfortunately, many photographic images are getting deteriorate and fade because of materials, chemical processing for image stability, storage environment and much primary factors.
    The photography is one of our human valiable cultural haritage. So, we should make conservation/restoration of deteriorate images and approprite storage condition for hand it down to posterity.
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