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クエリ検索: "信念"
37,659件中 1-20の結果を表示しています
  • 実松 義昭, 楢林 好隆, 伊藤
    信念
    日本小児外科学会雑誌
    1979年 15 巻 4 号 676-
    発行日: 1979年
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 中村 紘子, 眞嶋 良全
    日本認知心理学会発表論文集
    2021年 2020 巻 PT1_15
    発行日: 2021/03/15
    公開日: 2021/03/15
    会議録・要旨集 フリー

    目的論とは,「水が存在するのは,地球で生命を生き残らせるためである」というように,自然現象が何らかの目的を持って存在するという考えである。目的論的

    信念
    は成人でもみられ (Kelemen & Rosset, 2009), 自然科学者であっても認知負荷がかかると目的論的
    信念
    を正しいと判断しやすくなるなど (Kelemen et al., 2013), 対象が目的や意図を持つという目的論的
    信念
    は直観的であり, 人のデフォルトの説明機序である可能性が指摘されている。本研究では日本人参加者を対象に,目的論的
    信念
    と認知的直観性・熟慮性との関係を検討した。その結果,認知負荷のある状態では目的論的
    信念
    を正しいと判断しやすく, また,認知的熟慮性は目的論的
    信念
    と負の傾向に関係にあることが明らかとなった。日本人においても,自然現象を理解する際に, 直観的過程では目的論的
    信念
    に従った解釈をしやすい可能性が示された。

  • 王 賛為, 芦原 佑太, 大森 隆司, 大澤 正彦
    人工知能学会第二種研究会資料
    2024年 2024 巻 AGI-028 号 05-
    発行日: 2024/12/20
    公開日: 2024/12/20
    研究報告書・技術報告書 フリー

    誤った

    信念
    (誤
    信念
    )を持った人が自分の考えを他者に共有する際,聞き手となる他者は誤
    信念
    を指摘することが求められる場合がある.一方LLMはそのような誤
    信念
    を指摘しない傾向がある.本研究では,聞き手が話し手に誤
    信念
    が含まれる可能性を考慮する姿勢を誤
    信念
    に対するかまえとよび,
    信念
    ・願望・意図という心的状態に関するプロンプトを用いてそのかまえをLLMに与えることを提案する.実験では14件の誤
    信念
    を含む事例を用いて,①誤
    信念
    に対するかまえを与える場合,②与えない場合,③誤
    信念
    を指摘しなかったLLMに後から①と同様のプロンプトを与える場合の3条件を比較した.結果,①だけが全事例で誤
    信念
    の検出ができた.

  • *辻川 典文
    日本心理学会大会発表論文集
    2021年 85 巻 PC-084
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/30
    会議録・要旨集 フリー

    本研究では,個人の公正世界

    信念
    の程度と科学技術や自然災害に対するリスク認知,安全対策を担う機関に対する信頼との関係を検討した。公正世界
    信念
    とは,「世界は突然の不運に見舞われることのない公正で安全な場所であり,人はその人にふさわしいものを手にしている」という
    信念
    である。人はこの
    信念
    があることで,安心して生活することができるとされている。そのため公正世界
    信念
    の強さは様々な事象に対するリスク認知と関連していると考えられる。また公正世界
    信念
    は多次元であり,人は公正な世界への
    信念と不公正な世界の信念の両方の信念
    を持っていること,公正観には内在的公正世界
    信念と究極的公正世界信念
    があるとされている。オンラインリサーチ会社のモニターである20代から50代を対象とし840名が調査に回答した。調査の結果,究極的公正世界
    信念
    が高いほど,安全対策を担う諸機関への信頼は高かった。一方で,不公正世界
    信念
    (世界は公正ではない)が高い場合は,様々な事象に対するリスク認知が高くなっていた。公正世界
    信念
    は科学技術や自然災害に対する認識と強く関連していることが示された。

  • 大澤 一郎
    コンピュータ ソフトウェア
    1989年 6 巻 4 号 4_348-4_359
    発行日: 1989/10/16
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    人間と協調的な対話を行う,知的な行為者の内部の計算モデルを提案する.このモデルでは,状況に関する行為者の

    信念
    をタイプを用いて表現する.対話相手の
    信念
    および意図は,状況意味論と同様に,生態学的実在論の立場から間接分類することで状況内の事実と同様に取り扱う.そして,自己の
    信念
    に関する
    信念
    を効率良く処理するために,「自己参照型知識表現構造」を用いる.この知識表現構造では,行為者は自分自身の
    信念
    を内省(観察)することができるので,自分自身の
    信念
    に関する
    信念
    はもはや明示的に表現しない.このことにより,自分の
    信念
    に関する
    信念をも含めた信念
    の管理が容易に行える.推論は,その時に分かっている状況に関する部分情報(
    信念
    )から推論できることを漸増的に推論していき,その過程でさまざまな意図を生成する.行為者は,このようにして生成された意図に基づいて行動することで,状況に即した適切な行動をとる.また,
    信念
    管理および漸増的推論によって,状況の変化に対して柔軟で効率の良い推論を行うことができる.最後に,この枠組みを用いて対話行為を遂行することが可能なことを示す.

  • 三上 和巳, 木村 捨雄
    日本科学教育学会年会論文集
    1993年 17 巻 C122
    発行日: 1993年
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    教師の判断を規定するものとして
    信念
    (価値観)を考えている。そして, 教師の
    信念に関連の深いと考えられている教授内容信念
    と効力感の2つの側面で,
    信念
    に基づいた価値判断の対象と水準を明らかにしようと試みている。
  • 王 賛為, 芦原 佑太, 大森 隆司, 大澤 正彦
    人工知能学会第二種研究会資料
    2024年 2024 巻 AGI-027 号 233-241
    発行日: 2024/08/03
    公開日: 2024/08/08
    研究報告書・技術報告書 フリー

    大規模言語モデル(LLM)は高度な言語理解ができるが,ユーザーの誤った

    信念
    (誤
    信念
    )基づいた指示に対して訂正せずに作業しうる.本研究の目的は,誤
    信念
    を訂正しない問題を明らかにすることである.まずBDIモデルを用いたLLMエージェントが,ユーザーが誤
    信念
    を持つと想定される場合に訂正を行う指示を明確化し動作確認した.実験では14件の誤
    信念
    事例で,誤
    信念
    の訂正有無で比較した.結果,
    信念
    推定を行わない場合,ユーザーの願望に応じた提案は8件できたが,誤
    信念
    の推定と修正を含む場合は14件すべてで応えられた.以上より,ユーザーの誤
    信念
    を適切に修正しないと,ユーザーの願望に答えるのが難しいことが示唆された.

  • *佐藤 あかり, 高橋 達二, 中村 紘子
    人工知能学会全国大会論文集
    2025年 JSAI2025 巻 1Win4-11
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/07/01
    会議録・要旨集 フリー

    現代社会では,陰謀論や疑似科学といった認識論的に疑わしい

    信念
    (Empirically Suspect Beliefs: ESB) の影響が問題視されている. Acar らは,BADE (Bias Against Disconfirmatory Evidence) 課題を用いて,妄想傾向が強く
    信念
    更新が困難な者ほどCOVID-19 陰謀論を信じやすいことを示した.本研究では, BADE 課題で測定される
    信念
    更新の困難さが ESB に与える影響,および ESB の強さに対する被害妄想,科学的推論,認知的熟慮性などの関連性を調査した.その結果,実験1では科学的推論能力の低さが陰謀論・疑似科学
    信念
    を促進し,被害妄想傾向は陰謀論
    信念
    と正の関連を示した.また,認知的熟慮性の低さは疑似科学
    信念
    と関連し, BADE の証拠統合スコアは疑似科学
    信念
    と正の関連を示した.実験2では, COVID-19 陰謀論を追加して実験したところ,被害妄想が
    信念
    更新の困難さと関連していた.また,認知的熟慮性が科学的推論能力を介して COVID-19 陰謀論
    信念
    と関連していた.

  • 藤木 和巳, 木村 捨雄
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2000年 15 巻 2 号 17-22
    発行日: 2000/09/23
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究では, 現代の教師にとって重要な力量, 教師の改善力や改革力に影響を及ぼすものとして
    信念
    に着目している.特に, 実践的研究者としての教師の
    信念
    の在り方に焦点をあて, 教員養成大学の修士課程における
    信念
    の変容過程を事例調査と質問紙調査によって, 検討し, 教師の
    信念
    の変容を促進あるいは, 阻害する要因の検討を行っている.そして, 教師の
    信念
    信念
    体系に関する変容プロセスモデルを構築し, それに基づく新たな教師教育の方法論の確立とその提案を目指している.
  • *丹羽 彩奈, 金子 正弘, 乾 健太郎
    人工知能学会全国大会論文集
    2025年 JSAI2025 巻 2Win5-50
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/07/01
    会議録・要旨集 フリー

    大規模言語モデル(LLM)は高度な推論能力を示す一方、しばしば誤った回答を出力することが知られている。 本研究では、この誤推論がモデル内部に存在する偽

    信念
    (Spurious Beliefs)に起因するという仮説を提示する。 そして、モデルが推論時に使う
    信念
    の中で、正しい答えにつながる「真の
    信念
    」が優先的に参照されるように調整し、推論能力を向上させる手法を提案する。 具体的には、まず誤答と正答を導く際に参照される偽
    信念と真の信念
    を特定する。 次に、逆学習によってモデルの偽
    信念
    への参照を抑制し、真の
    信念を優先的に参照させるようモデル内部の信念
    空間を是正する。 QAタスクにおける実験では、提案手法が誤推論を抑制するとともに汎化性能を向上させることを示した。

  • *鈴木 義崇
    人工知能学会全国大会論文集
    2005年 JSAI05 巻 1E4-04
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/10/26
    会議録・要旨集 フリー
    加算的
    信念強化は信念
    修正という, エージェントの
    信念
    を合理的に変更していく方法に関する研究の変種であり, 不整合な
    信念
    に情報を付加して整合化する操作のことである. 本発表では, この操作の非単調推論を用いた応用例を示す.
  • *西尾 直也, 朝倉 暢彦, 乾 敏郎
    日本認知心理学会発表論文集
    2014年 2014 巻 O4-1-1
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/10/05
    会議録・要旨集 フリー
    心の理論による他者の心的状態を理解する過程には,心についての一般的な知識に基づくとする立場の理論説と自己の心的状態を他者に投影して他者理解を行うとする立場のシミュレーション説が提唱されている.先行研究では,他者の心的状態のうち誤
    信念
    を推測する理論説に基づくモデルが提案されているが,誤
    信念理解の発達過程や誤信念
    以外の心的状態の理解との関連やシミュレーション説が考慮されていない.そこで,本研究ではシミュレーション説に基づいた心の理論のベイジアンネットワークモデルを提案し,様々な心的状態の理解の発達過程と相互関連を検討した.その結果,他者の
    信念
    や知識を理解する心的機能の同時発達が誤
    信念
    という高次の心的機能の獲得に必要であることが示唆された.
  • *木下 忠明, 筒井 優介, 和田 一義, 井上 薫, 下村 芳樹
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2021年 2021S 巻
    発行日: 2021/03/03
    公開日: 2021/09/03
    会議録・要旨集 フリー

    対人サービスの質は提供者の知識を含む

    信念
    に大きく依存し,今後の需要拡大と質の維持,向上の両立のためには,熟練提供者が有するこれらの
    信念
    の理解と共有が不可欠である.しかし,当該
    信念
    は提供者個人の中に潜在する暗黙的な内容を含み,その共有は容易でない.本研究は,提供者の
    信念
    を形式化するツールを構築し,サービス提供者間の
    信念
    共有を支援する.そしてその有用性を,アニマルロボットセラピー事例により検証する.

  • —教師や親への信頼信念との交互作用の観点から
    酒井 厚, ローテンバーグ ケン,J., ベッツ ルーシー, 眞榮城 和美
    パーソナリティ研究
    2015年 24 巻 1 号 15-25
    発行日: 2015/07/31
    公開日: 2015/08/07
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,児童期の子どもが仲間に抱く信頼
    信念
    と学校での孤独感との関連について,教師や親への信頼
    信念
    との比較から検討することであった。また,子どもが仲間に抱く信頼
    信念と教師や親に抱く信頼信念
    との交互作用による孤独感への効果についても検討を行った。小学校3∼4年生176名を対象に,子ども用信頼
    信念
    尺度と学校での孤独感尺度から成る質問紙調査を実施した。信頼
    信念
    尺度は,確証型因子分析により,子どもが4対象(母親・父親・教師・仲間)に抱く信頼
    信念
    を3つの要素(信頼性・情緒性・正直さ)から同質に評価する構造であることが示された。階層重回帰分析の結果,子どもが仲間と教師それぞれに抱く信頼
    信念
    の交互作用項が学校での孤独感を有意に予測していた。仲間への信頼
    信念
    が低い場合に,教師への信頼
    信念
    が高い子どもが低い子どもに比べて孤独感が高いことが示され,両者への信頼のバランスと子どもの個人差の観点から論じた。
  • *池田 和浩, 佐藤 拓, 荒木 剛, 菊地 史倫
    日本認知心理学会発表論文集
    2014年 2014 巻 P2-16
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/10/05
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は、個々人の自伝的記憶の語り直しに関するポジティブな
    信念
    が、日常的なしあわせ感への認識にどのように影響するのかを明らかにした。大学生278名は語り直しに関するポジティブな
    信念
    尺度(20項目)および幸福感尺度33項目に回答した。分析の結果、語り直しの
    信念
    は、記憶を語ることによる心理的効果の認識に関する“効用感”と、語り直しを行うことへの責任感に関する“道義的
    信念
    ”の2因子から構成されることが確認された。しあわせ感については“好奇心”“些細な幸せ”“全体的満足感”の3因子に分かれた。また、語り直しの効用を高く維持することと、語り直しの道義的
    信念
    の高さは、相反的に全体的なしあわせ感に影響を与えていた。つまり、語り直さねばという語り直しへの責任感がしあわせ感を減少させると推察される。このことは語り直しの効果が、語り手のパーソナリティのなかのある種の楽観性に影響を受ける可能性を示唆する。
  • *岩橋 直人, 中村 慎也, 長井 隆行
    日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
    2009年 25 巻 2A2-01
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/12/15
    会議録・要旨集 フリー
    実世界状況における物体操作指示対話において,ロボットと人が互いの
    信念
    の一致度に応じて適切なコミュニケーションを行うための,発話生成手法を提案する.提案手法はロボットに,動作やオブジェクトの概念を表す共有
    信念
    モデルを学習させると同時に,対話者との
    信念
    の一致度を推定し表現する関数を学習させる.それぞれの概念を表す
    信念
    モデルは確率モデルで表現される.学習は,人とロボットによるオブジェクトを用いたインタラクションを通してオンラインで行われる.学習を通してロボットは,発話を対話者が正しく理解できる確率を推定することにより,対話者との共有
    信念
    の一致度に応じて単語数を増減させるなどの適応的な発話を行うことが可能となる.システムと対話者が異なる共有
    信念
    を仮定している場合でも,環境と対話者の心的状況に応じて,適切にコミュニケーションを行うことが可能となった.学習させる共有
    信念
    や誤った場合の正解の提示の有無など,様々な条件で実験を行い提案手法の有効性を評価した.
  • *大森 隆司, 奥谷 一陽
    人工知能学会全国大会論文集
    2013年 JSAI2013 巻 2F4-OS-04-4
    発行日: 2013年
    公開日: 2018/07/30
    会議録・要旨集 フリー

    インタラクション場面において,環境についての他者の認識(

    信念
    )を推定することは,円滑かつ正確なインタラクションの実現に重要な機能である.しかし
    信念
    の関わる行動決定に関しては,論理学にBDI理論がある他は,計算論につながるモデル化は多くはない. そこで本研究は,(1)
    信念
    のモデル化研究のタスクとしての追跡課題について検討し,(2)その課題での
    信念
    操作の事例としての「だまし」を実現する過程について議論していく. 他者の
    信念
    を理解すること,さらには他者の
    信念
    を操作することで相互に都合の良い円滑なインタラクションを実現することは,対人インタラクションの究極の目的でもある.本研究は,その目的に向けての1ステップと位置づけられる.

  • *鈴木 義崇
    人工知能学会全国大会論文集
    2006年 JSAI06 巻 3B1-1
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/12/07
    会議録・要旨集 フリー
    加算的
    信念強化は信念
    修正の研究の一種であり,エージェントの
    信念
    に情報を付加して整合化することができる操作である.本研究ではこの操作の出力に複数解を認めることで,法的論争の対話ゲーム木を構築できることを示す.
  • 向井 智哉, 櫻木 歩夢, 辻 鼓二郎, 柏原 光志, 橋本 祥志, 綿村 英一郎
    パーソナリティ研究
    2025年 34 巻 1 号 66-68
    発行日: 2025/06/20
    公開日: 2025/06/20
    ジャーナル フリー
    電子付録

    Previous studies have demonstrated a correlation between strong beliefs in free will and punitiveness. However, these studies have overlooked broader attitudes toward criminal justice (ACJ) and relied on scales derived from researchers’ theoretical concepts. In this context, this study explored how lay beliefs in free will (LBFW) are related to ACJ. Results from a web-based survey of 201 Japanese adults showed that support for harsher punishment was positively related to the alternative possibility factor on the LBFW scale, whereas support for criminalization, and promotion of rehabilitation, and early extension of rehabilitation were positively related to being free from constraint factors.

  • *大川 明李, 浅野 倫子
    日本心理学会大会発表論文集
    2020年 84 巻 PI-010
    発行日: 2020/09/08
    公開日: 2021/12/08
    会議録・要旨集 フリー

    Bressan, Kramer & Germani (2008) は

    信念
    を適応的な生物のシステムによって自動的に構成されるものと考え,スキーマ的処理の強固さと偶然の出来事に意味を見出す
    信念
    の強さ(有意味
    信念
    傾向)の間に関連があることを実証した。本研究ではこの結果を踏まえ,また
    信念
    との関連が示唆されている認知スタイルに着目し,既に関連が示されているスキーマと
    信念
    に認知スタイルを加え,これらの関連を特にスキーマと認知スタイル間の関係に注目して明らかにすることを目的とした。具体的な方法として,キー押しを用いた視覚的注意喚起課題によってスキーマ的処理の強固さを測定し,有意味
    信念
    傾向および認知スタイルを測定する質問紙の得点と併せて順序相関分析を行った。分析の結果,スキーマ的処理の強固さと認知スタイルには共変関係がないことが示されたが,先行研究では関連が認められたスキーマ的処理の強固さと有意味
    信念
    傾向の間に相関関係が認められなかった。考えられる原因としては日本人の有意味
    信念
    傾向が予想よりも大きく質的に異なっていたことが挙げられるため,今後の研究の展望としてはまず妥当性の高い有意味
    信念
    傾向尺度の開発を行うことなどが考えられる。

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